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関わりを絶つのは簡単だが問題山積 ASDの後輩は話をするのが苦手である。彼には殆ど「喜怒哀楽」を感じず。 何時でも「淡々」としている。故に、他人の話に相槌を打つのも下手過ぎる。 こういう手も・・・ 実は私も13年位前からやっている。切欠は、黙読だと内容が頭に入らぬ事。 だから、出来る限り「音読」を実行する事にした。こうすると、「声を出す」 「耳からその音を読み取る」という作業が同時進行。黙読より効果あるはず。 実際・・・ 脳を活性化させる『脳活法』の1つとして、「認知症」の非薬物療法として、 取り入れている医療機関も多いらしい。活性化するのは人の大脳皮質の凡そ 30%を占める「前頭前野」。「感情抑制」「物事の意欲」等を司っている。 詰まり・・・ 「コミュニケーション」等に深く関わる部分で、「アルツハイマー」が進行、 そうするとこの機能が低下して行く。厚労省は2012年で認知症高齢者を、 462万人と推計。25年には約700万人。65歳以上の約1/5に達す。 本居・・・ 「音読」に大切なのは、「正しい発声」。だから、「脳トレ教室」などでは、 30分は「腹式呼吸」や「正しい日本語の発声練習」に充てられる。その後、 童話や小説等の文章を「音読」。メリハリをつけて、大きな声で読む必要有。 http://www.unlimit517.co.jp/url/file/564-1.html 題材としては・・・ 「簡単で楽しい文章」を選ぶ。難しいと、却って、ストレスになり脳に悪い。 誰かと一緒に読むなど「楽しい雰囲気」の中で行う事。「音読」だけでなく、 「計算」「運動」と組み合わせるとより効果が上昇。毎日10分ずつ交互等。 また・・・ 大きな声ではっきりと声が出る様になると、会話に自身が持て、生活に張り。 「認知症予防」というよりも、「コミュニケーション力向上」という点では、 後輩にピッタリ。私はプレゼントする事に決めた。此の位なら安い物である。 彼は・・・ どうすれば、向上するのか思いもよらないだろう。出会って、3年以上だが、 其の頃と、会話の内容も雰囲気も殆ど一緒である。まるで「初対面」のよう。 その間の思い出の蓄積もない。彼は月日を共有出来ない。記憶に留まらない。 親しさの概念が・・・ 存在しない。未だに「ロボット」。その感情を理解して、諦めようと何度も、 思ったが私には出来ない。だから、私は足掻く事に決めた。もし、諦めたら、 其処で終わりである。恐らく、私のお節介以外には考えられない。駄目だな。 「発達障害」というのは・・・ 諦めるしか無いのか。此の3年位、ズッと頭の中を渦巻いている。他人事と、 切り離してしまえば、楽なのだろう。そう出来ないのが私の性である。嗚呼、 其れでも明日は来る。彼は歩んでいるように見えない。見えないだけなのか。 本当に・・・ 彼みたいな人間は初めてである。私の経験は生きない。行き詰まる一方だと。 先ずは「音読」からだ。其れを突破口にしよう。劇的じゃなくても徐々にね。 俺は諦めない。少しずつでも前に進む。関わりを絶つのは簡単だが問題山積。 足掻け・・・ 足掻け、其れで良い。100の内1つでも残れば良い。駄目なら、戻るだけ。 俺を五月蠅い奴だと憎んでくれれば、本当は良い。憎しみが前進に繋がる有。 言い続けるしか無い。無駄か。そうじゃないと信じている。「音読」突破口。
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