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被害が拡大するのは… マスコミにあまり報道されなくなったから、被害が減った訳ではない。最近 は、マスコミの報道量と、危機感がリンクしているような印象を受ける。but… 【検査が"3時間"でOK】 "アスベスト規制"が遅れた日本は、それが原因とされる「中皮腫」の患者数、 死亡数とも、増加して行き、2025年に、ピークを迎えるとされています。 今後40年間で、予想される死亡者数が、何と、10万3千人にもなります。 *中皮腫とアスベストの詳細はコチラ http://www.unlimit517.co.jp/ana135.htm この状況を鑑み・・・ 試薬開発の免疫生物研究所(群馬)は、アスベスト(石綿)吸引などが、原因で 起こる「中皮腫」のがん細胞などから、血液中に、分泌されるタンパク質の量 を、"約3時間"で、測定出来る研究用キットの販売を、始めている。 これは、「中皮腫の進行状況につながるキット」である。 ─────────────────────────────────── ●名称:Human N-ERC/Mesothelin 測定キット‐IBL ●価格:120,000 円(1キット、税別) ●開発・販売元:免疫生物研究所 *詳細は → http://tinyurl.com/la5m9(PDFファイル1ページ) ─────────────────────────────────── このタンパク質は、「ERCメソテリン」と呼ばれ、同研究所は、順天堂大 (東京)と、共同研究している。 同研究所と順天堂大は、昨年、「メソテリン」とだけくっつく抗体を開発し、 肺組織などの細胞から、「メソテリン分泌の有無を判定するキット」を発売。 今回、開発したのは・・・ この抗体を基に、「酵素免疫測定法」という方法で、血液中の「メソテリン」 の分泌量を、短時間で、測定するキット。 この方法では、染色した"抗体の色の変化"に応じて、「メソテリン」の分泌 量が、分かる仕組みに、なっている。 「メソテリン」は、通常の中皮細胞からも、分泌されるが、「中皮腫」の がん細胞からは、"多量に分泌される"と、見られている。 よって、このキットを使い・・・ 「中皮腫」の進行状況を、早期に、把握する診断薬開発への活用の他、検査 を受ける人に、負担を掛けない「中皮腫検査法」の開発などが、期待される。 一方・・・ 今年の6月26日、日本イーライリリー(神戸市)は、中皮腫の治療薬「ペメ トレキセド(一般名:アリムタ)」の製造販売承認を、厚労省に申請している。 「ペメトレキセド」は、がん細胞が生存するのに、必要な酵素の働きを抑え、 肺を包む胸膜の表面に出来るガンである『悪性胸膜中皮腫』を、治療する。 他の抗がん剤との併用で、効果を発揮するとされている。その他にも、 中皮腫患者に見られる胸の痛みや呼吸困難などの症状も、大きく改善される。 既に、70ヵ国以上で、承認済みとのことである。 何れにしても・・・ 日本の「アスベスト対策」が、欧米に比べて、大幅に遅れているのは、確か である。これから、増えていく患者のためにも、迅速に、最良の「検査方法」 や「治療方法」を、確立して行かなければならない。 **えっ!?"コレ"も・・・→ http://tinyurl.com/zx359
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