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「春眠暁を覚えず」という漢詩を持ち出すまでもなく、眠たいですなぁ〜。 ところで・・・ 「春になると眠たくなる」のは、陽気のせいばかりでは、ないようですよ。 厳しい冬に、打ち勝ってきた己の体の「内なる声」とでも言いますか、 つまり、「冬の疲れのための休息」を、体が欲しているようですねぇ〜。 今日あたりから、ゴールデンウィークという方も・・・ こんな時こそ、人混みに紛れないで、「ゆっくりと家で語らう」という 過ごし方があっても、良いのじゃないですかねぇ〜。上記の理にもかなう。 そろそろ・・・ 日本人も「ゆっくりと何もせずに休日を過ごす」価値を、考えるべきです。 私は、"いつも通りのGW"です。可もなく不可もなく、通り過ぎます(^^)。 最近、寅さんだったら・・・ 「それをいっちゃぁ〜おしめぇだよぉ〜」と言われそうな事が頭をよぎる。 例えば・・・ 医者は、本当に、「患者のために」、医療に従事しているのかという命題。 確かに、例外を除いては、医者は、毎日のように、患者を診て、 医療に従事している。日夜、患者と共に、病気と闘っているのである。 しかし、反面・・・ その事によって、生計を立てている、つまり、お金をもらっている。 そういう行為を、我々は、通常、「仕事」という言葉で、呼んでいる。 こういう中で、仮に・・・ 「医療が究極に進化」し、全ての病気に打ち勝ち、この世界中から、 「患者が1人もいなくなった」としたら、医者は、どうなるだろうか? 当然・・・ 医者は、おまんまの食い上げで、自分の生活が、営めなくなるだろう。 建前では、「患者のため」としておきながら、「患者がいなくなる」と、 途端に、「自分の生活が困る」という本音が、出て来てしまう。 だから、医者だけじゃなく、医療にとって・・・ 「患者はなくてはならぬもの」であり、いくら、きれい事を言っても、 「患者が存在すること」で、生計を立てられているのは、事実なのである。 現に・・・ 勤務医がそこそこの給料で、開業医の多くが、凄く儲けているという不均衡。 何故、不均衡が起こるかというと、勤務医は、自分で、患者を選べないが、 開業医は、自分(もしくは妻)の意志で、「金になる患者を選べる」のである。 どういう事かというと・・・ 初診の時に、多くの場合は、受付や、事務長である妻の見立てによって、 その患者が、金になるか、ならないかを、判断しているのである。 もし、"金にならない"と判断したら・・・ あまり、長引かせないように、適当な診療、ほどほどの薬剤で、済ます。 その時に、必ず、次のような一言を付加「そんなに心配はいらないですよ」 次に、"金になる(金づる)"だと判断したら・・・ 先ず、「精密検査」が、必要なことを、告げるでしょうね。 その結果次第では、治療が長引くことも、この時点で、示唆するでしょう。 こんな一言を添えて、「この際だから、徹底的に、治療しましょう!」 患者は、金があるでしょうから、「全部、先生に、お任せします」 これで、後は、どんな高価な薬剤でも、検査でも、自由自在に、出来ます。 こんな"金になる(金づる)"の患者を、たくさん増やすことによって、 病院の経営は、安定し、先生も奥さんも、当然、お金持ちに、なりますね。 ゆえに、開業医は、益々増え、搾取される患者も、増えるという寸法です。 だって、おかしいでしょう・・・ 普通に、良心的に、医者をやっていたら、おそらく、儲からないですよ。 そういう医者は、なるべく、薬剤に頼らない治療を、行うでしょうし、 金にならない患者でも、放っておくことは、しないでしょう。 むしろ・・・ 金にならない患者の方を、優先的に、診てしまうかも知れません。 よって、「医者が儲かる」との概念は、"医療がビジネス化"したことの 何よりの証拠でしょう。だから、患者より、金が優先されるのです。 医療だけに限らず・・・ 全ての仕事やビジネスと名の付くものは、同じ命題を、抱えているのです。 私の従事している警備業だって、不審者がいるから、成り立っているし、 葬祭業だって、人間が死ぬという前提があるから、成り立っているんです。 この前提が・・・ 全部なくなったら、この世にあるビジネスや仕事は、成り立ちません。 けれど、現代人は、しばしば、この前提を忘れて、仕事をしています。 それで、妙に、横暴になり、自分の立ち位置が、分からなくなってしまう。 こんな命題や前提は・・・ ごく当たり前のことで、日常生活には、不必要なことなのかも知れません。 ただ、そういう"絶対命題や前提"を、ふと頭に浮かべることによって、 自分の従事しているビジネスや仕事が、客観的に、捉えられると思います。 現代社会で生きる限り・・・ ビジネスや仕事から、全く離れて、生活をすることは、不可能に近い。 私は、決して、これらを、否定している訳では、ありません。 存在価値は、充分に、ありますし、それらに従事する価値も、あります。 けれど、上記の命題や前提がある以上、医療においても・・・ 患者が、「医者を盲信する」ことは、絶対に、してはならないことです。 自分の命の最後の一滴(ひとしずく)は、必ず、自分で汲み取らなければ、 何のために、そこまで、生き長らえてきたのですかと、問いたい。 だからこそ・・・ どんな治療においても、「最後の判断」は、ご自分で、なさって下さい。 もし、自分で出来ない場合は、それ以前に、家族に意志を、告げて下さい。
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