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冬の生活は何処かに負担が掛かっている 適度な休みが質の高い仕事を生みます。ブラック企業経営者は考えて下さい。 まぁ、考えないからブラックなのでしょうけど。強制は労働者の思考力殺ぐ。 強制と言えば・・・ 北海道という土地柄、冬の風物詩「雪」から逃れられない。予報に一喜一憂。 先日こんな予報が発表された。「大雪に関する異常天候早期警戒情報」とな。 こんなの聞いたこと無いよ。と思った処、昨年の11月運用以来で、道内初。 どの様な経緯で・・・ 気象庁が、あの2011、12年度の岩見沢市「豪雪被害」を踏まえて導入。 当事者じゃないけど、本当に酷かったもんなぁ〜。鬼の敵の様に雪雲が集結。 今年もそうだが、千歳は幸いな事に、雪雲の襲来からは辛うじて逃れている。 警戒情報の目安は・・・ 7日間の合計降雪量が、10年に1度程度に達する可能性が、30%以上に、 なると見込まれる場合、大雪になる5〜8日前に発表する。低温や、高温に、 関する「異常天候早期警戒情報」は、既に2008年から、発表されている。 今回は・・・ 1月12日頃から、約1週間、石狩、後志、空知管内等、日本海側とされた。 事実、岩見沢も含め、それらの地域では、かなりの降雪になった模様である。 高速道路などの通行止めも確認。千歳は胆振でどちらかというと太平洋寄り。 難を逃れた・・・ と今はホッとしている。だが、さっきまで晴天だったのが一気に変わる冬天。 そして、優秀なセールスマンの様に、何時の間にか、帳尻を合わせてくると。 それでも、千歳は、北海道内では、比較的老齢化率の低い地域。労力はある。 けれど・・・ 一方ではこんな問題も起きている。「限界集落」聞いた事が無い言葉である。 札幌市と室蘭市を除いた177市町村に、3747ヵ所の集落があるらしい。 この内、住民の半数以上が65歳以上の集落を、「限界集落」と呼ぶとの事。 2年前より・・・ 128ヵ所も増えている様。更に、人口が100人未満の集落は47ヵ所増。 総数2066ヵ所にも上る。全体の約55%にも達している。「少子高齢化」 「人口減」がダブルパンチで押し寄せ、地方での集落維持が困難という状況。 中でも・・・ 前出の岩見沢市を擁する空知管内が126ヵ所とダントツである。2年前と、 比較しても、41ヵ所も増えている。こういう事情から、「集落対策」等を、 施す市町村が85ヵ所に増加している。今後、益々、この傾向は顕著になる。 対策の内容は・・・ 「運賃補助」「コミュニティーバス導入」等の交通支援が76市町村で最多。 「配食」「見守り」等の高齢者支援が68市町村。「新規就業支援」などの 産業担い手策と、『除排雪対策』が何れも38市町村。どれも大切だが『』。 毎年・・・ 正月になると、「餅を喉に詰まらせる」も報じられるが、北海道においては、 「高齢者が屋根の雪下ろし中に下敷きになる」も残念ながら、報じられると。 対策が講じられている北海道の家の屋根でも、積もり過ぎると問題が生じる。 だから・・・ 仕方無しに、しかも、殆どが高齢者しか存在しない所では、やるしかないと。 業者を頼むお金があれば良いが、もし、あったにしても、業者も忙しい事も。 そうなれば、自分の手に委ねられる。無理してやる。事故が起こってしまう。 市町村や・・・ 自衛隊なども、支援に回っているが、とても全部に手が届く訳はない。特に、 急激に雪が降り出してしまうと手に負えない。どうしても支援にも限界アリ。 それでも支援しないと、高齢者が生き難い世の中になってしまう。難しいね。 本年度から・・・ 2011年の調査を踏まえて、2ヵ年の「集落対策の集中事業」という試み。 3地区のモデル事業が柱。「高齢者の買い物支援」車がないと店が遠い事情。 住民が一定の範囲に集まって暮らす「集住化策」なども、展開している様だ。 今後・・・ 成果を確認しつつ、北海道内の集落に広げて行く考えの様。懸念されるのは、 サービスが満遍なく行き渡るのか?偏りが出ないか?本当に必要な人の為か? 行政の自己満足にならないことを希求する。「少子高齢化」「人口減」加速。 この問題を・・・ クリアして行かないと、これからの社会は、高齢者がとても生き難くなると。 私だって、後十数年で「高齢者」の仲間入りである。他人事とは言えないよ。 今は、身体が動くから、仕事も出来、生活も維持出来るけど。分からないよ。 どんな・・・ 不測の事態が起きるか。けれど、対策の一方で「思うが儘にならない事」は、 深く考えてもしょうがない事という割り切りも。人間だもの先は分からない。 それでも、この瞬間にも、困っている「高齢者」が。何とかならんかなぁ〜。 除雪に関しては・・・ 他にも問題山積。私は、尊敬と愛着を込めて「オペさん」と言っている方々。 この方々無しでは、冬の生活は儘成らない。除雪機械のオペレーターさんだ。 オペレーターというのは運転手。非常に卓越した技術が必要なのでオペさん。 その差は・・・ やった後を見れば、一目瞭然。下手な人は、歩行者にも車にも迷惑を掛ける。 そんな事を言っていられない現状も。このオペさんの絶対人数が不足してる。 そりゃそうだ。大雪が降ったら、殆ど、不眠不休に近い状態で駆り出される。 故に・・・ 若手オペさんが少ないのも宜成るかな。いたとしてももっと割の良い現場へ。 「公共工事」「単価の高い(東日本大震災の被災地など)」方に流れてしまう。 しょうがないよね。希少価値だし、この御時世だもの。よって、残党に負担。 しかも・・・ 一人前のオペさんになる迄に「最低3年」。私が見る処では、向き不向きも。 優秀なオペさんなると、除雪だけじゃなく、事前の吹き溜まりの排除などで、 未然の「防災策」にも寄与出来る。得難い存在。けれど、無理強いするのも。 これも・・・ 難しい問題だなぁ〜。やはり、人間、生活を営む上で何処かで他人の世話に。 感謝しながら生きないと罰が当たる。私の様な独り者も一人では生きられぬ。 この間にも、何処かで、オペさんは作業を。有り難う御座います。有り難い。
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