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貴方には本当に『遠近両用メガネ』が必要?


 天気によって、路面状況が著しく変わる。ここ冬の札幌。疲れますわぁ〜。

 年男なのに、今年は何故か車には付いていない。この先、年末も自重運転。
 http://www.unlimit517.co.jp/gnews244.htm

 我慢ばかりじゃ・・・

 美しさやロマンも必要ですねぇ。人間、身の丈の生活だけじゃ、息が詰まる。
 http://asa10.eiga.com/cinema/48.html

 物事にリアリティばかりを追求すると、現実の生活を忘れる事が出来ない。

 最近のものは、悪い意味で追求し過ぎたのではないでしょうか。夢も必要。

 貴方は・・・

 目は良い方ですか? 私は、中学1年生位から「近眼(近視)」傾向になった。

 それじゃ、「近眼(近視)」というのは、どういう状態のこと?分かります?

 恐らく、私も含めこういう認識の人が多い「近くは良く見えるけど遠くは…」

 具体的に言うと・・・

 「近眼(近視)」は、目における"屈折異常"の一つです。屈折率が高過ぎる為、

 「網膜(フィルム相当)」に、見ている風景を映す時、手前でそれが完結状態。

 端的に言うと「手前でピントが合っている状態」=「近眼(近視)」という事。

 それでは反対の症状・・・

 「遠視」も、目における"屈折異常"の一つ。こちらは、屈折率が低過ぎる為、
 
 「網膜(フィルム相当)」に、見ている風景を映す時、奥側でそれが完結状態。

 端的に言うと「奥側でピントが合っている状態」=「遠視」という症状です。

 それじゃ・・・

 「ぴったりピントが合っている状態」というのは、「正視」と言うそうです。

 風景は、光信号として、網膜に入り、電気信号に置き換えられ、大脳に届く。

 そして、我々は、大脳中枢で風景を風景として、捉えられるようになります。

 一つ言い忘れていました・・・

 どの症状も、目の「調節力」が働いていない状態が前提。この「調節力」は、

 近い物を見る時に、必要になってきます。5mという距離が、その目安です。

 だから、視力検査の距離は、「調節力」の必要としない5mとなっています。

「調節力」のメカニズムは・・・

 眼球やレンズの役割をする水晶体を取り巻く「眼筋」と呼ばれる筋肉により、

 司られています。「毛様体筋」「虹彩筋」は眼球の内部にあるので「内眼筋」

 「外眼筋」はその名の通りです。この3つの「眼筋」が"視力"を調節します。
 http://www.unlimit517.co.jp/url/file/411a.html

