|
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
お探しのものが見つかりませんか? Googleで検索して見て下さい。
|
色々な人間模様が垣間見られる 雪が降ったと思ったら、何事も無かった様な天気。気まぐれやなぁ〜空神も。 只、来るものは来るからね。覚悟はして置かないと。天気に文句は言えない。 2007年に・・・ 森永乳業が「シールド乳酸菌」という新たな乳酸菌を開発。この乳酸菌には、 http://www.morinagamilk.co.jp/sozai/shield/ 「免疫力を高める効果」があり、例えば「納豆菌」と一緒に摂取することで、 「高い整腸作用」が見込める。森永はこれを活用する「食品メーカー」探索。 只・・・ 既に「味噌汁」「青汁」等では商品化されていた。同社は、SNSを通じて、 情報発信をしていた「内藤食品工業」(室蘭の納豆メーカー)に、興味を持ち、 https://twitter.com/naito_natto 昨年3月に「製品開発」を持ち掛けていた。創業62年家族経営の中小企業。 https://ameblo.jp/naito-natto/entry-12293775523.html 但し・・・ 最初は、社長の長女で広報課長を務めるAさんは「乳臭くなるかも」として、 断る積りだったとの事。それを止めたのが次女のBさん。彼女は酪農学園卒。 大学で「乳酸菌」と「納豆菌」が「腸内細菌」を増やす効果がある事を学習。 しかし・・・ 既存の「乳酸菌」では臭いが強まる為、諦めていた。だが、この新乳酸菌で、 「夢が叶うかも」と姉に迫った。開発中はBさんが毎朝ノートを手に菌量を、 調整する等、試作を重ねた。そして、約4ヶ月で納豆の風味を損ねず発酵○。 其の上で・・・ 納豆の「タレ」は「トモエ」ブランドの福山醸造(札幌)に依頼する事にした。 既に販売を終了していたかつての人気商品「特製鮭節タレ」に目を付け復活。 理由は「甘みのある鮭風味」が納豆に合う為。Aさんは開発費問題をクリア。 ─────────────────────────────────── *Aさんは「室蘭テクノセンターのものづくり創出支援事業」を利用。 http://www.murotech.or.jp/manufacturing/monozukuri#menu2 ─────────────────────────────────── Aさん曰く・・・ 「思い切って挑んだら多くの協力があった。『納豆の糸』で結ばれた縁」と。 こうして、大手メーカーである森永との異色タッグで「だぶるの力納豆」を。 7月上旬に「D百貨店」「道の駅」で販売。数量は非公表ながら順調に推移。 http://amzn.to/2z5P4u4 ← 此処でも売っているよ! 顧客からは・・・ 「スーパーでも扱って」と要望が寄せられている様。発売3ヶ月で人気博す。 確かに、チョッと食べてみたいので「スーパー」でも扱って欲しいなぁ〜と。 其程の量産体制は難しいのかねぇ〜。大手スーパーと組んだら、欠品命取り。 其れだから・・・ 踏み出せないのかもね。価格もかなり下げられるだろうしね。今の儘の方が。 売上増は「商品の特性」を殺してしまう可能性がある。稼ぐ丈が価値でない。 「商品の特性」を活かした上で、消費者に楽しんでもらうのも価値だと思う。 人間は・・・ 其れが「当たり前」になってしまうとその商品に然程、魅力を感じなくなる。 極端になると「安売り商品」と比較して、「どうしてこんなに高い」と文句。 人間の感覚なんて、当てにならないね。森永は、販路を広げたいだろうがね。 内藤食品は・・・ どう考えているのだろうね。将来的には、量産体制で販路を拡げるのかなぁ。 何れにしても、此の商品は「画期的」という事に変わりはない。此の経緯で、 商品にも「縁」があるという事が分かった。お互いに「縁」があるから誕生。 只・・・ 「縁」を活かすも殺すも、其の周辺に存在する人間達。立ちはだかる困難に、 直ぐ、背を向けてしまう人間。此れが良い機会と、考えを張り巡らす人間達。 それらを具体的な物にまで、昇華出来る人間。数々の人間達の手を経る偉業。 其れを・・・ 楽しめる消費者と、批判をし、貶める消費者。私は過程を楽しめる人間にと。 世の中には、結果だけを見て、ああだこうだ言う人間が多過ぎる。私は寧ろ、 「過程」の方が大事に思える。其処にこそ、色々な人間模様が垣間見られる。
|
|||||||||
Copyright (C) Unlimit Corporation. All Rights Reserved. |