毒舌!医療と生物をやさしく読み解く入門

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これが「パンデミック」の始まりか


 昨晩、1年ぶりに再会した友人達と"話題の海鮮バイキング"に、行きました。

 質、メニューの豊富さ、量ともに、文句の付けようが、ないほどでした。

 年度末というのが、あったのかも知れませんが、それでも、

 「平日の月曜日」だというのに、大勢のお客さんで、賑わっていました。

 そんな混雑の中で、私は・・・

 根が卑しいから、たくさん皿を、運んで来るのですよ、若い頃のように、

 ただ、箸が進みません。まるで、頭とお腹が、連動していないようです。

 45歳の現在・・・

 食い放題の海鮮バイキングより、少量でも、満足した物が、良いですなぁ〜。
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 「健康のため」というのではありませんが、
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 若い頃(30歳前まで)= 胃や腸も、ある程度、活発かつ丈夫

           = 頭とお腹が、連動している。

           = ある程度の暴飲暴食は、許容範囲となる。

           = 食い放題のバイキングでも、対応可能である。
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 ところが・・・
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 中年期を過ぎる(40歳以降)= 胃や腸は、既に、弱ってきている。

              = 頭とお腹が、著しく連動しなくなる。

              = 暴飲暴食をすると、どこかに無理がかかる。

              = 食い放題をあきらめ、少欲知足を目指す。
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 *少欲知足とは「欲を少なくして、足ることを知る」つまり、食事であれば、
  「何でもかんでも欲張らず、本当に、体の欲している物を、少量食べて、
   満足することを知る」と、置き換えられる。
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 病気じゃなくても、経年変化によって、内臓を含め、体は弱ってくるのです。

 外見を若く見せること(頭)は、決して、悪いことでは、ありませんが、

 強刺激に対して、体、特に、内臓(お腹)は、正直に反応して来るのです。

 だから・・・

 頭とお腹は、いつの間にか、連動しなくなり、不具合を、起こします。

 そのしわ寄せが、貴方の日常生活に、徐々に、影を落として行きかねません。

 前置きが、長くなってしまいました・・・

 私は、以前、貴方に「こんな記事」を、紹介しました。
 http://www.unlimit517.co.jp/ana255.htm

 そう月日は、経っていないのですが、遂に「現実」に、なってしまいました。
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 インフルエンザ治療薬「タミフル」が、"効かない"

 耐性インフルエンザウィルス(Aソ連型)が、横浜市で、計5人の患者から、

 検出されたことが、同市衛生研究所の調査で、3月28日に、分かった。
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 この5人の内訳は・・・
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 ●横浜市の同一区内で、1月28日に受診した8〜13歳の男女。

 ●内3人は、同じ小学校の児童で、残る2人は、同じ医療機関を、受診。

 ●上記の事実により、少なくとも、3人は集団感染と、見られている。
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 何れも・・・
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 「タミフル」"服用前"の検査で、耐性ウィルスが、見つかっている。
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 横浜市衛生研究所の見解
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 ■検出は、「一時的なもの」である。

 ■「局地的な流行」だった。

 ■Aソ連型の治療では、「薬の選択」に、注意が必要。

 ■別の治療薬である「リレンザ」は、有効である。

 ■「タミフル」耐性の拡大を防ぐためには、症状が改善しても、
  『5日間のタミフル服用期間中は会社や学校を休む必要』がある。
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 上の見解で、疑問があるのが、簡単に・・・

 「一時的なもの」「局地的な流行」と決め付けてしまった良いのかという点。

 発見から、わずか2ヶ月程度で、そこまでの結論を、出すのは早いだろう。

 もう少し、他の都市とも情報交換をし、慎重に、コメントすべきであろう。

 そもそも・・・

 行政機関は、ほとんど横の繋がりがなく、情報が、非常に希薄である。

 その希薄な情報を手掛かりに、結論を出そうとするから、無理があるのだ。

 それから・・・

 Aソ連型の治療では、「薬の選択」に、注意が必要と、言っておきながら、

 直ぐに、別の治療薬「リレンザ」は"有効"と、している点である。

 確かに、「こんな記事」にもあったように、現時点では、"有効"なようだ。

 けれど・・・

 「リレンザ」だって、いつ耐性を獲得するのか、分からないので、

 服用に関しては「検査を必ず行い、慎重にすべし」との注意が必要である。

 上記の見解で、唯一、評価出来たのが・・・

 『5日間のタミフル服用期間中は会社や学校を休む必要』という点である。

 "社畜"の皆々様方には、よ〜く読んで、噛み締めて、もらいたいくらいだ。

 "社畜"の方は、自分の非常識を、子供の通学にまで、押し付けないで下さい。

 そんな折りに、厚労省は、こんなモノを、作っていたのだ(ゲームだとさ)。
 http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/14.pdf

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