毒舌!医療と生物をやさしく読み解く入門

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やさしく読み解く入門」


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歩み寄られる処は歩み寄る


 世界には約1500の活火山があるという。その内、日本には110存在す。

 その中の一つである御嶽山が噴火した。登るに「安全な山」等、存在しない。

 やっぱりなぁ・・・

 Mが5月に配属されてから、ずっと「その事」が頭を過ぎっていた。そうか。

 研修の時から、ちょいと様子が変だった。「普通ではない」同僚Tも痛感す。

 彼に言わせると「Mの目は死んでいる」。叱ると、アトピーの白い粉が落つ。

 即・・・

 行動しなければならないのに自分から動かず。強く言って初めて、行動開始。

 一つの事に囚われ過ぎると、同時に出来る筈のもう一つの事が出来なくなる。

 一番気になったのは「挨拶」。目を合わせ様としない。背中越しで帰宅する。

 疑っていた・・・

 あの症候群「アスペルガー」。以前より、ずっと身近に感じていた。目前に。

 これは「自閉症の一つのタイプ」らしい。精神的症候群の常で定義は複数存。

 しかし、「社会性」「コミュニケーション」「想像力」「創造性」に難アリ。

 典型的な例・・・
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 01.人の中では、浮いてしまう事が多い。
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    *Mが語った処によると「自分は笑う壺が違うと言われる」。
     こういう指摘を、数少ない友人からされたらしい。自己認識は無い。
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 02.その言葉が、人を傷つけてしまう事に鈍感。
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    *私が「花粉症(ハウスダスト原因)」だと打ち明けていたにも拘らず、
     花をクシュクシュさせて、職場に入って行くと「何か臭いますか?」
     と直接的に言葉が出た。以前説明した事を忘れているかの如くに。

    *少し早めに戻って来た先輩に「随分、早いですねぇ〜」。この先輩、
     彼の言葉を、嫌味だと感じたらしい。私に零していた。
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 03.「暗黙の秘密(了解)」が分からない(事前に説明しても)。
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    *クライアントには、内緒で行っていた事を、堂々と表立ってやって
     しまう。その結果、クライアントから、クレームを付けられる始末。
     内緒でやっていたのは、一過性の方法だが、クライアントの為には
     なっていた。けれど、直ぐに、中止にしなければならなかった。
     此の件については、何度も注意をしていたにも拘らずに。