 先ず・・・
───────────────────────────────────
 「毛様体筋」は、水晶体を横から引っ張り、網膜までの焦点距離を伸ばす。

  「虹彩筋」は、瞳孔を大小させることにより、光量を調節し、明暗を司る。

  「外眼筋」は、眼球をあらゆる方向へと動かし、どこでも視る事を可能に。
───────────────────────────────────

 閑話休題・・・

 貴方は、今、「メガネ」か、「コンタクトレンズ」を、使用していますか?
 http://www.unlimit517.co.jp/ana49.htm

 私は、中学2年生位の時から、ずっと「メガネ」を使用しています。34年。

 今、フト思い起こしてみますと、「私って、本当に「近視」だったの?」

 こういう・・・

 疑問が沸々と湧いて来ております。確か、小学校6年生の時は、視力2.0。

 中学生になって、夜更かしをし、深夜放送を聴きながら、主電源は落として、

 手元のスタンドで、勉強、読書(マンガも多種類)に、数多くの時間を費やす。

 確かに・・・

 小学生の頃より 「近くを視る」頻度激増 = 「毛様体筋」使用頻度増

 よって、遠くを視た時に、ピントが合わず、呆けてしまう = 「近視」

 しかし、「近視」の中には「偽近視(仮性近視)」と呼ばれる偽物が存在する。

 これは・・・

 私の様な状態やパソコン等の画面を、近くで長時間、見続ける事により発生。

 遠くを視る事や目薬を差す事で、症状が改善される。つまり「疲れ目」状態。

 前出の毛様体筋が緊張し過ぎ、膠着、遠くに焦点が合わなくなる一時的症状。

 故に・・・

 人間の目の構造から言って、この状態が起こらない人は存在しないでしょう。

 特に、近くを視る事を、強要される現代人には、この症状と常に背中合わせ。

 「偽近視(仮性近視)」=「現代人症」と言っても、過言ではないでしょう。

 翻って・・・

 小学生高学年から中学生に掛けての私の生活を見ると、毎日毎夜、目を酷使。

 これでは、ずっと「偽近視(仮性近視)」の状態が続いている事に間違いナシ。

 よって、「偽近視(仮性近視)」を本物の「近視」と取り違えても不思議ナシ。

 当時・・・

 余り、顔に特徴を持たなかった私は「メガネを掛ければ、格好良く見える」

 等と、本気で思っていた節がある。思い出すと、自分から進んで眼科に直行。

 だが、約35年前で、眼科にあるメガネ枠は、「黒縁」しかあらず。残念。

 現在では・・・

 小学生の25%、中学生の50%程度が、「近視」という報告がされている。

 しかし、ネットに繋がる「パソコン」も登場した昨今では、私様な生活様式

 が増加した事も明らかだろう。恐らく「偽近視(仮性近視)」との取り違えも。

 人の「眼球」は・・・

 40歳の少し手前まで、成長するそうである。ということは、眼球の成長で、

 屈折率が変化する。大きくなるという事は「手前に焦点が移動してくる」事。

 この状態は「近視」。つまり、年齢を重ねると、人は「近視」傾向が強まる。

 それなら・・・

 何故、早くから「近視」になる人と、「近視」にならない人が、いるのか?

 遺伝や病的な場合を除いては、生まれた時の「遠視」の程度が、関係する。

 つまり、「遠視」の程度が強ければ強いほど、「近視」になるのが遅れる。

 例えば・・・
───────────────────────────────────
 生まれた時に → 1年に「1」ずつ「近視」に近付くとすると
───────────────────────────────────
 「遠視40」 → 「遠視0」=「正視」になるのは、40歳の時

 「遠視13」 → 「遠視0」=「正視」になるのは、13歳の時
───────────────────────────────────
  *この結果から、「遠視13」で生まれた人は、14歳以降、完全に、
   「近視」になってしまう。又、「近視」に近付く速度が早くなれば、
   それだけ、「近視」傾向の顕在化する年齢も下がるという事になる。
───────────────────────────────────

 けれど、不思議な事に・・・

 疲れ目=「偽近視(仮性近視)」を感じる割合は、「遠視」の人の方が多い。

 前出の「調節力」は、本来、近くを視る時にだけ働く。だが「遠視」の人は、

 (程度にもよる)遠くを視る時にも、「調節力」で、補正しなければならない。

 故に・・・

 「遠視」の人は、「近視」の人に比べて、「調節力」を使用する頻度が高い。

 この様な状況から、疲れ目=「偽近視(仮性近視)」を感じる割合が高くなる。

 確かに、「近視」傾向になるのが遅いかも知れないが、「遠視」の人も辛い。

 両方に共通するのが・・・

 「調節力」。これらを維持する事=「視力の衰えを防ぐ」。だが、これらも、

 20歳前後から、衰えが始まる様。そして、加齢により、水晶体の弾力性が、

 失われた40代が今の私(48歳)である。本を読む時に遠くに離す必要アリ。

 所謂・・・

 「老眼(老視)」の典型的な症状である。矯正は「凸レンズで行う」=「遠視」

 つまり、「焦点を手前に矯正する」。これからすると、「近視」の場合は、

 元々「焦点が手前過ぎる」のだから、「凹レンズ」の度を弱めてやれば良い。

 まぁ・・・

 「近視」の度の程度にもよるだろうが。でも、「近視」+「老眼(老視)」が、

 どんな場合でも『遠近両用メガネ』というのは、間違っている事には気付く。

 通常、「近視専用メガネ」より、『遠近両用メガネ』の方が、割高なはずだ。

 ここに・・・

 私は、"商売の罠が潜んでいる事"を、今回のメルマガでは、お伝えしておく。

 素人が知らない事をいいことに、『遠近両用メガネ』を売りつけるのは悪徳。

 年末年始、慌てて、『遠近両用メガネ』を買う様な貴方がいないことを望む。

 そして・・・

 「近視」は、眼球の成長が止まると、その傾向も止まる。つまり40歳手前。

 こう読み解いて行くと、人間の目は、どこかで、矯正が必要となってしまう。

 偶には、現代風景だけじゃなく、自然風景を"目の保養"にしてやって下さい。

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