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如何にして「春の訪れ」を感じるのか


 明日は、久し振りに「キタラ」に行きます。札幌のクラシック中心のホール。

 我が郷里が世界に誇る札幌交響楽団の定期演奏会。何故行く事を決意したか。

 ショスタコーヴィチの交響曲第5番があったから。優作作品の縁の曲だから。
 http://yusaku.from.tv/16m.html

 楽しみと言えば・・・

 良い機会を与えてくれました。色々と楽しみ、様々に考えさせてくれました。

 今年は、前回よりも、情報が浸透したようで、観客の方も、かなり増加傾向。

 これは、私個人としての"娯楽の勲章"と思っています。た行「田畑 拓也」
 http://asa10.eiga.com/2010/campaign/gold.html

「春の訪れ」を・・・

 貴方は"何"で感じますか。気温、開花、雪融け、気圧配置、生物の様子等々。

 その地方や、環境によっても、それぞれの人達の感じ方も、あると思います。

 2月の札幌は、比較的高温で推移。でも、初旬と現在の高温では差異がある。

 それは・・・

 初旬の高温では「春の足音」が聞こえないが、現在の高温では聞こえてくる。

 それは、文明に侵されてしまった私でも、ハッキリと、感じ取る事が出来る。

 それともう一つ、常日頃から感じていたのが、「日の出」と「日没」の時間。

 そんな実験を・・・

 行っているチームが存在しました。 理化学研究所神戸研究所(神戸市)、

 近畿大(大阪府)、京都大(京都府)のチーム。このチームが突き止めたのは、

「夜明けの光が照り始める時間が早まる事で、生物が春の訪れを知る仕組み」

 そこに至る迄の経緯は・・・
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 2008(平成20)年 「春になると脳内で作られる特有のホルモン」を、
             名古屋大と共に、発見した。
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                ↓
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 今回(〜2011年)  マウスに、光を当てる時間を調節
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                ↓
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     昼間が短い冬の日照条件(昼8時間、夜16時間)で、3週間飼育
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                ↓
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     この状態では、「春ホルモン」は、ほとんど分泌されなかった。
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                ↓ところが…
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      「夜明けを8時間早める」と、分泌されるようになった。
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                ↓それならば…
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      「日没を8時間遅らせる」と、分泌はされなかった。
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                ↓この結果から…
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       昼を長くしても、「春ホルモン」は作られず、
       「夜明けの光」で、"季節変化を認識"している。
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                ↓別の発見として…
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          「春ホルモン」が出るようになるには、
   夜明けが早まると働き始める遺伝子『Eya3』が必要な事も発見
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 今日の札幌は・・・

 日の出が6:20、日没が17:16。昼の長さ10時間54分。夜の長さ

 13時間6分。夜が一番長かったのは、2010年12月22日の「冬至」。

 日の出が7:03、日没が16:03。夜の長さは、何と15時間にもなる。

 その頃の比べると・・・

 日の出が43分早まり、夜の長さが2時間近くも短縮。マウス同様に人間も、

 「春ホルモン」が分泌されるかどうかは、これからの研究次第だが、恐らく、

 人間も、「夜明けの光」で"季節変化を認識"している事は、想像に難くない。

 科学的ではないが・・・

 週に3日は、4:10に起床、23:00頃に帰宅を、実践する私自身が、

 いつも身を持って、体験している事である。同じ悪条件「低温」「降雪」等

 であっても、日が早く昇るのとそうでないのとでは、精神状態に大差がある。

 目覚めも・・・

 違うようである。日の光を早く受けると、身体の目覚めも早いようである。

 精神の方も、どちらかというと"前向き"に進む。貴方もその様な経験は?

 それが証拠に、太陽光線の照射時間がもたらす病気として、こんなものも。
 http://www.unlimit517.co.jp/gnews29.htm

 如何に・・・

 「ソーラーパワー(太陽の力)」が偉大なものかが分かる。太陽が照るだけで、

 例え、氷点下であっても、雪や氷を溶かしてくれる。身体も心も昂揚出来る。

 太陽が昇らない地球など、今の私達にとっては、考えられないことだろう。

 けれど・・・

 曇りがあり、雨があり、雪があり、台風や竜巻が起こり、色々な気象条件が

 あるから、より太陽の有り難みが分かるのではないだろうか。昼も夜もなく、

 春夏秋冬もなく、ずっと太陽丈が照り続ける日々に、日本人が耐えられるか。

 私達道産子も・・・

 厳しく長い冬があるから、一層、「春の訪れ」が待ち遠しい。もしかすると、

 「春ホルモン」の分泌は、待ち遠しさの加減により、変化するかも知れない。

 マウスでは分からないだろうが、何れ、人間でも試してみて欲しい事である。
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 *いや、マウスでも出来るかも。暖かい環境と寒い環境に置いてあった個体
  を比較してみる。そうすると、寒い環境に置かれていた個体の方が、より
  暖かさを求めているはずだから、「夜明けの時間」を8時間まで早めなく
  ても、「春ホルモン」の分泌が促される可能性が充分に考えられる。
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 先の理化学研究所・・・

 上田泰己プロジェクトリーダーは次のように語っている。
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 「生き物が季節を感じ取り、発情期を迎えたり、冬眠をしたりする生態の
  一端が分かった。人間でも、季節によって、気分が浮き沈みする季節性
  情動障害が知られており、治療に寄与出来るかも知れない」
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 恐らく・・・

 私自身、今みたいな仕事をしていなかったら、思い至らなかったかも知れぬ。

 だから、こんな記事があっても「へぇ〜、そうなの〜」と簡単に流したかも。

 そう考えると天気同様、様々な経験や色々な体験は、無駄ではないんだなぁ。

 偶には・・・

 早起きして、太陽を眺めてみるのも良いかも。生きているって、実感が沸々。

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