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一つ一つに掛け替えのない命が関与 「♪春一番が掃除したてのサッシの窓に〜♪」なんて感じ。ここ千歳でもね。 何にも無くても、ウキウキ気分。それが春だなぁ〜。やっぱり良いよね感だ。 こんな所・・・ 多いんじゃないかなぁ。それがメインじゃないと、意外に管理は杜撰だよと。 これは、職場だけじゃなく、家庭にも関係している。日常なんだけど無頓着。 日本人はチョッと変調を来たすと、これを服用す。日本人に大人気の「薬」。 日頃・・・ 「使用期限」何か気にしている?期限切れ風邪薬何かあっても、飲んでそう。 二十数年前に、薬品卸会社に居た経験から、実は「使用期限」は余裕持ち知。 そうじゃないと、期限が切れたから、効力も直ぐなくなるんじゃ、ちと辛い。 それでも・・・ 半年、一年経ったら、効力も落ちる。個人で使用する分には「自己責任」だ。 自分の身体と相談してくれ。但し、迂闊に、他人に対して、「大丈夫」は×。 どんな作用が起きるか分からないからね。保証されたもんじゃないから注意。 それで・・・ 今回問題があったのは「札幌市立円山動物園」。私の馴染みの動物園である。 それこそ、今から30年以上前の「予備校生」という中途半端な身分の折に、 何か満たされない気分を少しでも埋める為に、「ゴリラ」の前で2時間傍観。 やはり・・・ 動物って、癒されるんだよねぇ〜。あの「ゴリラ」未だ、生きているのかな。 でも、実際は予備校に行っていても、遊んでばかりで、勉強はしてなかった。 それでも、明治大学に受からせてくれたのは「ゴリラ」の御蔭だと思ってる。 チョッと・・・ 話が脱線してしまった。問題は「2012年度の業務を対象にした監査結果」 当然、動物を飼育しているから、元気な時ばかりではない。具合悪い事も有。 その時に、恐らく、管理獣医さんが「薬」を使う。だから、常備する必要が。 問題になるのが・・・ ─────────────────────────────────── 先ほど挙げた「使用期限」何だよね ─────────────────────────────────── ●大型動物の麻酔薬として使う「麻薬1品(ケタミン)」の「使用期限」 ─────────────────────────────────── *2001年12月に切れていた(約11年も前の物)。 *入手が困難なため、期限切れ後も、保管し、効果は薄れていないと 考え、2009年に1度使用した。 ─────────────────────────────────── ■8年も前のものなら、効果は薄れていると考えるべき。動物に影響も。 ■正当な理由(大動物の麻酔薬)があり、獣医師の資格を持つ人間が、 存在したならば、正規のルート(医薬品卸等)から入手は可能である。 ─────────────────────────────────── *ケタミンは、2005年に厚生労働省から麻薬及び向精神薬取締法に基づく 規則により麻薬指定が決定。2007年施行。敷居は少し高くなったが同上。 http://www.nval.go.jp/asp/asp_showDetail_DR.asp?argeCode=5521 ─────────────────────────────────── ●注射液などの毒物劇物(薬品)18品が、最長5ヶ月前に期限切れに。 ─────────────────────────────────── *「適時廃棄する必要があった」→ その上で「補充する必要あり」 ─────────────────────────────────── 「薬」ではないが・・・ ─────────────────────────────────── ●飼料用牧草の納入業者から、定期的に「成分分析表」を入手しておらず。 ─────────────────────────────────── *動物を長生きさせるためには、普段の「飼養管理」が不可欠である。 もしかしたら、その飼料用の牧草に「基準値以上の農薬」が含有だって。 手探り状態のままで、動物に餌を与えるのは、注意力が無さ過ぎる。 ─────────────────────────────────── ●他の動物園に比べて、少ない休園日を増やすこと。 ─────────────────────────────────── *人間も休みが少ないと仕事にも身が入らない。動物だって同じ。休園日 ではないが、平日などの人が少ない時に行くと、動物ものんびりと過ご している様子を見ることが出来る。動物にだって、ストレスはある。 ─────────────────────────────────── ●飼育専門職員を採用する。 ─────────────────────────────────── *少ない人数で、動物の面倒を見ていると、どうしても目の行き届かない 処が出て来てしまう。一人増えるだけでも、もっと「飼育管理」や 「飼養管理」に目を配ることが出来るのは確かである。 ─────────────────────────────────── 本居・・・ 「薬」に少し戻る。私は現在の職場でも、「常備薬の使用期限」は紙に書き、 直ぐ見える所に貼ってある。「使用期限」が近付いたら、担当部署に注意を、 促し、早めに、新しい製品と交換してもらうようにしている。難しくは無い。 一寸した・・・ 気を配るだけである。パソコンに入力したり、面倒であれば、メモ程度でも、 良いから分かりやすい場所に掲示する事。円山動物園だって出来るでしょう。 最初から、御座なりにしているから。ずぼらな人間は、ずぼらな状態を生む。 その前にも私は・・・ 15年位前かな。ある「専門学校」に臨時職員でいた頃。教員免許無しだが、 大学が、農学部出身ということで「生物」を教えていた。もう少しで正式に、 採用され様と「面接」を受けた。処が私の「反骨精神」は正式採用を避けた。 その時の「面接官」は・・・ 大阪の本校から来た。私はその姿を見た途端、目を疑った。「ヤクザ」だよ。 濃い茶色の四角いサングラス、派手なストライプの紺系スーツとスラックス、 黒白コンビのエナメルの靴に、腕には「ヤクザ御用達の金無垢ロレックス」。 この姿で・・・ 肩を怒らし、腹を突き出し、お供数人を連れて歩いていた。This is Yakuza. もし、私がこの時我慢して、採用まで漕ぎ着けても、恐らく、近い将来には、 喧嘩して、退職していた事は、想像に難くない。それ程、センスが悪い奴と。 また脱線しました・・・ この「専門学校」の授業に、獣医さんが講師を務めて、教えるものがあった。 それこそ、「麻酔薬」なども使用していた。私もアシスタント程度の事をし、 授業前には、「薬品」の準備なども行っていた。けれど、管理が杜撰だった。 「薬品」の数が合わないのは・・・ 日常茶飯事。「麻酔薬」や「毒物」「劇物」なども、誰が盗んだのかも不明。 それは、元々の数を記帳していなかったから。獣医さんは外部の講師だから、 そんな「薬」の管理はやらない。正直に言って、やる人がいない状態だった。 しょうがない・・・ 私がやるしかない。元「薬品卸」にいたし、満更、知識が無い訳じゃないし。 先ず、一つ一つ、ノートに「薬品名」「数量」「日付」「容量」等を、記入。 毎日、在庫と照らし合わせる事にした。数自体はそんなに多くなかったので。 それでも・・・ 1週間位は掛かったかなぁ〜。でも、効き目は確か。「在庫がピッタリ」と。 「麻酔薬」「毒物」「劇物」他の「注射薬」など、一切無くならなくなった。 何処に行ったか分からなかったって、怖い事だよ。まぁ、学生が悪戯目的で。 でも・・・ なんかの加減で、事故が起こったら取り返しが付かない事も。その後、巧く やっているのかなぁ?「専門学校」自体は馬鹿デカくなっているから商売は、 巧いよ。でもなぁ、「薬」は偶々問題が起きていないだけでは。運だけだね。 そういう所・・・ 多いと思うよ。円山動物園だけじゃないよ、決して。一見、些細な事だけど、 それに目をつけて、意識してやら無いと、しないと思う。危ない物何だけど。 大きな事故が起こって、初めて、大切さに気付くと思う。その時は遅いけど。 「薬」に限らず・・・ 意外な物が杜撰な管理をされている。人間もその一つかも。大人も子供もね。 結果として、多くの他人に迷惑を掛ける。事件事故が起こってからでは遅い。 大小ではない。その一つ一つに掛け替えのない命が関与している。他人事無。
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