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私は、プライベートをぶち壊す「ケータイ」の存在が、鬱陶しいし、大嫌い。 昔から「お前は不携帯電話だな」と言われる程、持ち歩くのも嫌。入らない。 一見・・・ 便利になったようだが、「会社」や「他人」に、自分の時間を、占領される。 無遠慮な人は、気軽に考え、電話やメールを、送信して来る。昨日もそう。 私は、スイッチを切っていたが、今朝、メールを確認。清々しい朝が台無し。 メルマガを出している・・・ 本人が、こんな事を言っては、いけないかも知れぬが、不必要なら止めてね。 貴方の気分を台無しにしてまで、送信したくはないから。その辺はよしなに。 曰く、他人から「時間を与えられている人」は、他人の時間を大切にしない。 http://www.unlimit517.co.jp/ana323.htm 遂に・・・ 始まりましたよ。こんな女、今の世の中の方が、ずっと多くなっていますよ。 http://asa10.eiga.com/2011/series2/cinema/157.html でも、こんな女に惚れる男の気持ちが良く分かるんだなぁ。私がまさにそう。 けれど、最後は疲れてしまう。ついて行けなくなる。冗談も出なくなる程に。 コレは・・・ まさに「現代のロマン」。天然のニホンウナギの「卵31個」を、発見せり。 発見した場所は、日本から約2千キロ南にある太平洋・マリアナ諸島西方沖。 発見した人物は、東大大気海洋研究所の塚本勝巳教授、北大大学院水産科学 研究院の井尻成保准教授らの研究チーム。ウナギの卵を見つけたのは世界初。 ─────────────────────────────────── *ウナギは、現在、亜種も含めて18種存在しているらしい。私が何故と、 思ったのは「淡水魚のウナギが海で産卵?」。ウナギの様に、海で産卵・ 孵化を行い、淡水に遡ってくる生活形態を「降河回遊(こうかかいゆう)」 と呼ぶそうだ。 ─────────────────────────────────── チームの軌跡(奇跡)・・・ ─────────────────────────────────── 調査開始 1970年代〜 ─────────────────────────────────── ●産卵場所を「海山附近」と推定。ウナギの内耳にある耳石の分析から、 産卵時期は「新月に一致」すると考えた。 ─────────────────────────────────── 2005(平成17)年 ─────────────────────────────────── ●孵化後2日目の仔魚(しぎょ)を採集したが、「卵」は見つからず。 ─────────────────────────────────── 2006(平成18)年2月 ─────────────────────────────────── ●東大大気海洋研究所の塚本教授らのチームが、ニホンウナギの産卵場所が、 「マリアナ海嶺のスルガ海山」附近であることを、ほぼ突き止める。 ─────────────────────────────────── 2008(平成20)年6月及び8月 ─────────────────────────────────── ●水産庁と水産総合研究センターによるチームが、船を増やし、再調査。 「塩分濃度が急激に変化する潮目」と「海山」とが交わる点を集中的に探索。 ─────────────────────────────────── 2009(平成21)年5月22日 ─────────────────────────────────── ●今回のチームが、深さ3〜4000メートルに、1000メートル以上の 海山が連なる「西マリアナ海嶺」の南端海域にて、プランクトン用の網で、 海水を濾過して、「卵」を発見(新月の2日前)。 ─────────────────────────────────── *従来説に「冬に産卵する」というものがあったが、この発見により、 現在有力「6〜7月の新月の日に一斉に産卵する」という説を裏付けた。 ─────────────────────────────────── 直径平均1.6ミリ、受精後約30時間(推定)、分布域10キロ四方限定 ─────────────────────────────────── *「卵」の他にも、同じ海域で、 産卵に来たニホンウナギ等2種の親魚計15匹も見つかっている。 ─────────────────────────────────── 「卵」は、36時間で孵化すると見られ、船上で孵化したものもアリ ─────────────────────────────────── ↓「卵」の採取場所を、詳細に調査してみると・・・ ─────────────────────────────────── ●孵化したばかりのウナギの「仔魚」は、深さ160メートル附近に集中 ●「卵」は、深さ約200メートルで誕生した後、ゆっくりと浮上(推定) ─────────────────────────────────── ↓つまり ─────────────────────────────────── ●深い海の比較的浅い部分で産卵する(深海底で産卵する説を覆す)。 ●仔魚の10メートル上には、餌になり得る植物プランクトンが豊富に。 ─────────────────────────────────── ↓調査結果=■(養殖技術の向上)に繋がる ─────────────────────────────────── ■産卵に適した条件の特定 ■仔魚の餌の開発 ─────────────────────────────────── ↓最終的な目標 ─────────────────────────────────── ◎天然ウナギの「資源管理」に生かす(生態の解明を通して) ─────────────────────────────────── この背景には・・・ ─────────────────────────────────── ◆消費されるウナギの大半は「回遊する天然の稚魚を捕まえて育てる養殖」 ◆ニホンウナギの稚魚の漁獲量は1970年代をピークに減少を続けている。 ◆現在、ニホンウナギの稚魚の漁獲量は最も多かった時の10〜20% ◆人工孵化の「卵」を使う方法も開発中。 http://www.unlimit517.co.jp/medi42.htm ─────────────────────────────────── *問題点としては、人工の受精卵から孵化した「仔魚」の成長が悪い。 その為、未だ、「即戦力」とはなり得ていない状況である。 ─────────────────────────────────── 何れにしても・・・ 広大な「現代のロマン」の一端が垣間見えたわけだ。久方振りに夢を感じる。 深遠膨大なる海底で、たった1.6ミリの「卵」を探し出し、31個を発見。 これをロマンと言わずして、何をロマンというのか。本チームの情熱に感嘆。 日本で・・・ 最初に、ウナギ(むなぎ)が登場するのは「万葉集」。1200年以上前には、 もう食されていたようだ。でも、ウナギを最初に食べた人は、勇気あるよね。 普通は、あんなグロテスクなもの、食べないでしょう。私もそうでしたもの。 私が最初に・・・ ウナギに遭遇したのは、高三の卒業旅行で、お袋と行った京都へ向かう途中、 新幹線車中。浜松付近で売りに来た車内販売の弁当。その中にウナギが鎮座。 お袋も、本当は嫌いだったが勢いで買ったらしい。その後で「あんた食べな」 最初に・・・ 口に入れた瞬間、あの柔らかい独特な食感に降参「これ以上、先に進めない」 次に、振り掛けてしまった山椒のこれまた特異な味。ダブルパンチでダウン。 「ウナギ様、もう勘弁して下さい」と思った。高価な弁当はそのままゴミに。 その後・・・ 大人になって、味覚が変化したらしい。今では「大好物」の一品となった。 こういう食べ物は、何種類かあるが、ウナギ系統が、一番極端かも知れない。 貴方も「ウナギはどうですか?」。これに関しては、賛否両論分かれるはず。 それでも、現在・・・ 日本では、殆どが養殖ですが、年間11万トンものウナギが食されています。 この数字は世界の70%以上を占めるそうです。特徴的な日本食文化の一角。 希少価値だけに「天然物」を切望する人も多い。でも「養殖物」で我慢です。 そうしないから・・・ 企業がその欲に目を付け、「産地偽装」という姑息な手を使ってくるのです。 確かに、養殖でも「中国産」→「国産」という偽装があるから、油断ならず。 企業は良心的に儲けて下さい。長い目で見ると、それが消費者の信頼を獲得。
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