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密かに抱えている人が多い証拠 私の誕生月。少し前迄は北海道で一番良い季節だったのになぁ〜。何故に? 数年前から、雨の日が多くなった。「蝦夷梅雨」という言葉が当て嵌まる様。 外からは・・・ 分かり難いんだよなぁ〜。微量な化学物質が原因で体や精神に不調をきたす 『化学物質過敏症(MCS)』。このMCSを、鬱病等「精神疾患の一種」と、 勘違いする人や医師がいますが全くの間違い。感受性が高い人が発症する病。 感受性とは・・・ 有害物質から「防衛」「逃避」する能力が高いという事。異常体質ではなく、 寧ろ、自分の体を保護するのに非常に優れた体質。患者は言わば有害物質を、 知らせる「カナリア」的存在。但し、今の世の中、意外にこの有害物質が多。 故に・・・ 刺激を受けたくない為に家に閉じ篭って、自分の病気を気にし過ぎてしまう。 却って、症状が悪化したり、精神疾患を併発してしまう危険有。大事なのは、 「出来るだけ外に出る」。散歩、症状が出ない場所へ遊びに行く、人と話す。 仕事をしている人は・・・ 無理をせず、8割位の力で働く。そうしないと、症状が悪化して、仕事等を、 辞めざろう得なくなり、働きたくても働けなくなる。働けなくなる位ならば、 「給料泥棒」でも良いという楽な気持ちでいて下さい。張り詰めると体に毒。 行政の対応は消極的・・・ ─────────────────────────────────── 【環境省】 ─────────────────────────────────── 患者:合成洗剤などで苦しくなる。規制して欲しい。 ─────────────────────────────────── 回答:現状、MCSは原因や発症の仕組等、分かっていない事が多く、 『科学的な因果関係が無いので規制は難しい』 ─────────────────────────────────── 【厚労省】 ─────────────────────────────────── 患者:どれ位、患者がいるのか調べて欲しい。 ─────────────────────────────────── 回答:原因、診断基準が不明瞭である為『患者数の調査は出来ない』 ─────────────────────────────────── 患者:職場で発症。労災の認定をして欲しい。 ─────────────────────────────────── 回答:『病気の概念自体が未確立の為』可なり難しいだろう。 ─────────────────────────────────── 【文科省】 ─────────────────────────────────── 患者:同級生の衣服に付いた香料に反応して、子供が学校に行けない。 対策をして欲しい。 ─────────────────────────────────── 回答:現状、香料とMCSとの明確な因果関係がなく、 『「香り」という各家庭の好みにまで踏み込むのは困難』 各学校で対応し、保護者の理解を得るしかない。 ─────────────────────────────────── 【国交省】 ─────────────────────────────────── 患者:工事現場の前を通ると症状が出る。既に、規制されている ホルムアルデヒド以外の化学物質を調べて規制して欲しい。 ─────────────────────────────────── 回答:症状と化学物質の化学的な因果関係が分からなければ、 『調査や規制は出来ない』 ─────────────────────────────────── 【消費者庁】 ─────────────────────────────────── 患者:合成洗剤や香り付き柔軟剤の苦情が相次いでいるのに、 何故、指導や注意をしないの? ─────────────────────────────────── 回答:『科学的な因果関係がない為』、関係省庁、業界団体の動きを 見るしかない。只、香りによる事故情報については、これからも、 国民に提供して行く。 ─────────────────────────────────── 疾病の概念が・・・ 確立していなくても、実際に、化学物質により、不調を訴える人がいる以上、 行政は何らかの対応をすべき。先ずMCSでの労災認定のハードルを下げる。 認定された事例は幾つかあるが、滅多に無し。何より、周辺の人間の無認識。 例えば・・・ 職場で、「煙草」「香水」「其の他の化学物質」に晒された事で、MCSを、 発症したとしても上司や同僚に理解されず、辞めざろう得なかった人も多い。 当然、生活は苦しくなる。だからこそ、そういう人達に出来るのが労災認定。 認定の第一歩が・・・ 公衆衛生等「厚労省の労災認定に関わる医師」が患者を理解。医師の中にも、 MCSを精神疾患だと決め付けて、ろくに患者の相手をしない人も存在する。 医師の重要な役割は「苦しむ患者を助ける」事なのに。患者側に寄り添わず。 病態や・・・ 治療法が分からないからと、行政や企業の側に立ってはいけない。MCSが、 分からないのであれば、「医師として、目の前の患者の為に何が出来るか」。 其れを充分に考えるべきではないでしょうか。行政や企業側の方が有利か? 診療は3分で・・・ 手間を掛けず、「薬」をどっさり出す。其れらしい「薬」を。効くかどうか、 余り関係無いらしい。治療法が分からないのだから、本当は「薬」等解らぬ。 生かさぬよう、殺さぬようが「儲かる医者のやり方」か。寄り添い、面倒か。 こういう病は・・・ 時間も掛かるし、原因を見誤ると、症状を更に悪化させる可能性も出て来る。 恐らく、聞き取りには可成りの時間を要する。其の手間を患者の為に使う事、 其れは難しい事。今の処、受け皿が少な過ぎる。でも、患者は苦しんでいる。 そして・・・ 全国で唯一のMCSの専門病院が、東京の荻窪にある「そよ風クリニック」。 病院のホームページはありませんのでこちらのブログを参考にされて下さい。 https://ameblo.jp/j843yfy/entry-11252136058.html 其れこそ、全国から患者が訪れるようです。密かに抱えている人が多い証拠。 色々な意味で・・・ 「感受性が高い人」の住み難い世の中に成っています。我慢も程々が肝要で。
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