毒舌!医療と生物をやさしく読み解く入門

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やさしく読み解く入門」


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"SAD"という病気を知っていますか?
知られていない事が悲しい…2



 今の社会に、不安があるのは、ほとんどの方に、共通していると思います。
"SAD"との相違点は「自分でコントロール出来るか否か?」さぁ、貴方は…。


   *先週の記事 → http://www.unlimit517.co.jp/ana91.htm

  "SAD"は、S=Social A=Anxiety D=Disorder →『社会不安障害』


【"SAD"と見分けにくい症状】

 先週は、"SAD"で現われやすい症状を、詳細に書きました。ここでは、も
っと分かりやすくその症状を、取り上げましょう。貴方も、チェックして見て
下さい。
───────────────────────────────────
 01.人前で、お腹が、なる(なりそうになる)。    Yes NO

 02.人前で、おならが、出る(出そうになる)。    Yes NO

 03.自宅外で、トイレへ、行かなければならない。  Yes NO

 04.顔が、赤くほてる。              Yes NO

 05.脈が速くなり、息苦しくなる。         Yes NO

 06.汗をかく                   Yes NO

 07.手足、全身、声の震え             Yes NO

 08.吐き気がする。                Yes NO

 09.口がかわく。                 Yes NO

 10.トイレが近くなる、または、尿が出なくなる。  Yes NO

 11.めまいがする。                Yes NO

 12.パニック発作                 Yes NO
───────────────────────────────────
  *"ある決まった場面"で、こういう症状が、一つでも出れば"SAD"の可
   能性はあります。もし、上記の項目が、当てはまり、それがすごく気に
   なり、日常生活にも支障をきたすならば、一刻も早く、医師の診断を仰
   いだ方が、良いでしょう(下の症状も参考にして下さい)。
───────────────────────────────────
 "SAD"と見分けにくい症状としては、次のようなものがあります。
───────────────────────────────────
 ●「恥ずかしがり屋の性格」と「SAD」の比較
───────────────────────────────────
  「恥ずかしがり屋の性格」…恥ずかしさを覚えても、徐々に慣れる。

        ★「SAD」…ある決まった場面では、強い不安を覚える。
───────────────────────────────────
  「恥ずかしがり屋の性格」…他人と比べて、恥ずかしさが強い自覚はない。

        ★「SAD」…他の人より、羞恥心や不安感、赤面やふるえ
               等が、強いと自覚している。
───────────────────────────────────
  「恥ずかしがり屋の性格」…不安を感じても、強い身体症状は現われない。

        ★「SAD」…強い不安を覚えると、赤面、ふるえ、吐き気
               等の身体症状が出る。
───────────────────────────────────
  「恥ずかしがり屋の性格」…恥ずかしさを覚悟しても、その場に、参加出
               来る。

        ★「SAD」…不安に感じる場面に、立ち会うのを、避けて
               しまう。
───────────────────────────────────
  「恥ずかしがり屋の性格」…他人と比べて、恥ずかしさが強い自覚はない。

        ★「SAD」…他の人より、羞恥心や不安感、赤面やふるえ
               等が、強いと自覚している。
───────────────────────────────────
 ■「パニック障害」と「SAD」の比較
───────────────────────────────────
  「パニック障害」…場所や時間を、問わない。

    ★「SAD」…"ある決まった場面"で、強い不安を覚える。
───────────────────────────────────
  「パニック障害」…「死ぬのでは?」と思うほどの呼吸困難と緊張

    ★「SAD」…顔がほてる、息苦しくなる。
───────────────────────────────────
  「パニック障害」…社交的場面が、きっかけになる訳ではない。

    ★「SAD」…社交的場面が、きっかけになる。
───────────────────────────────────
  「パニック障害」…人が多い状況では、症状が出ないこともある。

    ★「SAD」…人の多い場所では、不安になりやすい。
───────────────────────────────────

 まとめてみると・・・

「"SAD"は、"ある決まった社交的場面"で、

        "我慢の出来ない症状"が出る病気だと、言うことが出来る」


【"SAD"の具体的治療法】

 "SAD"の治療法には、「精神療法」と「薬物療法」があり、2つの治療法
は、単独で行われたり、併用して行われたりします。この辺の判断は、精神科
の専門医と、充分に、相談、インフォームド・コンセントを受けた上、患者自
身が、納得して、積極的に、治療に参加することが、肝要である。
───────────────────────────────────
1.精神療法
───────────────────────────────────
  「認知療法」と「行動療法」を組み合わせて、治療が行われることが、
   一般的である。
───────────────────────────────────
  「認知療法」…不安な気持ちが起こるメカニズムを勉強し、不安感を引き
         起こしてしまうパターンを修正出来るようにする治療法。

