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「高齢社会」を嘆くな!! 私は、最近、「歳」を取らせてもらっていると、考えるようにしている。そ うすると、何となく「歳」というものが、愛おしく大切なものに思えてくる。 【日本は"日本の道"を歩め!】 ところで、貴方は、「高齢社会」の定義がどういうものか、分かります? 内閣府によると・・・ 一般的に、65歳以上の人口が、全体の7%を超えると「高齢化社会」、 14%を超えると「高齢社会」と呼ぶそうです。 我が日本国を振り返ってみると・・・ 今から、36年前、大阪万博が開催された1970(昭和45)年には、既に 7%の「高齢化社会」を迎え、12年前の1994(平成6)年には、14%の 「高齢社会」になっている。これは、世界的に見ても、異例のハイペース。 先頃、発表された「2006年版高齢社会白書」によると・・・ ─────────────────────────────────── 2005年(平成17)年の「65歳以上の高齢者人口」は、 ─────────────────────────────────── ●前年より、72万人増の2560万人(10月1日現在)= 過去最高 ●総人口に占める割合(高齢化率)=20.04%(前年より0.54%↑) ─────────────────────────────────── *20%を超えたのは、初めてであった。将来の推計では、2015 (平成27)年には、26.0%に達するとされていて、4人に1人が、 65歳以上の「超高齢社会」を迎えると、されている。 ─────────────────────────────────── ●2005年65歳以上の労働人口=504万人(全体7.6%、前年比0.2%↑) ─────────────────────────────────── *前年の白書では、2015年に11.0%に増加すると推計していたが、 今回は、9.6%に下方修正。 ─────────────────────────────────── ●65〜69歳の仕事に就いていない 男性 41.6% 女性25.6% が、それぞれ「働くこと」を希望している。 ─────────────────────────────────── *確かに、若年層の雇用環境の悪化も問題だが、一層の「高齢社会」を 迎えるにあたって、"生き甲斐"を見つけるためにも、この年齢の人達の 就職に対して、もっと本腰を入れて、取り組まなければならない。 ─────────────────────────────────── また、内閣府が、昨年実施した世論調査で、高齢者について、「65歳以上 より高い年齢にすべきだ」との回答が、44%にも上った。これらに対して、 「画一的な高齢者観の見直しが必要」と、提言している。 確かに・・・ 私も、それは実感している。今の感覚で言うと、「年齢×0.8」くらい。 もちろん、個人差はあるが、20〜30年前の感覚よりは、はるかに若い。 この公式に当てはめると・・・ ─────────────────────────────────── 例えば、65歳だと、65×0.8=52歳くらいである。 70歳だと、70×0.8=56歳くらいである。 ─────────────────────────────────── この歳だと、やっぱり充分に、働けるし、その気力があって当然となる。 「あなたの感覚は、こんな感じでしょうか?」 このように考えると・・・ 「年金支給開始年齢の引き上げ」は、現状で、仕方がないと思う。けれど、 その代わりになるものが必要だ。それは、企業における「定年年齢の引き上げ」 と「新たな就職先の開拓」。 政府には、年金より、こちらの方を、優先に考えて欲しい。正直、これから の時代は、年金に頼る時代ではない。自分が頼りにされているという実感しな がら、働いて、自活し、生き生きと、心穏やかに、過ごす時代である。 そのための「高齢社会の指針」を、日本は、世界に先駆けて、構築していく べきであると思う。折角、"世界的に見ても、異例のハイペース"なのだから、 「高度経済成長」で、世界を驚愕させたように、この分野でも、良い意味で、 日本らしさ、未来性を示し、再び、世界を驚かすという気概を持って欲しい。 チョッと、"他のメルマガ"っぽくなりましたが、許して下さいm(_ _)m。 **どんな形で・・・→ http://tinyurl.com/mmjsa
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