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AEDの使用に男女差アリ? ある番組を見ていて「名医」「医者の不養生」という言葉が立て続けに浮ぶ。 「高血圧」について、語っているが、貴方の「血圧」も自己申告すべきでは。 気持ちは分かる・・・ 本当は「人助け」だから、分け隔て無くなんだけど、そういう場面でも意識。 切羽詰った状況でも「異性」を感じてしまう。けれど、其処には一分一秒も、 疎かに出来ない緊急事態が横たわる。「異性」を意識している場合ではない。 何の話かというと・・・ 自動体外式除細動器、詰まり、AED。学校で児童や生徒が心停止した場合、 即座に、音声に合わせ、電極パッドを体に貼り、動作させなければならない。 その上、周囲の人の協力も得ないと上手く行かない。更に「異性」という壁。 実は・・・ AEDを、女子に使ってもらえる可能性は、男子の半分以下と大きな性差有。 大阪大などのチームの分析で判明。何故、躊躇うのか?女性に対して、壁を 高めている原因は周囲の人が服を脱がせて、電極パッドを貼るのを躊躇う為。 このチームは・・・ ─────────────────────────────────── 「総務省消防庁」と「日本スポーツ振興センター」の記録を使用 ─────────────────────────────────── 2008〜15年 全国の小学校から高校、高専で起きた232人心停止事例を分析 ─────────────────────────────────── 近くの教職員らにAEDを使ってもらえた・・・ ─────────────────────────────────── ♂男子 81% ♀女子 63% ─────────────────────────────────── 校内の場所や目撃者の有無といった状況の違いを取り除いて、比較 ─────────────────────────────────── ♀女子がAEDを使われる可能性=♂男子の半分以下 ─────────────────────────────────── 年齢の高い高校と高専に限ると・・・ ─────────────────────────────────── ♀女子は♂男子の1/4程度 と更に差が開く ─────────────────────────────────── 一方・・・ ─────────────────────────────────── 服の上から押せば良い「心臓マッサージ」による心肺蘇生=♂♀80%↑ ─────────────────────────────────── チームの北村哲久・大阪大助教(臨床疫学)は・・・ ─────────────────────────────────── ●抵抗感を持たず行うよう周知が必要。 ●救命の為に体を触った事で法的責任を取られる事も無い。 ─────────────────────────────────── 命が最優先・・・ 其れは百も承知である。しかも、5分以内に、「除細動」を行うかどうかで、 生存率に大きな差が出て来る。5分以上掛かってしまうと命を取り留めても、 脳にダメージが残り、その後の回復に大きく関わってしまう。故に即行動を。 躊躇していると・・・ 「時間」も「AEDの効力」も両方共、勿体無い。最小時間で最大限の効力。 先ずは「命」を助ける。其の為に「無駄のない動き」。相手は「異性」では 無く、「一人の人間」。だからこそ、同じ人間として、助ける。躊躇は災い。 其れから・・・ 「AEDの使い方」は簡単だが、慣れていないとスムーズに行かない。私は、 講習を2度ほど受けているが、即スムーズには難しい。だから、機会を作り、 機械に触れた方が良い。その後も繰り返し機会を作る。反復練習が肝要です。
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