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ついに、ささやかな「幸福」が、私にも、やって参りました(^^)。 本当に、"ささやかな"ので、書くのも、おこがましいのですが、 TVCMにて、小泉孝太郎とベッキーが、飛び跳ねている脳天気なヤツ…。 そう!カルビーのキャンペーンで、「トートバッグ」が、当たりました!! まぁ、10万人という大人数なので、当たる確率は、高かったのですが…。 それにしても・・・ 嬉しいもんですねぇ〜。図柄も、一番カルビーらしい「エビ」のヤツです。 丁度、MYBAGもくたびれたので、今後「エビ」を連れて、買い物に行けます。 こういう"ささやかな"「幸福」が、明日への原動力ですねぇ〜(大げさか)。 ところで、いささか腹が減ってきましたねぇ〜・・・ 私の住んでいるサッポロと言えば、「ラーメン」ですよね。 郷土食とも言えるその「ラーメン」の悪口は、書きたくないのですが、 今回は、少し、その"暗部"に、焦点を、当ててみたいと、思います。 その「ラーメン」と言えば、真っ先に浮かぶのが、「ラーメン横町」。 貴方も、ご存じの通り・・・ この「ラーメン横町」は、ススキノという東京以北最大の歓楽街にあります。 ゆえに、「ラーメン横町」のお客さんは、酔客が、90%以上を、占めます。 昔は、ほとんど、道内出身の店主でしたが、最近は、道外者もいるようです。 今は・・・ 札幌駅前にある「ラーメン共和国」に、少々人気をさらわれましたが、 それでも、未だに、観光客には、絶大の人気を、誇っております。 現在では、日本のみならず、台湾や韓国からも、多く訪れる様になりました。 この「ラーメン横町」から少し離れたススキノで・・・ ある「ラーメン屋」が、開業しました。その店の売りは「無添加」。 何を「無添加」かというと、「化学調味料」を「無添加」ということ。 中華料理の影響もあり・・・ 「化学調味料」を、最近では、「うま味調味料」と言うところも増えました。 しかし、どちらにしても、中身は、「グルタミン酸ナトリウム」です。 一般的には、「味の素」などが、有名ですね。貴方も、使っていますか? そう! 今から、40年以上も前・・・ 「味の素」が、一般家庭に普及し出すと、今で言う"都市伝説"のごとくに、 「味の素(グルタミン酸ナトリウム)を摂ると、"頭が良くなる"」なんて事が、 至る所で、まことしやかに、囁かれていた(もちろん、私の母も言っていた)。 今、考えると、"副作用こそアレ"、そんな事、あり得ないことなのにねぇ〜。 何故、「化学調味料」が、普及したかというと・・・ 手間や時間をかけずに、手軽に、「ダシをとったような濃い味」が、出せる。 この特徴が、一般家庭のみならず、飲食店などでも広く普及した理由だろう。 飲食店、特に、「ラーメン屋」などでは、"時間との戦い"を、強いられる。 「化学調味料」を使えば、時間を節約出来る上、"均一の味"も、出せる。 まさに・・・ 「ラーメン屋」にとって、「化学調味料」は"打ち出の小槌"だったのである。 しかも・・・ ─────────────────────────────────── "均一の味"を出せるということに、着目すると、 ↓ もし、"チェーン展開"させようと思ったら、 そのチェーン独自の「化学調味料」を、作り、使用する。 ↓ その上、ラーメンや材料なども、フリーズドライなどを利用し、 均一のものを、提供出来れば、全国どこでも、「同じ味」が提供可能。 (実際は、同じものを使っても、作り方で、変わってくるのだが…) ↓ システムさえ確立出来れば、全国に、"チェーン展開化"が、容易になる。 ↓ 余禄(余分の所得)として、有名チェーンになると・・・ ↓ 最近、流行の「コンビニ・カップ麺化」が、実現する。 ─────────────────────────────────── よって、次のような"図式"が成り立つ。 ─────────────────────────────────── 「全国チェーンのラーメン」=「カップ麺」= "均一の味"を目指している ─────────────────────────────────── 貴方も、おそらく、"上記の図式"には、異論がないと、思う。 チョッと、話は飛んでしまったが・・・ くだんの「ラーメン店主」、当初は、勢い込んで、「無添加ラーメン」を、 毎日、作っていました。それなりに、客も、入っていたようです。 ところが・・・ ある日、噂を聞きつけ、「ラーメン○行」なる評論家が、現れました。 この男は、「ラーメンの評価」を、生業にしている男であり、 札幌を中心として、道内では、知らない人がいないほどの有名人である。 しかし・・・ 評価を巡っては、裏で、金銭などが動いているという噂も、耳に入るが…。 そうとは知らない・・・ くだんの「ラーメン店主」は、この時とばかりに、一生懸命張り切りました。 だが、この「ラーメン○行」が、最終的に、下した裁定は、 「味が薄過ぎて話にならない。修業をやり直した方が良い」との非情なもの。 この裁定が、地元誌に掲載されたことにより、客は、激減しました。 当然、この店主は、悩みます。一度は、店をたたもうとも、思いました。 けれど・・・ 彼は、もう一度だけ、「ラーメン○行」に、挑戦状を、叩き付けました。 破れかぶれになった店主が行ったのは、自分の主義「無添加」を捨てること。 今度は・・・ 山盛りになった「化学調味料」を、これでもかという程に、 自分の命とも言える「ラーメンスープ」の中に、ぶち込みました。 しかして、今回の「ラーメン○行」裁定は、如何に・・・ 「前回とは大きく異なり、味にコクが出て、最高の味わいである」 と、予想に反して、"極上の評価"を、勝ち取ったのでありました。 当然、店は賑わっていますが、今でも、店主の顔は、浮かないものです。 実は、この店だけじゃなく、ススキノのほとんどの「ラーメン屋」は、 「化学調味料」を、これでもかという程、ゴッテリ使っています。 何故なら・・・ 前出のように、ススキノでは、90%以上が"酔客"という事情が絡むのです。 大体の酔客が、"締めの一品"として、「ラーメン」を選択することでしょう。 私も、当然、"のんべい"ですから、"アルコール"をたらふく飲んでから、 「ラーメン屋」に、行くことになります。この"アルコール"が、問題です。 "アルコール"によって・・・ 麻痺させられた舌は、「淡い味」を、感じられなくなってしまいます。 必然的に、味覚は、「濃い味」を、求めることに、なってしまいます。 おそらく、自分が普段求めているより、ずっと「濃い味」を。 よって・・・ 酔客相手のススキノでは、「濃い味」しか、受け入れられないのです。 結果・・・ 「濃い味」=「化学調味料」が、店の浮沈を、握っているのです。 試しに、今度・・・ ススキノや他の「ラーメン屋」でも、作っている後ろの棚を、ご注目下さい。 これ見よがしに、"一斗缶"が、並べられているところが、あるでしょう。 その缶を、良く見ると、「協○醗酵・グルタミン酸ナトリウム」などと、 表記されています。これらは、全て「化学調味料」の残骸達です。 "一斗缶"が多ければ、多いほど・・・ その「ラーメン屋」は、より多くの「化学調味料」を使っている証拠です。 おそらく・・・ 一般の客は、分からないと思って、"一斗缶"を、置いてあるのでしょう。 今度それらを見つけたら、「バカにするなよ!」と言ってあげましょう(^^)。
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