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〜抗ヒスタミン編 貴方は、「"霊"の存在を信じますか?」スピリチュアルCSの拓です(^^)。 この問いに関して、現代の大学生は、江原啓之氏の「オーラの泉」などから、 "約34.3%の人が信じる"という結果が、先頃の調査で、発表されました。 貴方は、どうですか? 私は、どちらかと言うと、"信じる"でしょうね。 "信じる"というより、現世以外の世界も、あって欲しいとは、思いますね。 でも、運転中の"まぼろし"は、いけませんよ・・・ ─────────────────────────────────── 今年の1月、山形県鶴岡市の国道において、直前に、「風邪薬」を服用し、 業務に就いた高速バスの運転手が、意識が朦朧、縁石にこすり、停止。 ─────────────────────────────────── 幸い事故には至らなかったが、こういう一件があったのを、覚えています? この"事例"を受けて・・・ 東北大サイクロトロン"RI"センターの田代学准教授らのグループは、 「抗ヒスタミン薬」に関する実験を始め、先頃、結果を、発表した。 ─────────────────────────────────── 実験は、20〜30代の男性14人が・・・ ─────────────────────────────────── 鎮静性抗ヒスタミン薬「d−クロルフェニラミン」or「偽薬」を、 服用約2時間後に、"運転シミュレーター"を操作。 ─────────────────────────────────── *被験者によって、飲む順番を変えたり、服用の間隔も1週間程、空けた。 ─────────────────────────────────── 結果・・・ ─────────────────────────────────── ●各人の主観による「眠気の強さ」は、ほとんど差がなかった。 ●約3分間の走行で、車線をはみ出す平均回数は、偽薬「2.6」に対して、 抗ヒスタミン薬「6.4」と、"約2.5倍"にも、達した。 ─────────────────────────────────── "脳の働き"も分析(10分間隔で撮影した"脳のPET画像"による)・・・ ─────────────────────────────────── ●抗ヒスタミン薬を服用 ↓ 「視覚野」や「頭頂葉」といった情報処理をつかさどる部位の機能を抑制 ↓ 「運転動作低下」を招く(通常、運転中は、上記機能が、活発に働く) ↓ 自動車を"蛇行運転"する頻度が、増加 ─────────────────────────────────── 私がチョッと不思議に思ったことがあった・・・ 田代准教授が所属するサイクロトロン"RI"センターの"RI"とは、 "ラジオアイソトープ"のこと。日本語では"放射性同位元素"である。 サイクロトロンとは"粒子加速装置"(PETで使うらしいが)。何のこっちゃ!? 疑問とは、そんな分野の専門家である田代准教授が、何故、この実験を? それらを解く鍵は、田代准教授らの"研究テーマ"に、存在したのである。 今回の実験で使用した「鎮静性抗ヒスタミン薬」は・・・ 現在、市販している「風邪薬」や「花粉症治療薬」に、多く含まれている。 ─────────────────────────────────── メカニズムは・・・ ─────────────────────────────────── この薬剤が、脳に届く →「ヒスタミン」が、ブロックされる。 ↓ 眠気などの鎮静作用が起きる←「ヒスタミン」の覚醒作用が、抑制される。 ↓ つまり、体の反応を鈍く(副交感神経を働かせる)して、 風邪や花粉症の症状から、少し遠ざけるのが「抗ヒスタミン薬」である。 ↓ よって、典型的な対処療法であり、何の治療にも、なっていない。 ↓ しかし、我々の脳裏には"風邪や花粉症=抗ヒスタミン薬"と刷り込まれる。 ↓ その都度、使用することによって、製薬会社、ドラッグストアは、儲かる。 ↓ [結論]「風邪や花粉症は生かすが殺さず」が"医療業界の本音"だろう。 ─────────────────────────────────── *現在、副作用の少ないと言われている「第二世代の抗ヒスタミン薬」も、 存在している。今のところは、医療機関の処方箋が必要とのことである。 しかし、いくら副作用が少ないと言っても、副作用はある。それが薬。 ─────────────────────────────────── その中で、問題視されている副作用が・・・ 服用者が、「無自覚の内に、作業能率の低下を招く」と言われているもの。 英語では、「インペアード・パフォーマンス」と、呼ばれるもので、 日本語では、主に、「気付きにくい能力ダウン」と、訳されている。 この「気付きにくい能力ダウン」というのが、田代准教授らの研究テーマだ。 だから、その実例だと思われる・・・ 鶴岡市の一件を、きっかけに、上記の実験を行い、まとめることになった。 もう一つ、この鶴岡市の記事から・・・ すんでのことで、大事故になるところを、救った人間の存在を、知った。 乗客であったその男性は、最初に異変に気付き、運転手に声を掛け続けた。 救世主になった彼の年齢は、31歳。職業は「研究員」と、記されている。 もしかすると・・・ この「研究員」は、上記の田代准教授らと関係がある人物なのではないか? もしそうだとすると、尚更、今回の実験の意味が深くなり、意義がある。 それは・・・ この様な「人間の正の連係プレー」が、鶴岡市の一件のみならず、 これから、起こるはずだっただろう悲惨な事故にも、歯止めをかけるからだ。 仮に、そうじゃなかったにしても、実験の意義は、非常に、大きいだろう。
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