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何じゃ、そりゃ〜だが… どういう事かというと、まだ、生える前の親知らずの歯の細胞を採取、培養 し、骨や神経の他、肝臓の細胞に分化させることに成功したという事。世界初。 【どういう"メカニズム"でなるの?】 この成功は、産業技術総合研究所関西センター(兵庫県尼崎市)と、大阪大学 の共同チームによって、もたらされた。 この「歯」の細胞は・・・ ─────────────────────────────────── 10〜16歳の患者 → 歯列(歯の並び)の矯正治療として ↓ 未熟な歯"歯胚"の段階にある 親知らずを抜いたもの ↓ これが、旺盛に増殖し、多様な細胞に分化する 能力がある「幹細胞」に変えることが出来た。 ↓ 世界初の快挙 ─────────────────────────────────── *ただ、この親知らずの「幹細胞」から、「歯」を1本丸ごと、再生するの は、「歯」の構造が複雑なために、無理とのことである。 ─────────────────────────────────── 共同研究チームは・・・ ─────────────────────────────────── "歯胚"の「幹細胞」→ 穴がたくさん開いたセラミック製の人骨に注入 ↓ ラットの皮下に移植 ↓ 6週間後に「骨細胞」に分化している事を確認 ─────────────────────────────────── もう一つは・・・ ─────────────────────────────────── "歯胚"の「幹細胞」→ 薬物で"肝障害"の状態にしたラットの肝臓に 通じる静脈に注入 ↓ 3週間後に「肝細胞」に分化している事を確認 ─────────────────────────────────── *「神経細胞」への分化確認は、まだ試験管段階とのことだ。 ─────────────────────────────────── 研究チームが、「幹細胞化」に成功したのは、"歯胚"の中でも、何れ、象牙 質と歯髄になる「歯乳頭」と呼ばれる部分の細胞である。 今回、この研究に関わった産業技術総合研究所関西センターは、他方で、国 立循環器病センターと共同で、「骨髄幹細胞」を、心臓の毛細血管に分化させ る再生医療にも取り組んでいる。そのため、"歯胚"の幹細胞が応用可能。 大串始研究グループ長は、未来を見据え、こう語る。 ─────────────────────────────────── 受精卵を壊す倫理問題がある胚性幹細胞(ES細胞)や、成人の骨髄から採取 する幹細胞に比べ、採取が簡単で実用的。数年以内の臨床応用を考えている。 ─────────────────────────────────── 韓国で大問題になったように、胚性幹細胞(ES細胞)には、倫理問題が常に 付きまとう。それだけに、今回の研究成果が、本当に、人間に応用出来るよう になった時、日本いや世界の「再生医療」を、2歩も3歩も進める事が出来る。 **トータルが大事なんだよな・・・→ http://tinyurl.com/hzxyd
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