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ホントに、身体に効いているの!?を読み解く2 先週の記事を読んで、「サプリメント」を思い止まりましたか?それでも、 飲みたい??う〜ん、それは「サプリメント依存症」かもしれませんよ・・・。 【貴方の"CoQ10"は本物?】 先週、「サプリメント」のコラムを書いたところ、友人のG氏から、下記の ような記事を送っていただいた(彼は、とても"サプリメント"に詳しい)。 ─────────────────────────────────── ●"コエンザイムQ10"の代用? 無承認の成分検出 滋賀県大津市● ─────────────────────────────────── 「老化防止の効果がある」などと人気の医薬品"コエンザイムQ10"を含む健 康食品として、大津市の健康食品会社「ニッショク」が製造していた商品 「CoQ10」から、"無承認の医薬品成分イデベノン"が検出され、滋賀県は、 4日、同社を立ち入り調査し、製造販売の停止と自主回収を指示した。 製品は、和歌山県の販売業者がニッショクに製造を委託。コエンザイムQ10 の含有量が「1錠中30ミリグラム」と記載されていたが、分析したところ約 0・2ミリグラムしか検出されず、代わりに"イデベノン"が含まれていた。 製品は、330キロ製造され、1箱60粒入りで2万箱が、関東や北海道を 中心に、販売されたことが分かった。 "イデベノン"は、脳こうそく後遺症の治療薬だったが、1998年に医薬品 の承認を取り消されており、「肝機能異常などの副作用」の恐れがある。ただ、 今のところ、この製品による健康被害は報告されていないという。 厚労省は、コエンザイムQ10が品薄のため、色や作用が比較的似ている" イデベノン"で、代用しようとしたとみている(2005.3.5) 国立医薬品食品衛生研究所の分析によると、「1錠中30ミリ・グラム」と 記載された"コエンザイムQ10"はほとんど含まれず、構造が類似している "イデベノン"が、1錠あたり24ミリ・グラム検出された(2005.3.5)。 【拓コメント】 今の「CoQ10」や「α−リポ酸」のブームは、他社にもこういう事をや らせる可能性を充分に秘めている。普通に考えれば、こんなに「儲かる商材」 を放って置くわけがない。 しかも、商売を念頭に置くと、なるべく「材料費を抑え、多く儲けよう」と するのは、ある意味、当たり前のことである。これらの売れ筋サプリメントに 関しては、『企業の倫理・良心』などは信じない方がよい。 ─────────────────────────────────── 「貴方の"CoQ10"も、ちょっと調べてみては?」 ─────────────────────────────────── ●「DHC」…健康被害を隠ぺい"メリロート"と"ブルーベリーエキス" ● ─────────────────────────────────── 健康食品の通信販売大手「DHC」(本社・東京都港区)が、自社の健康食品 で被害が発生したにもかかわらず、同じ名称の食品が多い事をいいことに、事 故当該品が、自社商品でないかのように消費者に説明、同商品のキャンペーン 販促を継続していたことが、ある機関の調査で判明した。 被害が報告された健康食品はダイエット用「メリロート」と疲れ目の人向け の「ブルーベリーエキス」の2商品(2003.6.15)。 【拓コメント】 コンビニにも多く出回っているけど、約2年経って、本当に「隠蔽体質」は なくなったのかぁ〜?。良く知られている大手会社だと言っても、信用出来な いという事件の代表だよな〜。 ─────────────────────────────────── これも、G氏からの情報なのだが、"サプリメント大国・アメリカ"では、次 のような『サプリメントの評価サイト』も存在する。 [サプリメント・ウォッチWEB] http://www.supplementwatch.com/ 評価サイトではないが、日本でも、 **サプリメントひろば・・・ http://www.kenko-hiroba.com/ 【"飲み合わせ"を間違えていないか?】 