         周辺の人の目や、自分の能力を再認識し、不安が発生して
         いた状況の認知(自分がそう思い込んでいた)を改め、同時
         に、「呼吸法」「リラックス法」「上手な話し方」など、
         不安状況への対処法も、合わせて、学習する。
───────────────────────────────────
   例1:SST(社会技能訓練)=人との付き合い方が、苦手な人が多いの
     Social Skill Training  で、実際の社交場面で、どのように、人
                 と接するかを、習得する。

   例2:不安対処訓練=リラクゼーションや、呼吸法など、不安症状が、
             起きてしまった時の対処法を、学ぶ。
───────────────────────────────────
  「行動療法」…不安が生まれる状況に、あえて、飛び込んで行き、刺激に
         身を曝す「曝露療法(エクスポージャー)」を行う。

         段階的な目標に沿って、徐々に、身を慣らして行き、不安
         症状を、改善していく。

         "SAD"の場合は、「認知療法」と「行動療法」をグルー
         プで行う『集団認知行動療法(CBGT)』も、一般的に、
         用いられる。
───────────────────────────────────
2.薬物療法
───────────────────────────────────
  不安感情を抑えることを目的とし、学校や職場を避けるなどの"回避行動"
  を減らし、"不安時の身体的症状の緩和"を、図る。
───────────────────────────────────
 「SSRI」…Selective Serotonin Reuptake Inhibitorsの略。日本語で
        は、「選択的セロトニン再取り込み阻害物質」と訳される。
           
        
        神経細胞間のセロトニン量のバランスを保つ薬。平たく言え
        ば「抗うつ剤」。1年以上の継続的な服用が、必要とされて
        いる。

        ファースト・チョイス(第1選択)で、用いられるケースが、
        多い薬剤。欧米では、"SAD"の治療に、積極的に、利用さ
        れている。その効果が、日本でも、認められています。
───────────────────────────────────
*代表的な薬剤製品名(日本で認可されているもの)
───────────────────────────────────
 ・パキシル http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179041.html

 ・ルボックス http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179039.html

 ・デプロメール http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179039.html
───────────────────────────────────
 *ルボックスとデプロメールは、扱っている会社が違うだけで、中身は同じ。

 *厚労省は、2005年10月に、ルボックスやデプロメールの成分である
  「マレイン酸フルボキサミン」を、"SAD"に対する効能追加として、
  承認している。
───────────────────────────────────
  「ベンゾジアゼピン系抗不安薬」…「SSRI」より、即効性があるため、
                  「SSRI」の効果が現われるまで、
                  あるいは、落ち着かせるために使用。
───────────────────────────────────
*代表的な薬剤製品名(日本で認可されているもの)
───────────────────────────────────
 ・ソラナックス http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1124023.html

 ・セルシン http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1124017.html

 ・メイラックス http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1124029.html
───────────────────────────────────
  「β遮断薬」…元々は、高血圧症の治療等に、用いられる循環器系の薬剤。
         ヨーロッパでは、多く用いられている。

         緊張時において、"動悸がひどくなる症状"や、手の震えな
         どを、抑えることが、出来る。
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*代表的な薬剤製品名(日本で認可されているもの)
───────────────────────────────────
 ・インデラル http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se21/se2149014.html

 ・ミケラン http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se21/se2123005.html

 ・テノーミン http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se21/se2123011.html
───────────────────────────────────

 『薬物療法』においては、3種類の薬剤を、上手に組み合わせることにより、
症状を、軽減させて行くとのことである。

 ただ、精神科医によっては、『精神療法』は、専門家が必要であり、患者に
も、かなりの負担を与えるので、『薬物療法』を選択した方が、良いと主張す
る者も多い。

 確かに、そういう側面があることは、否定しない。しかし、『薬物療法』と
いうのは、患者のその後の長い人生を考えると、根本的な治療には、ならない
のではないか?

 私は、常々、このメルマガで、治療というのは「医者と患者の共同作業」と
言ってきた。だから、本当に、"SAD"を治すには、患者も自分自身で、心痛
みを感じつつ、コントロールしながら、治療に挑んだ方が良いと思う。

 見ている・・・

 医者側も、とてもつらいと思うが、安易に『薬物療法』を多用して欲しくは
ない。『精神療法』に、専門家が必要であれば、自分が勉強して、その専門家
になれば良い。そうした方が、病院にとっても、他との"差別化"が図れる。

 一人一人の患者と、じっくり向き合えない時間的制約があるのかも知れない。
医者にとって、その患者は、多くの患者の中の一人だが、患者にとって、その
医者は、自分にとってかけがえのない一人の存在なのである。

 私は、"SAD"の治療の中心には、やはり『精神療法』を置いて欲しい。時
間が掛かり、面倒かも知れないが、患者を、"薬だより"ではなく、自分の心で、
そして、自分の身体で、一本立ちさせていただきたいと、切に願う。

    **なぜ、怖がるのか?・・・ http://tinyurl.com/hsevz


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