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生活習慣以外にも、こんな原因が 日々、医学は進歩している。こういう発見は、我々に、希望を与えると同時 に、科学者達のたゆまぬ努力を感じさせる。我々も、毎日の健康には留意する。 【"塩基配列"が1つ違うだけ】 "塩基配列が一つ違うだけ"で、「心筋梗塞」が、約1.5倍発症しやすくな る遺伝子を、理化学研究所の田中敏博チームリーダーらが、発見した。 田中さんらは・・・ これまで、「心筋梗塞」に関連する遺伝子を2つ見つけており、今回で3つ 目である。3つ全てが、危険性を高める方である場合には、約3.5倍も、 発症しやすくなるということだ。 同じ遺伝子でも、人によって、その塩基配列が、わずかに違う「多型」と、 呼ばれる部分がある。田中さんらは、「心筋梗塞」に、血管の炎症が関与して いることに、注目。 炎症に関わる「プロテアソーム」というタンパク質を作る遺伝子の「多型」 を、調べた。 研究は、大阪大病院の協力で・・・ ─────────────────────────────────── ●「心筋梗塞」の患者約2600人と健常者約2900人を比べると、 ─────────────────────────────────── 「プロテアソーム」の一部をなすタンパク質を作る「PSMA6」という 遺伝子で、特定の塩基配列が違う人が、 ・患者には、約12% ・健常者には、約9% *発症比率を計算すると、 この「多型」を持つ人は、約1.5倍危険性が高いとの結果が出た。 ─────────────────────────────────── 配列が違うと、「PSMA6」の作るタンパク質が増え、それが引き金にな って、炎症を促進する物質も増加、「心筋梗塞」が、発症しやすくなると、 見られている。 田中さんを、この発見から・・・ ─────────────────────────────────── 「遺伝子診断で、"危険型"と分かれば、生活習慣を見直して、 病気の予防に、つなげることが出来る」と、希望を持ち、話している。 ─────────────────────────────────── 「心筋梗塞」というのは、生活習慣に加えて、仕事や人間関係などの「スト レス」が、引き金になるとも、言われている。 それでは・・・ 「ストレス」が増えることによって、危険因子「PSMA6」は増えるのか? 田中チームリーダーらには、この辺の相関関係も、調べて欲しい。 **三大死亡原因である理由は・・・→ http://tinyurl.com/j2s3b
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