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少し遅くなりましたが、あけまして、おめでとうございます。 ただ・・・ 最近は、「正月」と言えども、季節感が、無くなってきた気がする。 一言でいうと「始まりも、締まりも、ない」のである。 何となく、1年が始まり、1年が終わってしまう。そんな現代日本だ。 こんなダラダラした雰囲気が、人々の生活に、悪影響を及ぼさない訳がない。 しかも、「正月」から・・・ 強欲な商業主義の犠牲になって、働かされているのは、パートの人達が主だ。 こういった弱者にしわ寄せが行っている上で、成り立っているのが今の有様。 日本は・・・ 一部の特権階級だけが、富を得て、楽をする国に、成り下がってしまった。 しかも、庶民から、生活の糧である季節感も、奪い取ってしまっている。 経済を最優先させ、粋の集大成である文化を、蔑ろにする国が、現代日本。 だから、現代日本は、どこの国からも尊敬されず、蔑まれているのだ。 どうも「正月」早々、怒りが爆発してしまい、ごめんなさい(^^;)。 それはそうと、「医療関連」で、気になったニュースが・・・ 全国的に多いそうだが、北海道内でも、現在、「インフルエンザ」と、 「ノロウィルス」が原因の感染性胃腸炎の流行が、続いている。 例年に比べて、多い少ないが、何故、分かるか? それは・・・ ─────────────────────────────────── 国立感染症研究所感染症情報センター(IDSC/東京) http://idsc.nih.go.jp/index-j.html において、全国の"定点医療機関"の情報を基に「14の感染症」について、 ─────────────────────────────────── ●大流行が疑われる場合 = 警報レベル ▲4週間以内に大流行がある場合 = 注意報レベル ─────────────────────────────────── ↓ ●▲それぞれのレベルに達していることを、「保健所」に、情報提供 ↓ 警報や注意報を、発令する。 ↓ ただし、警報や注意報などの発令を、住民に、どう伝えるかは、 各保健所の判断に、委ねられている。 ↓ だから、どうしても、対応が、バラバラに、なってしまいがち。 ↓ ─────────────────────────────────── 今回も・・・ ─────────────────────────────────── 道立26保健所は、「インフルエンザ」の警報や注意報は、報道機関を通じ、 住民に知らせているが、「感染性胃腸炎」については、各保健所のHPに、 掲載しただけで、住民には、知らせていなかった。 ↓ 住民としては、どちらも、知らせて欲しかったという声も、多い。 ─────────────────────────────────── "言い分"としては・・・ ─────────────────────────────────── ■定点医療機関からの報告数が、増えているからと言って、その地域に、 蔓延しているとは、限らない。 ─────────────────────────────────── (拓コメント)でも、蔓延している可能性も、あるんですよね。 ─────────────────────────────────── ■流行期前に、注意を、喚起している。 ─────────────────────────────────── (拓コメント)人間というのは、直ぐに、忘れる動物ですからねぇ〜。 ─────────────────────────────────── *上記「14の感染症」とは? ─────────────────────────────────── 01.腸管出血性大腸菌感染症(O−157) 02.オウム病 03.つつが虫病 04.高病原性鳥インフルエンザ 05.咽頭結膜炎(プール熱) 06.感染性胃腸炎(腸炎ビブリオ、サルモネラ、病原大腸菌、 カンピロバクター、ロタウィルス、ノロウィルス) 07.手足口病 08.伝染性紅斑(リンゴ病) 09.突発性発疹 10.風疹(三日はしか) 11.ヘルパンギーナ 12.麻疹(はしか) 13.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 14.インフルエンザ ─────────────────────────────────── "言い分"が"言い分"に、なっていないことは、確かだ。 おそらく、行政としては・・・ 「インフルエンザ」と「感染性胃腸炎」を、比較して、 より影響力のある「インフルエンザ」を、優先したのでしょう。 行政というものは、面倒くさいことを、"端折る性質"が、ありますから。 "何かが出た"時点で、対策を取っても、遅くないと、判断したのでしょう。 誠に、怖ろしい体質ですが、これが、"現状"と見て、間違いはありません。 だから・・・ 行政など、当てにせず、自分から、積極的に、情報を、得る必要があります。 特に、老人が多い施設で、働いておられる方は、尚更、この姿勢が肝要です。 日本人は・・・ 御上(行政)のお達しを、待ち過ぎです。どれだけ、痛い目を、見ました? もうそろそろ、覚るべき時に、来ているのでは、ないでしょうか。 ゆえに・・・ ネットなどを、充分に活用し、「自分のための情報収集」に、励んで下さい。 それから・・・ 行政も偉そうにしている場合では、ありません。貴方達は、"公僕"です。 その意味を、充分に、理解して、せめて、給料分だけでも、働いて下さい。
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