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鳥インフルエンザとねばねば納豆による成果 マスコミが話題にしないからといって、その病気がなくなった訳ではない。 しかし、時に、人は報道の多い少ないで、事象を判断してしまう。錯覚が恐い。 ─────────────────────────────────── *鳥インフルエンザ関連記事1 http://www.unlimit517.co.jp/medi67.htm *鳥インフルエンザ関連記事2 http://www.unlimit517.co.jp/medi64.htm *鳥インフルエンザ関連記事3 http://www.unlimit517.co.jp/ana31.htm *鳥インフルエンザ関連記事4 http://www.unlimit517.co.jp/ana132.htm ─────────────────────────────────── 【"ハード面"でも貢献可能】 ずっと変わらずに、ヒトへの感染が懸念されている高病原性のH5N1型・ 鳥インフルエンザウィルスの吸着剤を、"納豆のねばねばした物質"を、原料と して、開発することに、静岡大農学部と静岡県立大薬学部、ヤマサ醤油の共同 研究チームが、成功した。 どういう事か?というと・・・ ─────────────────────────────────── ★インフルエンザウィルスの表面には → ウニのとげのようなタンパク質 「ヘマグルチニン(HA)」 が、多数生えている。 ★「ヘマグルチニン(HA)」→のどや肺の細胞表面にある窓口のタンパク質 (受容体)に、結合する→ 「感染」に至る。 ★「ヘマグルチニン(HA)」と受容体は、「鳥型同士」「ヒト型同士」で、 対応しているため、H5N1型のヒトへの感染は、『まだ限定的』。 ↓ しかし、鳥型HAが、ヒト型HAに、変異する →"大流行"の恐れ ─────────────────────────────────── そこで・・・ ●静岡大の碓氷泰市農学部長や村田健臣助教授らは、 「受容体のニセモノ」を作り、ウィルスを吸着させて、感染を防ぐ。 ということを、発想。 ●受容体の鳥型やヒト型の決め手となる「糖鎖(鎖状に連なった糖)」に、 "納豆のねばねば"を原料とするポリグルタミン酸を結び付け、 ↓ 「吸着剤」を開発 ↓ イヌの腎臓細胞を使った感染実験で、"阻害性が高い"ことを、確認 ─────────────────────────────────── 村田助教授によると・・・ ─────────────────────────────────── 「現在、もっと強力な吸着剤を、開発中。将来、医薬品として認められれば、 スプレーやあめ玉にも、応用出来る」と、話している。 ─────────────────────────────────── その言葉を裏付けるように・・・ 今後、研究チームは、この吸着剤を、「マスク」「エアコンのフィルター」 などに、コーティングし、感染防止に、役立てる方向で、進んでいる。商品化 は、ヤマサ醤油が、乗り出す予定とのことである。 最大の利点は・・・ 納豆が原料なので、「安全性が高く、安く、大量生産出来る」という事。 "ハード面"と共に、経口薬や注射剤などの"ソフト面"の開発も期待したい。 何れにしても、今の状況では、いつ「鳥型HA」から「ヒト型HA」への変異 が起きても、おかしくない。迅速な準備が、肝要なことは、言うまでもない。 **何らかの警告なのか・・・→ http://tinyurl.com/yhbn57
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