    *職場では9年間も、平日昼間、ラジオを聴いていても、クライアン
     トから、クレームなどは受けなかった。それが、Mが入って数ヶ月
     で、担当者から「駄目出し」を食らう。恐らく、担当者から電話が
     あった際に、ボリュームを絞ることなく、出たからだろう。
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 04.同年齢の子供と波長が合わない。
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    *同年齢の友人は少ない。それでも、幾許の「寂しさ」はあったのだ
     ろう。前職の先輩に折伏されて、入信。青年部として、結婚式にも
     出席するほどに。先輩に引っ張っていって貰うのが楽なのだろう。
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 05.自分が関心のある事は、相手も関心があると思ってしまう。
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    *政治の話を、Mに振った処「民主党のあの外務大臣の暴言が・・・」
     もう数年も前の私は既に忘れ掛けていた如何でも良い話をし出した。
     明らかに、私とも「壺」が違う事を示したエピソード。
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 06.言外の意味を読み取るのが苦手(行間を読むのが苦手)。
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    *基本的に、私は、直接的に言うよりも、言外の意味やニュアンスを
     読み取り、感じ取って、行動してもらいたいと思っている。しかし、
     Mに期待するのは、無理な様だ。「他人に対する配慮」「気遣い」
     等、人間の基本と考えられる事柄についても、思い至らない様で。
     「配慮」「気遣い」の意味で、頻りに首を傾げて、思い悩んでいた。
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 07.思考を言葉に出してしまう(独り言、溜息等)。
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    *今は減って来たが、研修期間中は特に酷かった。嫌味かと思うほど、
     「独り言」「溜息」「アトピー掻き」が頻発していた。ストレスが、
     増えれば増える程、此の傾向は顕著になる。自分の世界に逃げ込む。
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 08.喋るほどには、理解していない。
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    *急に「皆が幸せになれば、一番良いですね」と宣った。けれども、
     どうなれば幸せになるのかとか、具体案は一つも理解しておらず。
     理由について、聞いてみても、要領を得ない。只の口から出任せか。
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 09.相手の顔を見ないで、挨拶したり、話したりする。
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    *前出の背中を向けての挨拶は恐れ入った。未だに、目と目を合わせ
     ると、まともに挨拶が出来ない。「おはよう」「お疲れ様」という
     簡単な言葉ですら、言い淀んでしまう。手本を示しても徒労で終了。
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 10.コミュニケーションのキャッチボールが苦手。
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    *一言二言が良い処。長文になってくると、Mは聞き取れない。
     故に、頓珍漢な返答しか出来ない。それも、可なり的外れである。
     話題もストライクゾーンが狭いため、話には至らず。
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 11.融通が利かない(一定のパターンを好む)。
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    *我々の仕事に一番肝要な「臨機応変」から、程遠い。行動が鈍い。
     私の半分位の年齢なのに「若年寄」みたい。頭も固いから尚更だ。
     そして、自分で考えず、安直に答えを求める。
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 12.注意の配分が苦手。
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    *夜暗い時。目の前、電気点いていない。直ぐ前を見れば、一目瞭然。
     それなのに、気付かない。一つの事に囚われ過ぎたら、尚更酷い。
     その為、次の行動が出て来ない事も、儘アリ。まるで目がない様。
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 13.虐めの対象に。
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    *虐めの対象まで到達していない。「無視」される対象止まり。
     悪口を言わない事は評価していたが、悪口を言える丈他人に興味無。
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 14.叱る時は、穏やかに冷静に。
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    *可なり厳しく怒っていた。けれど、Mにとってそれは「恐怖対象」。
     怒っていた物事の本質ではなく、その「怒り」に対して、過剰反応。
     これでは意味無し。それから、少し穏やかに冷静に。でもなぁ仕事。
     子供を育てるようには行かないよ。
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 15.ルールや指示は、明確に。
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    *言外の意味やニュアンスを感じ取れないのなら、こうやるしかない。
     現在は、具体的に、且つ、明確に、ルールや指示を徹底させている。
     処が、1日は出来ても、次の1日は出来ていない事がよくある。
     自分の頭で考え、行動していないから、コンスタントに熟せない。

     「アスペルガー症候群」の人間に、それらを望むのは無理なのか?
     社会が全面的に許容し、育てて行かなければならないのか。難儀。
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 Mは・・・

 元R自衛官。現在でもS自衛官は継続中。年間30日。雇うだけで51万円。

 幾ら、仕事的には、問題があっても、会社は手放したくない。そんな理由有。

 けれど、現場で一緒に働く人間は別だ。子供を一人抱え込んだ様。苦労する。

 Mの前に退職した人間も・・・

 元退職R自衛官。彼は、仕事の覚えは良かった。だが、人間的には酷かった。
 http://www.unlimit517.co.jp/gnews319.html

 他人を褒める事が無かった。貶してばかり。他人を下げて、自分を上げると。

 否、彼Wに同調する者など独りもいなかった。孤立し、それで辞めて行った。

 Wの酷さを示すエピソードがある・・・

 引継ぎのノートに、私が書いた文章があった。最初、もっと直接的に記した。

 だが、考え直し、修正テープで上から貼った。そのテープを彼は全部剥いだ。

 恐らく、Wは行間を読む事が出来なかったのだろう。その後は赤筆で悪口を。

 如何考えても・・・

 そういう結論にはならないという事でも、彼はそれを主張した。一般的には、

 通らない事を。Wは「アスペルガー症候群」とは言えないと思うが、傾向が。

 もしかすると、命令即実行のR自衛官は、言外や行間など読んではならずか。

 素早い・・・

 職務遂行が求められるもんなぁ。そんな余裕無いか。考えていたら、遅れる。

 WやMを生み出す土壌があるのかも知れない。他の元R自衛官にも傾向アリ。

 でも、俺は狭量な人間だから全部は受け入れられないなぁ。ある程度は判る。

 家庭では・・・

 受け入れて上げてよ。忍びないから。社会も、少しは理解、少しは受け入れ。

 だが、本人も少しは努力してよ。病名に甘んじないでよ。お互いに歩み寄る。

 これからも、世の中は病むだろうから「精神的症候群」の増加は予想される。

 故に・・・

 どちらに問題を丸投げする事なく、歩み寄られる処は歩み寄る。それが肝要。

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