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空気が暖まってくると同じ気温でも体感が全く違う。だが、未だ20℃前後。 それでも過ごしやすくなって来た事は確か。極端現象で又突然暑さが来る? 北海道の北・・・ 幌延って町でこんな事が起こった。北海道らしいと言えば、らしいよなぁ〜。 27日の午後10時頃、同町在住の男性Aさんが、軽自動車を走らせていた。 その時、Aさんは前方の道路を彷徨く熊を発見した為、停車して警戒をした。 ところが・・・ 別の熊が、突然後部に体当たりを喰らわした。車体は大きく凹み、硝子破損。 北海道だから、勿論、この熊は「ヒグマ」。目撃した熊と、体当たりの熊は、 体の大きさが異なった。恐らく、親子。親が子を助け様とした行為だと推測。 こんな時に・・・ あれば良かったのにねぇ〜。けれど、未だ市販されていない「代物」なんだ。 旭川医科大と北海道医療大等の研究班が、マウスを使った実験で突き止めた。 この「代物」は、将来的に、蝦夷鹿や羆による食害や衝突事故を防げるかも。 「代物」の正体は・・・ ─────────────────────────────────── 「代物」= 「オオカミの尿」= 他の動物を寄せ付けないとされている。 ─────────────────────────────────── そこで研究班は ↓ ─────────────────────────────────── ●米国で販売されている「オオカミの尿」の3つのサンプルを用意 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── ●この中で、マウスが動けなくなる程の恐怖を示し、 脳の神経細胞が最も強く興奮した尿を分析した。 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── ●この尿には3種類の『ピラジン』と呼ばれる有機窒素化合物が、 残る2つのサンプルに比べて、多く含まれていた。 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── ●人工的に作ったこの3種類の『ピラジン』の混合液に対しても、 マウスの脳や行動は、同様の激しい反応を示した。 ─────────────────────────────────── ↓研究班の柏柳誠・旭川医大教授(感覚生理学) ↓研究班の長田和実・北海道医療大准教授(生理学) ─────────────────────────────────── 『ピラジン』はオオカミの尿に比べ ↓ ─────────────────────────────────── ○人工的に作れるので、安定的に入手出来る。 ○不快感も少なく、持続的な忌避効果が期待出来る。 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── ◎『ピラジン』の散布で、鹿や熊、猪等を近寄らなくさせる可能性を探り、 これらの動物による被害の軽減や、事故の回避に繋げたい。 ─────────────────────────────────── これがあればねぇ・・・ 車を破壊される事はなかったかもよ。日本では、既にオオカミは全種全滅す。 「一匹狼」という言葉もあるけど、尿からしてもオオカミは「孤高の動物」。 そんな貴重な生物を、人間達は自分らの欲望のために、全滅させてしまった。 つくづく・・・ 人間って、罪深い動物だよねぇ。「在来種」を守れ、「外来種」は敵だって、 元々、「外来種」をそこに放ったのは人間でしょ。その舌の根も乾かぬ内に、 「外来種」を悪者扱いだものなぁ〜。増えたくて、増えたんじゃないよねぇ。 増えると言えば・・・ 此奴らの増え方は異常過ぎる。此奴らとは「ゴキブリ」。本州で、最初に、 あの「黒光りする大物」を夜に見た時は、道産子の悲しさか「クワガタ」と。 カーテンに留まったその姿をよくよく眺めると、何とあの「ゴキちゃん」…。 彼らは・・・ 着々と「進化」を遂げているらしい。その研究発表は米国発だが日本人参加。 米ノースカロライナ州立大の勝又綾子主任研究員(神経行動学)らが発表した。 内容は、「ゴキブリ」の高い環境適応能力の一端を示す成果。ほんの一端だ。 勝又さんらが興味を持ったのは・・・ ─────────────────────────────────── ★「ゴキブリ」を引き寄せるために「甘くした駆除剤」は、1980年代に 普及した。だが、数年後には、この駆除剤を食べない体長1〜1.5cm 「チャバネゴキブリ」が、米国に出現した。 ─────────────────────────────────── ↓「ゴキブリ」の口の周りに生えている 長さ約0.02mmの味覚を感じる毛を分析 ─────────────────────────────────── ●駆除剤を食べない「ゴキブリ」では、糖の一種グルコースを与えた時に、 "甘味を感じる神経回路"が殆ど働かず、本来なら、カフェイン等の"苦味を 感じる回路"が働いていた事を、突き止めた。 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── ○この「ゴキブリ」はグルコースを味わうと口を閉じて、一目散に逃げ出す。 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── ◎この為、駆除剤から生き延び、広がったと見られている。 ─────────────────────────────────── 日本では・・・ 未だ確認されていないようだが、勝又さんによると「日本にも現れている」。 1990年前後、既に米国に現れていて、2013年日本に存在せぬ事無し。 特に、「チャバネ」は、北海道の飲食店などでも、ごく普通に見られる種だ。 私は前々から考えていた・・・ 人類が滅ぶような時があっても、その後を受け継ぐのは、「ゴキブリ」だと。 生命力が既に人間を凌いでいるし、上記などを見ても、環境適応力も旺盛だ。 何時の日か、人類に取って代わるような事があっても、全然不思議じゃない。 それでも・・・ 見方によっちゃぁ、あの姿「黒鉄兜」は格好良いかも。既に「戦闘態勢」だ。 気持ちが悪いというのは、人間の主観に過ぎず。彼らには彼らなりの世界が。 他人を認め、他種を認め、人間の未来がある。私は最近、それを痛切に思う。
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