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医師の過労実態〜現役医師の場合 前回、「医師の過労実態」を取り上げたところ、いつもご意見を頂いている Dr.I氏からまたまた貴重なコメントが届きました。実態はまだまだ酷かった… 前回の内容はコチラ → http://www.unlimit517.co.jp/ana204.htm 【"こんなもの"じゃなかった…】 2/21の田畑さんのメルマガで、 医師の労働時間について書かれたものが、ありましたが。 田畑さんもおっしゃる通り、あれはあくまで平均の値です。 アンケートでは、医師の一ヶ月の平均時間外労働時間は、 63.2時間となっていましたが。 これには、勤務医でも、院長、副院長クラス等、 診療をほとんど行っていない医師。 部長、科長クラスで、当番をやってはいるが、少ない医師。 午前9時から午後5時までの労働を守らせなさい、って事を 厚労省に厳しく言われている研修医。 そして、開業医も入っていますから。 それで、平均63時間な訳ですから。 若手医師や、小児科医であれば、 一ヶ月の時間外労働時間が100時間というのは、 さほど珍しい事ではありません。 2/23の私のブログ内で、北海道のある小児科医の先生が、 過労死して、医者にしては珍しく労災が認定されましたが。 この医師も「時間外労働と認定」された時間が 月100時間以上だった、というだけです。 本当は、もっともっと働いているでしょう。 私のブログでも書きましたが、↓ ▼ブログ 「健康、病気なし、医者いらず」 http://kenkoubyoukinashi.blog36.fc2.com/ 宿直勤務明けも連続して、勤務する医師=96% ですが、私は今までに1000人以上の医師を見ていますが、 当直明けに勤務が休みの医者は1人もいませんでしたし。 これまでの最長連続勤務時間、平均32.3時間 ってのも、かなり少ないなって印象しかありません。 あくまで、開業医や研修医、管理職に近い医師も含めた医師の 平均だからです。 ばりばり現役で働いている勤務医の労働環境は、もっともっと 悪い、という事を知って頂ければありがたいです。 ─────────────────────────────────── 【Dr.I氏に対する拓コメント】 ─────────────────────────────────── > これには、勤務医でも、院長、副院長クラス等、 > 診療をほとんど行っていない医師。 > 部長、科長クラスで、当番をやってはいるが、少ない医師。 なるほど、確かに、考えてみれば、そうですよね。 > 若手医師や、小児科医であれば、 > 一ヶ月の時間外労働時間が100時間というのは、 > さほど珍しい事ではありません。 研修医や若手医師、小児科、産婦人科医の過酷さについては、 私も、元の同僚や医療関係者などから、色々と聞いております。 > 2/23の私のブログ内で、北海道のある小児科医の先生が、過労 > 死して、医者にしては珍しく労災が認定されましたが。 > この医師も「時間外労働と認定」された時間が月100時間以 > 上だった、というだけです。 > 本当は、もっともっと働いているでしょう。 それは、間違いないでしょうね。 それ以外のほとんどが「サービス残業」だと、思われます。 > 宿直勤務明けも連続して、勤務する医師=96% > ですが、私は今までに1000人以上の医師を見ていますが、 > 当直明けに勤務が休みの医者は1人もいませんでしたし。 ほぼ「100%」に近いと、言うことですね。 > これまでの最長連続勤務時間、平均32.3時間 > ってのも、かなり少ないなって印象しかありません。 そんな長時間勤務の中で、「適切な医療を施す」のは、 とても困難なことだし、まず、無理でしょう。 > あくまで、開業医や研修医、管理職に近い医師も含めた医師の > 平均だからです。 勤務医の年代別の数字も、出したら、大変な事になるでしょうね。 > ばりばり現役で働いている勤務医の労働環境は、もっともっと > 悪い、という事を知って頂ければありがたいです。 私が、考えていた以上に、過酷な労働環境だということを、 肝に銘じて、心に刻み込んでおきたいと、思います。 **貴方の目で確かめて・・・ http://www.unlimit517.co.jp/ib238.html
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