先ず、「良質なサプリメント」を選択したと仮定して、次に、効果が上がる、 または、上がらない「飲み合わせ」の例を挙げていきたいと思います(順不同)。 ─────────────────────────────────── ■ サプリメントの鉄則15 ■ 01.ビタミンCは、"酸性"なので、胃の中に食べ物がないと、胃を荒らして しまう可能性が高い。 02.ビタミンA、D、E、Kなどの「脂溶性ビタミン」は、脂肪を含む食べ 物と、一緒に摂るか、食後でないと吸収されにくい。 03.あまり勧めたくないですが、「合成サプリメント」は、"食事中"か"食 後"に摂った方が、吸収率は高まる。 04.必要な栄養素をバランス良く摂る「ベーシック・サプリメント(ビタミ ン、ミネラルなど)」を最初に摂り、特定の目的を持つ「ターゲット・サ プリメント」はその後に摂る。 05.ビタミンやミネラルのサプリメントと「食物繊維のサプリメント」を一 緒に摂らない。何故なら、食物繊維が吸収を邪魔するから。 06.内容成分を良く吟味し、「重複する成分が少ないもの同士」を選ぶ。 07.ビタミンB群やビタミンCなどの「水溶性ビタミン」は、身体が必要と しない分(というよりほとんどが流れ出てしまう)は、"尿"として流れて しまうため、何回かに分け、こまめに摂取する方がよい。 08.「水溶性ビタミンベース」は、"水"で飲むのが一番吸収率が高い(例: ブルーベリーなど)。「脂溶性ビタミンベース」は、牛乳で飲むのが一番 吸収率が高いようである(例:クルクミン(ウコン)、DHA、CoQ10、 カプサイシン、α−リポ酸など)。 09.「ミネラル」の吸収率は、"オレンジジュース"が高い。柑橘系のジュー スに含まれるビタミンCとクエン酸の"キレート作用"により、吸収率が アップする。 10.一般的に良く知られているとは思うが、「コーヒー」や「お茶」で飲む ことは、絶対に避けて欲しい。それは、"カフェイン"や"タンニン"のせ いで、吸収が著しく妨げられるからである。 11.医学の常識…「放射線治療中」の患者は、補酵素Qを飲んではいけない。 CoQ10の売りである"抗酸化作用"が逆に、放射線の効果を減じる。 12.コラーゲンは「コラーゲン」のままで、吸収はされません。単なるタン パク質を補給しているのと、何ら変わりません。 13.心臓病の人が、「ビタミンE」を摂り過ぎると良くない。 14.「カルシウム」はいくら飲んでも、体には吸収されない。骨に吸収させ るためには「定期的な運動(30分歩く、15〜30分泳ぐなどの軽い 運動)」が不可欠。もし、運動しないで「カルシウム」ばかり摂り過ぎる と、他のミネラルとのバランスが崩れ、却って、体に悪い。 15.よく言われていることで、「カルシウムの摂り過ぎ」="尿路結石"にな るというのが、まことしやかにささやかれている。しかし、実際、医学的 には「摂取量の少ない方が、より結石が出来やすい」というのが通説。 **"良い飲み合わせ"の詳細 http://www.kenko-hiroba.com/supli/arekore4.htm ─────────────────────────────────── 【サプリメント新情報】 「医薬品との飲み合わせ」については、折を見て、取り上げたいと思います。 何かの病気で薬を服用されている方は、直ぐに「主治医」に確かめて下さい。 ただ、医者でも「サプリメント」の知識に疎い方が多いので、下記のような病 院に相談されるのも一つの手です。 後は、ご自分でネットを利用し、調べてみて下さい。あくまでも、「自分の 健康」に関わってくることですから。 *日本でも既にこういう病院が・・・ http://www.takanawa-mc.com/dokku/sapuri.html 「自分で信じれば、何を飲んでも大丈夫というが・・・。 もしかしたら、現代人にとって、 "サプリメント"は一種の精神安定剤の役割を果たしているのかもしれない」 「サプリメントを読み解く1」へ **正しいサプリメントの選択に・・・http://tinyurl.com/3vv4m
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