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ソコには"様々な情報"が刻まれている 「血液１滴、３０分」で、貴方は何をすることが出来ますか？こんな事だっ て、することが可能になるのです。「遺伝子」は分かっているようで判らない 【先ずは"イレッサ"の副作用から】 患者の「遺伝子」の個人差を、「血液１滴、３０分」で、診断出来る技術を、 開発した日本人がいる。それが、理化学研究所の林崎良英ディレクターや横浜 市立大の嶋田紘教授らである。 彼らは、この技術を、米科学誌ネイチャー・メソッズ電子版に、発表した。 これらを生かし、肺がん治療薬「イレッサ(一般名ゲフィチニブ)」の副作用の 原因となる"遺伝子変異検出キット"を、開発し、６月から、横浜市立大・先端 医科学研究センターで、臨床試験を、始める予定である。 ＊「イレッサ」の詳細は → http://www.unlimit517.co.jp/ana57.htm この新技術は・・・ 「ＳＭＡＰ法(スマップ)」と名付けられた(どっかで聞いたことが(^^)。 ─────────────────────────────────── ※「調べる遺伝子」の設定を変えることで、薬の副作用や効き目以外に、 ─────────────────────────────────── ●特定の病気へのかかりやすさ ●太りやすさ ●酒に強いかどうかなどの体質 なども診断出来る。 ─────────────────────────────────── その他にも・・・ ─────────────────────────────────── ●インフルエンザ患者の喉から、ウィルスを採取して、型を調べる。 ●災害現場で、個人を特定する。 などにも応用出来る。 ─────────────────────────────────── この方法の"利点"は、まだある・・・ ─────────────────────────────────── ●消費電力が、従来の方法に比べて、大幅に少ない。 ★将来的には、必要な機器や試薬を、カードサイズに小型化して、 携帯電話で、データを、医療センターに送るシステムも可能。 ─────────────────────────────────── ＊「ＳＭＡＰ法(スマップ)」の詳細は↓ http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2007/070219/detail.html おそらく・・・ 「ＳＭＡＰ法(スマップ)」の応用範囲は、上に挙げたくらいでは、とても 収まらないだろう。それほど、「遺伝子」には、我々が考えている以上に、 様々な情報が、詰まっているのである。 ただし・・・ それだけに、この新技術から得られた「貴重な個人情報」は、悪用される可 能性も高い。"効き過ぎる薬に、副作用が強い"のと一緒の理屈である。特に、 携帯電話でデータを送れるような段階になると、その便利さが、アダとなる。 だから、私は、この新技術の応用範囲が、拡がって欲しいと思っている反面、 それを扱う医療関係者には、"情報漏洩"にも、気を配っていただきたいと考え ている。 現在、彼らが、劣悪な労働環境にあるのは、充分に承知しているが、最低限、 守らなければならないことが、仕事上では発生する。まさに、"情報漏洩"に、 配慮するのは、現代では最低限のことだと、思われる。 どちらにしても・・・ 新しい技術や方法を、考え出すのは、ごく一部の人々かも知れないが、それ らを活用し、生かしていくのは、多くの医療関係者に委ねられている。それほ ど、崇高な仕事を、貴方達は、しているのである。 私は、叱咤激励しながらも、貴方達を、常に応援している。 ＊＊こんなに不思議なモノが・・・ http://www.unlimit517.co.jp/ib252.html
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