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ジャガイモの画期的効果とは？ これが画期的なところは、でんぷん工場の「ジャガイモ廃液」を使うこと。 つまり、"入らないもの＝ゴミ"から、健康に良いものを取り出すということ。 【"ポテトペプチド"って、何？】 我が北海道にある帯広畜産大学の福島道広助教授(栄養生化学)らのグループ が、「ジャガイモ廃液」から、画期的なことを、突き止めた。 この研究は、チョッと堅い名称だが、文部科学省の「都市エリア産学官連携 促進事業」の一環である。帯畜大の他には、十勝圏地域食品加工技術センター などが参加している。 「ジャガイモ廃液」を使った"研究"とは・・・ ─────────────────────────────────── ジャガイモには、アミノ酸の結合物質"ポテトペプチド"が含まれている。 ペプチドとは…複数のアミノ酸が結合した物質のこと。タンパク質が分解す る過程で出来る。 ─────────────────────────────────── この"研究"では・・・ ─────────────────────────────────── 大豆タンパク質から出来、「悪玉コレステロールを減らす効果」が知られて いる"大豆ペプチド"と"ポテトペプチド"を、同じネズミに、４週間ずつエサ として、与え、「血中コレステロールの変化」を調べた。 ─────────────────────────────────── ●"ポテトペプチド"を投与した群 ─────────────────────────────────── "大豆ペプチド"を与えた群に比べて、「悪玉コレステロールの量が約１割 少なかった」。その上、「善玉コレステロールの量は約２割多く」「中性 脂肪は約３割少なかった」。 ─────────────────────────────────── 「悪玉コレステロール」＝ 動脈硬化や、血栓症の原因 「善玉コレステロール」＝ 悪玉を、血管から取り除く作用アリ 貴方もご存じのように、"大豆ペプチド"は、既に、機能性健康食品として使 われている。だが、今回の研究によって、"ポテトペプチド"は、これを上回る 効果が確認出来た訳である。 更に、「ジャガイモ廃液」を使うことにより、無駄なく、環境にも優しい食 品の開発が可能である。これは、大きな利点だ。 今後・・・ "ポテトペプチド"を使用した機能性健康食品や飲料水などの商品化に期待！ ＊＊「ポテト」と言えば・・・→ http://tinyurl.com/fzxmz
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