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こんな状況だからこそ、危ない! この"発表"が、遂になされた。このメルマガの読者なら、もう目にしている ことであろう。知らない人にとっては、たいした記事では、ないかもしれない。 【"52年"ぶりの感染例】 厚労省は、昨日、京都市内の60代の男性が「狂犬病」を発症し、意識不明 の重体になっていると、発表した。男性は、8月、フィリピンで、犬に手を噛 まれて、感染。11月1日に、帰国後、発症した。 国内での人の感染例は、1954(昭和29)年を、最後になく、海外で、 感染した日本人が、帰国後、発症したのは、1970(昭和45)に、ネパール から帰った男性以来とのことである。 感染〜感染後の経緯・・・ ─────────────────────────────────── ●男性は、8月末、フィリピンの「マニラから相当離れた田舎」で、 "野良犬"に噛まれた。 ●フィリピンは、「狂犬病」の流行地域の1つで、 2004年には、248人が、死亡している。 ●男性は、11月9日から「風邪のような症状」を訴え、 ↓ 13日に「幻覚症状」+水や風邪を怖がる「狂犬病」の 特徴的な症状が、現れる。 ↓ 入 院 ↓ 国立感染症研究所の検査で、 16日「狂犬病ウィルス」検出 ─────────────────────────────────── 狂犬病は、人獣共通感染症。通常「人から人への感染」はないとされている。 感染後でも、ワクチンを接種すれば、発症を抑えることは、出来るが、男性は、 接種を受けていなかったとのことである。 感染から発症までの潜伏期間は、1〜3ヶ月程度とされ、帰国時に、自覚症 状は、なかったという。 恐いのは・・・ 前にも、このメルマガで書いたが、この「狂犬病」を発症してしまうと、 "治療法がない"のである。しかも、致死率が、100%近くにも上り、非常に 危険な疾病なのだ。長い間、発症がなかっただけに、今の日本人に「狂犬病」 に対する恐怖心は、ほとんどないだろう。 しかし・・・ 日本全国で、1200万頭以上のイヌが飼われていると、推定される中で、 法律で義務付けられている年に1度の「狂犬病ワクチン接種」が、きちんと行 われているイヌは、約4割程度しかいないと、されている。 すなわち、一度、この「狂犬病」が伝播してしまうと、防ぎようがないとい うことになる。このような状況を回避するためには、飼い主に、強制的にでも、 愛犬にワクチン接種を、させなければならないということだ。 だが、その一方で・・・ ─────────────────────────────────── *「狂犬病ワクチン」を取り巻くさまざま問題も指摘されている。 http://www.geocities.jp/mt_with_dog2003/kyokenbyo.htm *「他の径路」からも… http://www.unlimit517.co.jp/medi71.htm ─────────────────────────────────── この「狂犬病」が大事に至らないことを、くれぐれも、祈っている。 **共通しているものを考える・・・→ http://tinyurl.com/77e75
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