毒舌!医療と生物をやさしく読み解く入門

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「友人」と「基礎」はカムバックするに限る


 3月9日に、「残念な事」があった。6日に1回は共にする"友人"が去る。

 "友人"と言っても、睡眠時間の少ない労働の「労を労ってくれる美酒」の事。

 それが・・・

 前回登場のセイコマ・あんちゃん2の情報によると、「終売」になるとの事。
 http://www.unlimit517.co.jp/ana305.htm

 「美酒」の名前は、長年愛し続けている『ランブルスコ』という伊産発泡酒。

 少し甘めだが、口当たりが良く、喉にシュワシュワ来る感じが堪らない二品。

 二品と記したのは、セイコマには・・・

 「ランブルスコ ロッソ(赤)」「ランブルスコ ビアンコ(白)」があるから。

 今回「終売」と聞いて、初めてネットで検索したのだが、セイコマでの値段

 通常『475円』は安過ぎる!中身が同じとすれば、殆どが1000円以上。

 この秘密を・・・

 私が以前に聞いた情報から、少し整理してみると(不確定含む)
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 1.セイコマの母体となっている「丸ヨ西尾」というのは、元々酒類卸。

 2.仕入れを担当している部長が、無類の「酒好き」。酒の種類を問わず、
   かなりの蘊蓄があるらしい。そのため、自ら現地買い付けに行くとの事。

 3.瓶や栓を見れば分かるのだが、この部分で、かなりコストダウンをして、
   価格に反映させている。栓は、普通の発泡酒の様な金属やプラスチック
   で加工された仰々しい物ではなく、ビニールの封印を剥がし、アルミ栓
   を捻れば、直ぐ飲めるタイプの物を使用している。

 4.今回「終売」になってしまうのは、この低価格がネックになったのでは。
   チリの大地震が世界的なワインや発泡酒の価格上昇を招いたので、現地
   (伊)での原材料を含めた価格交渉が、うまく行かなかったのではないか。

 5.おそらく、こういう多くの種類のアルコール類を販売している所では、
   1品目だけで利益を考えてはいないだろう。ある品目では無理しても、
   その他の品目ではそれ相応の利益を確保出来る体制を取っているはず。
   
   セイコマでは、「チリ産ワイン」もたくさん扱っており、最近は、TV
   CM等でも、盛んに宣伝していた。おそらく、「チリ産ワイン」も今の
   在庫がなくなり次第、価格が上昇する事は間違いない。そのため、利益
   逼迫品に関しては、出来るだけ早く手を打ったのではないか。
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 何れにしても・・・

 価格が落ち着き次第、私の"友人"で「労を労ってくれる美酒」の帰りを待つ。

 昨日、思い立ち、14日まで販売されている「ランブルスコ ビアンコ(白)」

 を2本購入。1本は別れを惜しみつつ昨夜愛飲。もう1本は15日の晩餐に。

 ところで・・・

 全国約5000医療機関を対象としたインフルエンザ(H1N1)の定点調査で、

 最新1週間(3/1-3/7)の新規患者数が、1医療機関当たり約0.8人になる。

 この数字は、昨年8月に流行の指標となる「1人」を超えて以来とのこと。

 安心ですか・・・

 マスコミでも、最近は「新型インフル(H1N1)」の話題、しなくなっちゃった。

 まぁ、私は殆どテレビを見ない人間になったから、少しはしているのかな?

 でも、以前より情報量が激減したのは、否めないでしょうね。話題性なし?

 こんな中で・・・

 あるコンサル会社が、今回の「インフルエンザワクチン」について、調査を。

 期間は2/8-2/10、対象は全国の24〜54歳の母親500人、媒体はネット。

 実は、私、アンケートはあまり信じていない。簡単に、情報操作出来るから。

 でもねぇ・・・

 このアンケートについては、私も、「まぁ、そんなもんだ」と思ったので。

 "基礎的な事"が分からない中で、情報だけが錯綜すると、こうなってしまう。
 http://www.unlimit517.co.jp/ana297.htm

 日本人は元々「多情報」から「真情報」を取捨選択する能力に劣ると感じる。

 インターネットが・・・

 発達して以来、情報だけは洪水のように押し寄せてくるが、「真情報」は、

 その中で、ごく僅かであるのも事実。今回の調査でも、情報の入手先として、
 
 ネットの情報サイトも46%占める。情報に振り回される実態がそこにある。

 まぁ、ともかく先へ・・・
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 厚労省では、ワクチンが発病を防ぐ効果「1〜5歳の子供=20〜30%」
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 [今回の調査]
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 ●500人の内、正しく回答したのは、全体の3%に当たる15人

 ■全体の57%は「5割以上防げる」と過大評価(285人)

 ◆全体の36%は「分からない」と回答している(180人)
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 *子供を持つお母さんなら、「ワクチン」の事についてはもう少し理解を。
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 今回の新型インフルエンザ(H1N1)は、「豚由来」ものであったと理解したか。
 http://www.unlimit517.co.jp/ana292.htm
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 ●理解していた人は59%(295人)

 ■全体の25%は「分からない」(125人)

 ◆全体の15%は「鳥由来」(75人)
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 *6割近くが、知っていたのなら、良いと思うがなぁ〜。
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 情報の入手先は?(複数回答)
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 ●テレビのニュース番組 69%(345人)

 ■インターネットの情報サイト 46%(230人)

 ◆全国紙 38%(190人)

 ◇地方紙 21%(105人)
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 *専門家の表現や考え方にも、色々あるので、1人の専門家の言うことを、
  全て鵜呑みにしない方が良い。また、専門外の無責任なコメンテーター
  の発言は、無視するに限る(テレビ関連)。
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 *先記のように、ネットの情報は、玉石混淆なので、取捨選択する能力を、
  身に付けるようにする。そのためには、最初は疑ってかかるのも必要。
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 *テレビ、全国紙、地方紙には、それぞれ広告を出してくれるスポンサーが、
  存在している。ネットでも、企業でHPを出している所には、存在する。

  これがどういう事を意味するかというと、折角、お金を出してくれている
  「スポンサー様」に対して、不利になるような放送や記事は出しにくいと
  いうことだ。ゆえに、「スポンサー様」の不利益になる情報は、いくら、
  視聴者や購読者にとっては有益な情報であっても、踏みにじられて、出て
  来ない可能性は、充分に考えられる。

  もしかすると、金(スポンサー)>視聴者等の命 という図式はあり得る。
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 この調査は・・・

 母親対象だが、普段は知ったかぶりしている父親や男性でも大差はあるまい。

 要は、基礎がない頭に、幾ら、目新しい情報を入れても意味がないという事。

 それよりか、本当に"基礎的な事"を、貴方は、その後も、続けていますか?

 インフルエンザには・・・
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 1に、「休養」(出来るだけ、自宅療養)→ 引き始めが肝心

 2に、「水分(50%の湿度が目安)」[ウィルスは湿気にも弱い]

 3に、「うがい」「手洗い」(特別な薬品に、拘る必要はない)
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 *上記の3つが基本。その他に、マスクをするのならば、「使い捨て」。
  病院に行くために、外出するなんて、却って、拗らせるようなものです。
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 特に・・・

 3番目の「うがい」「手洗い」は、インフル対策だけが目的ではありません。

 最近では、冬になると、各地で発生している"コレ"に対しても、有効かと。
 http://www.unlimit517.co.jp/medi103.htm

 これらの基礎的対策なら、継続する事で、ウィルスや病原菌のリスクを減少。

 つまり・・・

 普段の生活態度も、情報の取捨選択も、「基礎」を怠ってはならぬという事。

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