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相変わらず、マスコミは、「バカな比較」を、しているねぇ〜ホント。 未だに、「動物などを対象」に、地震予知をしている中国に対して、 日本は、「最新の緊急地震速報システム」を、科学の粋を集めて、稼働。 その「自慢のシステム」って・・・ この前、起きた地震の時、きちんと作動しなかったのじゃなかったっけ? 意味ないじゃない、いくら、科学の粋を集めたって、実際、動かないのじゃ。 それよりも・・・ ─────────────────────────────────── ●数十万匹のヒキガエルが、一斉に、移動した。 ●クジャクが、羽を広げて、飛んだ。 ●じっとしていたカメが、活発に、動き出した。 ●ヘビが、冬眠から、目覚めた。 ●馬の異常ないななきが、聞こえた。 ●ニワトリが、飛んだ。 ●ブタが、塀を、よじ登った。 ●大量のネズミが、発生した。 ─────────────────────────────────── 以上のような人間よりも、地震の関して、ずっと敏感な動物の情報を、 集める方が、ずっと確実な予知に、なるんじゃないの?実際にはさぁ。 いつも言うように、科学の全ては、否定しないけど、どうなんだろう、 科学の進歩って、本当に、人類を、幸福にしてきたのだろうか? 最近、とみに思うよ。特に、マスコミの「科学万能」の報を、聞く度にね。 そう言えば、昨日・・・ 今、これもマスコミで話題になっている「相棒〜劇場版」を、見てきました。 内容については、詳しく書けませんが、大きくは「2つのアンチテーゼ」。 「1つのアンチテーゼ(反対命題)」= 世の中、特に、政治に対するもの。 「もう1つのアンチテーゼ」 = ある意味、自分達に対する"刃"。 もし、ご興味があれば、是非、ご覧下さい。貴方に、迫ってきますよ! 刑事ドラマに付きものなのが「司法解剖」・・・ 貴方は、「監察医制度」というのを、聞いたことが、ありますか? 「監察医」というのは、"法律"に基づき、「行政解剖」を行う医師。 "法律"というのは・・・ ─────────────────────────────────── 死体解剖保存法 第8条 ─────────────────────────────────── "特定の地域"の都道府県知事は、域内における伝染病・中毒・災害により、 死亡した疑いのある死体、死因が判明しない死体について、死因を明らかに するため監察医を置き、検案・解剖させることができる。 但し、変死体・変死の疑がある死体については、刑事訴訟法第229条の規定 によって、検視の前に検案・解剖することはできない。 ─────────────────────────────────── *"特定の地域"=東京23区内、大阪市、名古屋市、横浜市、神戸市 ─────────────────────────────────── *変死体・変死の疑がある死体(犯罪性も考えられる)については、 前記「司法解剖」案件として、刑事訴訟法第229条により規定される。 ─────────────────────────────────── 実は、「監察医制度」は、上記の"5ヵ所"にしか、存在しないのである。 「監察医(法医学の専門家)」だって、この地域に、150名くらいだけ。 それじゃ、他の地域じゃ、どうなっているんだろうって、考えますよね。 ─────────────────────────────────── 警察庁が、2004年度に発表している変死体 = 136、092体 この内、「司法解剖」された死体 = 4,969体(3.7%) 明らかに、「犯罪」によると見られる死体 = 1,528体(1.1%) 「犯罪」によるものではないかと疑われる死体 = 12,448体(9.1%) ─────────────────────────────────── *約6割もの死体が「犯罪」を疑われても、「司法解剖」されていません。 ─────────────────────────────────── 全国で、「司法解剖」に回される死体は、わずか4%程度でしかありません。 これとて、分母(136、092体)が、現場の警察官の判断により、 あやふやなものに、されているとすれば、もっと確率は、少なくなります。 「監察医制度」のない地域であれば、尚更、現場の判断が、比重を占めます。 例え、「監察医制度」がある地域でも、現在のような状況であれば、 なかなか「行政解剖」までも、手が回らないのが、実状じゃないでしょうか。 あるテレビ番組で、何百万部のヒットになった・・・ 「チーム・バチスタの栄光」を書いたあの海堂尊氏が、嘆いていました。 http://www.unlimit517.co.jp/ib356.html 彼は、現役の医師でもあり、ご自身の専門は、「病理学」だそうですね。 そのご専門も踏まえて、海堂氏は・・・ 「死亡時画像診断(Ai:Autopsy Imaging)」の早期拡大を、望んでいました。 「死亡時画像診断」とは・・・ ─────────────────────────────────── CTやMRIなどによって、撮影された「死後画像」により、死体に、 どのような"器質的変化"を生じているのかを、診断することによって、 「死亡時の病態把握」「死因の究明」などを行うシステムである。 ─────────────────────────────────── *"器質的変化"=組織や細胞が、元の形態に、戻らないような変化 ─────────────────────────────────── 海堂氏曰く・・・ 「監察医」や「解剖医」を、今すぐ、増やすよりも、経費がかからずに、 「死因の究明」や「死因の特定」に、役立てることが、出来るとしている。 また、CTやMRIなどの装置も、普及しつつある事も後押しするだろう。 もう一つの導入理由としては・・・ 日本独自の「火葬」という死体の"埋葬方法"にも、起因するものがある。 それこそ、「火葬」してしまったら、幾ら、疑わしいことが、出て来ても、 "死体に口なし(体なし)"で、既に、証拠は、残っていないのである。 出来るとすれば、「DNA鑑定」くらいしか、手がなくなっている。 その「DNA鑑定」にしても、限界があり、それ以上の究明は、無理だ。 だからこそ、「死亡時画像診断(Ai)」の導入が、不可欠なのである。 上記のような変死や犯罪に関わる死じゃなくても・・・ 病院で死亡する、いわゆる「病死」にしたって、疑わしいものが、ある。 だからこそ、全国各地で、数多くの「医療訴訟」も、起きているのである。 その際に、もし、「死亡時画像診断(Ai)」の資料が、存在すれば? より、真実が明らかにされるケースが、増えるのではないかと、思います。 けれど・・・ その真実を隠したいと思う病院や医師が、「死亡時画像診断(Ai)」に、 本当に、応じる用意があるのかは、現状では、いささか、疑問である。 また、遺族側にも・・・ もう少し、「死亡時画像診断(Ai)」の存在を、知らしめる必要もあるだろう。 知らないからこそ、死亡時画像[病理]診断に、承諾出来ない事もあるのだ。 何れにしても、これ以上・・・ 訳の分からないままで、あの世へ、旅立つ人達を、増やしてはならない。 又、犯罪者(特に殺人)にとって、この世が、「天国」であってはならない。
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