|
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
お探しのものが見つかりませんか? Googleで検索して見て下さい。
|
"安全性"が評価されないまま進む未確認物質 聞いたことはあるが、あまり良く分からなかった…。そんな物質「ナノ」。 本当に、この新しい物質は、「安全」なのだろうか?知らない内にどんどん…。 【「ナノ」の早急な安全評価を!】 「ナノ物質」は、1万分の1ミリ(百ナノメートル)以下程度で、原子から、 DNAぐらいの大きさを持つ。材質は、金属や、炭素など色々で、形状も粒子、 管状など、実に、多岐に渡る。 何故、こんなに拡がったか?・・・ アメリカが、2000年初め、「ナノテクノロジー(超微細技術)の推進」を、 国家戦略として、打ち出したのを機に、一気に、関心が高まったという経緯が ある。 今後の試算として・・・ 2010年の市場規模が、「約27兆円にもなる」というものすらある。 ただ、「ナノ物質」の生体や、生態系への悪影響について、世界的に、懸念 が拡がっている。2005(平成17)年12月に開催された経済協力開発機構 (OECD)の会合でも、リスク評価を進めることが、決まった。 現在、使われているモノとして・・・ IT製品では、「集積回路の超小型化」や、「パソコン画面を薄くする」な どに、使われ、化粧品では、「皮膚への浸透力を高める」などの目的で、利用 されている。 その他にも、「スポーツ用品の強度」を高めたり、「薬を包んで、ガンなど の病巣を狙って、運んだりする」など、非常に、多くの分野、用途で、有力視 されている物質(材料)である。 一方で・・・ 動物に吸収させると、複数の臓器や中枢神経系で検出されるといった悪影響 の可能性を示す結果も、報告されている。そのため、「安全性」は未知数。 健康への影響も、良く分かっていない上、分析の仕方も定まっていないため、 早急に、対応する必要があると、指摘されていた。 これらの"危険性"を受けて・・・ 厚労省は、研究班で、「評価手法を開発」、動物実験などで、「体内への吸 収状況」や「病原性」を、3年計画で、検証することに、着手した。 具体的に、研究班では・・・ ─────────────────────────────────── ●体内に蓄積した場合の計測法の開発 ●有害性の評価手法の開発 ●肺、腸、皮膚からの吸収性、体外への排出状況を調べる。 ●脳や胎児への移行 ●製品の製造や使用の際に、「ナノ物質」にされされる危険性を調べる。 ─────────────────────────────────── *経産省でも、本年度から、同様の研究を本格化させている。 ─────────────────────────────────── 考えてみれば・・・ 30年以上経って、漸く、健康に対して、極めて危険な物質とされた「アス ベスト(石綿)」も、"微細物質"であった。 「アスベスト(石綿)」も、当時は"夢の物質"とされ、「ナノ物質」同様、さま ざまな分野、用途で、使われてしまった。『安全性』に関する検証は、ほとん どされないままに…。 結局・・・ その恐ろしさは「多くの人体」を持って、証明する結果となってしまった…。 **アスベストの二の舞に・・・→ http://tinyurl.com/pb2pm
|
|||||||||
Copyright (C) Unlimit Corporation. All Rights Reserved. |