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それを証明した"DNA鑑定"とは何!? 意図的に渡された「横田めぐみさんの遺骨」日本の高い科学技術はそれを "偽物"であると覆した。そんな「DNA鑑定」とは?一体どんなものなの?? 【そもそも"DNA"って何だったっけ?】 皆さんも、中学の理科の時間や高校の生物の時に"DNA"という言葉を聞い たことがあると思います。「何?聞いた事がない」それじゃ、ここでもう一度、 説明します。 [DNAとは・・・] "デオキシリボ核酸"と呼ばれ、"二重らせん構造"を持ち、人の体を形作る細 胞全てに存在する。特に、細胞の核にある染色体上のDNAには、約30億の 塩基が並び「生命の設計図」とも言われている(皆さんも何となく聞いたことが…)。 これを踏まえて、 【"DNA鑑定"とは一体何?】 1985年(昭和60)に英国で開発された。血液や体液、髪の毛などから、 遺伝子の本体である"DNA"を抽出して、「特定の塩基配列や配列の繰り返し に個人差がある」事を利用し、個人の身元を識別する方法。 しかし、"DNA"は時間と共に破壊、細分化される。 当時の鑑定方法では、完全に近い形で"DNA"が残っている事が必要で、比 較的新しい血液などでなければ抽出出来ないなど技術的限界があった。 現在は「短鎖DNA鑑定」というものが主流となり、従来型では、個人識別 精度が、約260人に1人であったのが、この方法では、約66,000人に 1人(従来に比べて、約250倍以上)の精度まで高まった。 また、「短鎖DNA鑑定」は、従来の鑑定法に比べて抽出する"DNA"の構 造が短く、より微量でも判定が可能で、遺骨など資料が相当古く、更に焼かれ るなどして、"DNA"の構造が著しく壊されている場合でも、かなり高い確度 で、身元を識別出来るようになった。 この鑑定法を、警察庁は1996(平成8)年度から、全国の科学捜査研究所 (科捜研)に導入を始め、道警では1998(平成10)年2月から取り入れた。 国内では昨年、犯罪捜査だけで「約1,200件」行なわれた。 ただし、DNA鑑定は「親子鑑定」や「犯罪捜査」だけに使われるのではない。 例えば・・・ 1.兄弟、姉妹の判定 2.遺産の相続問題 3.離婚による養育費の問題 4.病院での取り違え問題 5.体外受精時に、本当に夫婦の精子・卵子を使用したかの確認 6.移民、帰化申請の問題解決 7.個人識別 8.離婚後300日以内に生まれた子供の戸籍改定のために etc…。 『だが実は「横田めぐみさんの遺骨」を鑑定した方法は別にあった!?』 【その鑑定は"ミトコンドリア"にあり】 今回の遺骨で問題だったのは、日本側の手に渡るまでに、大勢の第三者の手 を経て来た可能性が高い。その結果、第三者の"DNA"が交じっている事が充 分あり得るのである。 その上、第三者の垢や毛などが紛れ込んでいるかもしれない。 こういう場合は、DNAを抽出するための骨を砕く(細かく砕けば砕くほど 抽出しやすい)作業の前に、超音波などで、表面の"汚染"を徹底的に洗浄する そうである。 このDNAは、細胞核だけじゃなく、エネルギーを作る手助けをしている細 胞核の外側にある"ミトコンドリア"にも、当然存在している。 [塩基配列] ミトコンドリアDNA 約16,500個 (核DNA 約30億個) [細胞レベル] ミトコンドリアは、 一つの細胞に「200前後」存在 → その一つ一つにDNAが「5〜6個」 (総数は 1,000個以上) つまり、サイズとしては小さいが、全体のDNA数がはるかに多いため、抽 出条件が多少難しくても、核DNAに比べ、抽出出来る確率ははるかに高いの である。 もう一つの利点は、個人差が大きい「Dループ」という約500の配列の一 部だけで鑑定可能。しかも、核DNAと異なり、母親だけから伝わるため、「 母子鑑定」に役立つ。 ただ、抽出後の温度管理など非常にデリケートに扱わなければならず、高度 な技術が必要である。分析用キットなども未開発で、上記、全国の科捜研など でも簡単には鑑定出来ず、少数の研究機関に依頼しているのが現状である。 けれど、この"ミトコンドリアDNA鑑定法"という 「日々進歩する日本の科学技術が "横田めぐみさんではない"という声を聞いたのである」
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