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認知症は「医」「心」両面で解決せねば 遂に降りましたなぁ〜雪。まぁ、本来の姿なのですがね。雪の白さは明るさ。 雪があると明るいんですわ。黒地より白地が落ち着きます。道産爺ですもの。 35歳頃から・・・ 記憶力が少しずつ低下し、頭に浮かんでいる言葉が、口からスムーズに出ず。 けれど、このメルマガの様に、キーボードに向えば、意外にスラスラ出ると。 しかし、他人との会話の中では、吃音ではないが、言葉が出て来ず、難儀有。 厚生労働省の調査では・・・ 65歳以上の高齢者3079万人の内、認知症の人は約462万人(2012年)。 ─────────────────────────────────── *この数は、予想を遙かに上回る形で進んでいる。予想の約2倍程である。 ─────────────────────────────────── 比率は約15%にもなる。更に、軽度認知障害が約400万人いると推計す。 両方合わせると30%近い。驚くべき割合である。私も将来的に可能性は高。 但し・・・ ─────────────────────────────────── 【加齢による物忘れ】と『認知症による物忘れ』の違い ─────────────────────────────────── 【加齢による物忘れ】 ─────────────────────────────────── ●体験の一部分を忘れる。 ●ヒントを与えられると思い出せる。 ●時間や場所など見当がつく。 ●日常生活に支障は無い。 ●物忘れに対して、自覚がある。 ●極めて、徐々にしか進行しない。 ●自分で努力して見つけようとする(探し物に対して)。 ─────────────────────────────────── 『認知症による物忘れ』 ─────────────────────────────────── ■体験全体を忘れる。 ■新しい出来事を記憶出来ない。 ■ヒントを与えられても思い出せない。 ■時間や場所などの見当がつかない。 ■日常生活に支障がある。 ■物忘れに対して、自覚が無い。 ■進行する。 ■誰かが盗ったなど、他人のせいにする事がある(探し物に対して)。 ─────────────────────────────────── そして『認知症』にも種類がある・・・ ─────────────────────────────────── ★アルツハイマー型認知症(約6割) ★血管性認知症(脳梗塞や脳出血など脳卒中が原因) ★レビー小体型認知症 ★前頭側頭型認知症 ─────────────────────────────────── *基本的には『脳の神経細胞が死に、働きが悪くなる事で、 記憶力や、判断力が低下し、生活に支障が出る病気』 ─────────────────────────────────── *詳細は http://www.unlimit517.co.jp/ana72.htm ─────────────────────────────────── 進行するとある様に・・・ 現代医学においては、『認知症』を根本的に治す治療法は確立されていない。 現状では、内服薬や貼付薬で、症状の進行を抑え、生活機能の維持を目指す。 これらの薬物療法は、早期なほど、効果が期待出来るそうです。判断が決め。 その為に・・・ 「物忘れ外来」を設置する病院も増えています。ここでは問診と簡単な検査。 目的は「物忘れの原因を判明」させ、『認知症』かどうかを「診断」する事。 その結果、早期発見に繋がり、上記の薬物療法がより効果的になるという訳。 国のサポートとして・・・ 本年度から「認知症施策推進5ヵ年計画(オレンジプラン)」というのが発進。 本年度のモデル事業が全国14ヵ所で実施。北海道では苫小牧市が選ばれた。 認知症が疑われる在宅のお年寄りを早期発見、受診や適切な介護サービスへ。 その為・・・ 「認知症初期集中支援チーム」今秋発足。「作業療法士」「精神保健福祉士」 「認知症サポート医」3名からなる。本年度内に市内全域対象に50ケース。 対象になるのは『認知症』を疑われながら医療や介護サービスを受けてない。 一人暮らしの老人は・・・ 本人に『認知症』の自覚が無いまま、症状が進み、他人を拒絶する難もアリ。 家族がいても、「老老介護」で共倒れなんて、悲惨なケースも発生している。 故に国のサポートは絶対不可欠。老齢化が今以上に進む事も目に見えている。 この『認知症』・・・ 医学的に解明することはもちろんの事、それと平行して、「心理的」側面も。 私の持論としては、病気が治る過程において、「医3割」「心7割」とする。 それ程、「心理的」側面が病気に与える影響が大きい。特にこの『認知症』。 前にも書いたが・・・ 私の亡くなった叔母が、息子に「昔話」を止められた為、『認知症』が発現。 http://www.unlimit517.co.jp/ana71.htm それ迄、その叔母は、凄く記憶力の良い人だった。生き生きと「昔話」語り。 子供心にも「そんな細かいところまで」と感心した。けれど、能力封印が仇。 聞くのが・・・ 何回もになると面倒臭かったのかも知れぬが、老人が好きな物を奪われたら、 絶望感に苛まれるだろう。「言っちゃあ駄目だ」という気持ちが脅迫観念に。 自分の殻に閉じ篭らなければならない状態に陥り、呆けて『認知症』に至る。 それから・・・ お年寄りに対して、役割を全部取り上げ、「何もしなくて、良いからね」は、 家族の優しさでも何でもなく、お年寄りから「あの人の役に立っている」と、 遣り甲斐に思う気持ちを奪ってしまう残酷な行為。『認知症』への道を敷く。 そして・・・ 幾ら『認知症』になったからと言って、人間の心を無くした訳じゃないから。 何処かで「迷惑を掛けている自分」「役に立っている自分」客観視している。 その意識は、恐らく、無意識の中に含まれている。だから、泣き笑いがある。 こう考えると・・・ 「心理的」な側面を、もっともっと解明していかなければならないと思うよ。 「医」や「薬物」だけでは限界がハッキリしている。接するのは人間だから。 私考えるに「どっかに分岐点」があったのでは?その時だけ、心が疎かにと。 こんな中で、世界規模でも・・・ 12月11日から、ロンドンで、初の「主要国(G8)認知症サミット」開催。 2025年迄に、治療法等を特定する事を目指し、各国共同で研究費大幅増。 現在、『認知症』の人は世界で推計3600万人。サミットは2年後米国で。 これから・・・ 世界で益々増えて行くと推定される。是非、治療法の確立は「医」「心」で。 日本でも早くから対策に取り組んでいる自治体有。何が問題かを浮き彫りに。 http://www.unlimit517.co.jp/url/file/haikai1.html 私は見知らぬ人の挨拶は迷惑だと思っていたが、地元の中学生が進んでいた。 それ程・・・ 認知症の問題は地域が関わらなければ、助けられない状況に既に成っている。 認知症が引き金の「徘徊」では損害賠償金を請求される訴訟沙汰にまで発展。 困っている人々は今この瞬間にも悩んでいる。患者だけじゃなく、自分達も。 http://www.unlimit517.co.jp/url/file/ninchi1.html ─────────────────────────────────── *最近では他の自治体も力を入れ始めています。諦めずに貴方の街に相談を。 ─────────────────────────────────── 認知症に・・・ 罹るのも、助けるのも、紛う事無く「人間」である。そこには「心」が存在。 そして「肉体」もある。だから、相手が肉親であっても24時間監視は無理。 眠らなければならない、用事だってある。かと言って、患者を縛り付けには。 http://www.e-65.net/ 誰でも・・・ 老いる。危険性が0の人はいない。私だって、貴方だって。どんな状況でも。 元来、助け合いという言葉は嫌い。でも、そのまま、見逃しにも出来ないよ。 http://www.caravanmate.com/index.html 好き嫌いはこの問題の前では枝葉末節。意識せずに、そっと手を差し伸べて。 最後に・・・ 身体を根拠にした「要介護認定」は早急に見直す。認知症には対処出来ずと。
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