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貴方の家族、一緒に「食べてますか」?
年々減っている家族団らんに対して


 私は現在"独り暮らし"です。両親も亡くなってしまったので、家族団らんを
味わうことも、無くなってしまいました。独りの食事は侘びしいですよねぇ〜。


【食というより"家族"を大切に】

 政府は、昨年7月施行の食育基本法に基づく、初めての「食育白書」を、
決定した。この中で、家族揃って、食卓を囲む回数が、年々減り、毎日、夕食
を共にしているのは、何と、4世帯に1世帯になってしまった。

 「規則正しい」「バランスの取れた」「楽しい食事」など、望ましい姿の
『健全な食生活』が、失われつつあると、警鐘を鳴らしているが…。

 また・・・

 今年3月に、閣議で決定した「食育推進基本計画」に沿い、具体的な実施計
画を策定した自治体は、我が北海道を始め、11都道府県に留まっている。こ
の事から、各自治体に対して、早期に、食育推進に取り組むよう促している。

 「食育白書」によると・・・
───────────────────────────────────
 ●「毎日一緒に夕食を摂る」家族の割合

  1976(昭和51)年 36.5%

  2004(平成16)年 25.9%

  *減少の背景には、「単独世帯の増加(私みたいな)」「女性の社会進出」
   「外食の機会増大」などが、あるようである。2004年の回答として
   は、36.3%の「週2〜3回」が、一番多かった。
───────────────────────────────────
 ●「1日の野菜摂取量」

  目標が、350gなのに対して、全ての世代が達していないなど、
  "栄養の偏り"も、顕著になっている。
───────────────────────────────────
 ●「子供の不規則な食事」
───────────────────────────────────
  ・朝食欠食率(04年調査)

  全体:10.5%

  世代別:20代 27.4% 30代 20.1% 40代 12.9%

      10代後半 12.4% 

      1〜6歳 5.4% 7〜14歳 3%
───────────────────────────────────
  *朝食摂らない子供は「疲れる」「イライラする」割合が高い。
   一方、毎日、朝食を食べる子供ほど、学校のテストで、高得点を取る
   傾向があるとの調査結果が、出た。
───────────────────────────────────
 ・朝食を1人でとる孤食(05年度調査)

  小学生 20.1% 中学生 41.6%

 *内閣府食育推進室は、

 「孤食が、テレビを見ながらの食事やハシを正しく持てない子どもの増加
  など食事のマナーにも影響している」と分析している。
───────────────────────────────────

 これらの現状を踏まえて・・・

 政府の基本計画は、2010(平成22)年度までに達成すべき目標として、
───────────────────────────────────
 1.食育に関心を持っている国民の割合の増加(90%以上)

 2.朝食を欠食する国民の割合の減少(朝食を食べない子供=0%、
   20〜30代・成人男子15%以下)

 3.学校給食における地場産物を使用する割合の増加(30%以上)

 4.「食事バランスガイド」等を参考に食生活を送っている
   国民の割合の増加(60%以上)

 5.内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)を認知している
   国民の割合の増加(80%以上)

 6.食育の推進に関わるボランティアの数の増加
   (現状値の20%以上増加)

 7.教育ファームの取組がなされている市町村の割合の増加
   (60%以上)

 8.食品の安全性に関する基礎的な知識を持っている国民の割合の増加
   (60%以上)

 9.推進計画を作成・実施している都道府県及び市町村の割合
   (都道府県100%、市町村は50%以上)
───────────────────────────────────
            以上のような"9つの数値目標"を、掲げている。

 私は、現状を、こう見ている。「コンビニの全国的な普及」が、日本の食育
に大きな変化を与えた。つまり、コンビニがなければ、これほど"孤食化"が、
進むことも、なかったのだろうと、考える。

 コンビニに行けば、1年365日、24時間、飢えることなしに、お金さえ
あれば、食べることが、出来る。それなら、別に、親のペースに合わせて、
一緒に「食事をする必要もない」と考えても、当然である。

 それまでは、ある意味、自分で食事を作ることも出来ないし、面倒くさいか
ら、家族と一緒に食事を摂っていたという側面も、あるのではないか。ただ、
そうではあっても、「食事」が、"家族団らん"に果たしていた役割も大きい。

 今では・・・

 "団らん"という言葉自体も、死語になりつつある。"団らん"の意味は、
集まって、和やかに、楽しむこと。親密で、楽しい会合ということらしい。

 現在では、"家族"=ただ、同じ屋根に一緒に暮らしているだけ。"団らん"=
ただ、ウザイだけのもの。となりつつあるのではないか。私は、食育を考える
前に、もう少し、"家族"のあり方を、考えるべきだと思う。

 国が、いくら数値目標だけ掲げても、"家族"というものが空虚であったなら、
「食育」で、それらをカバーするのは、難しい。「親とは何か」「子供とは何
か」「家族とは何か」。その基本的な事を、忘れかけているのが、日本である。


   **密接な結びつきがある・・・→ http://tinyurl.com/y8u3m8

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