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「原発耐震指針の改訂案」への
パブリックコメント募集 私たち静岡県で反原発運動を続けている市民グループでは、今あなたの声を 国に届けて欲しいと、多くの人に呼びかけています。あなた自身やご家族の命 を守ることにも関係のあることです。 ぜひ、ご協力いただきたく思います。 国は今回25年ぶりに、全国の原発の「耐震指針」というものを見直すこと にしました。耐震設計とか、地震のことを考えた原発の候補地選びの基準みた いなものです。 それで、今回、この「指針」を改訂されることになったのですが、改訂に際 して「パブリックコメント」というものを私たち国民から募集することになり ました。 これです。(めんどうなので全部読まなくていいです。) http://www.nsc.go.jp/box/bosyu060523/youkou_taishin.html つまり、国があなたの意見、声を求めているということです。 どうやら、これは、「行政手続法第39条」というのがあって、それで規定 をされていることらしいのです。 何か国が決めた基準だの指針みたいなものを改訂する場合には、国が「案」 を作り、それに対する「パブリックコメント」(意見とか声とか日本語で言っ て欲しい)を募集しなければならないようのです。 で、そうやって集めた意見は、集約して検討されることになります。 「なお、本意見募集に応募いただいた意見のうち反映すべきものは、原子力 安全委員会の調査審議に反映させるとともに、その反映状況をとりまとめ公表 いたします。(原子力安全委員会)」とありました。 「調査審議に反映」してくれて、「その反映状況をとりまとめ公表」してくれるわ けですから、私たちがたくさん声を寄せれば、そうした声が「反映」されることに なるかもしれません。 チャンスです。 たくさんの声を送って、国の原子力政策をもっと安全性を重視したものに、 変えさせましょう! 【最大の注目点「残余のリスク」】 「残余のリスク」...聞いたことがない言葉ですね。静岡の反原発グルー プの中にも、初めて聞いたという人が何人もいました。 「残余のリスク」とは? ─────────────────────────────────── どんなに大きな地震を想定しても、その揺れに耐えるように設計しても、尚、 それを超えるような地震が起こり、設計を超える揺れに襲われる危険性は否 定できないこと、そのために原発が重大な事故を起こし、環境に放射能を放 出して人々に被曝させるリスクがあること ─────────────────────────────────── 国は今まで原発は絶対安全で、放射能漏れが起きることはないといい続けて きたわけですが、今回の指針の改定案で、初めて「残余のリスク」があると言 い始めたのです。 国が強気の姿勢でいたのは、原発が建設地で予想される最大規模の地震にも 耐えられるように余裕を持って設計していることになっているからでした。 でも・・・ 阪神大震災とかスマトラ島沖地震などを見てもわかるように、地震学者が、 想定していなかったような地震が、この地球上では起こりうるわけです。 だから・・・ 「この地域で起こる地震はこの程度まで」などと安易に線を引けないという ことが、最近の地震研究ではわかってきたのです。 そこで・・・ 国は「残余のリスク」という確率論を導入することで、一定レベルのところ で線を引こうと考え、今回の指針の改定案にこの言葉を入れたのです。 つまり・・・ ─────────────────────────────────── 「一応考えて作っているけど、想定外の地震の時にはちょっとヤバいかも」 「残余のリスクがあると前から言っていた」…と言うことです。 ─────────────────────────────────── 大地震による原発の放射能漏れ事故が起こった場合、国がこんなふうに言い 逃れ、逃げ口上に利用する危険があります。 私たちのような原発事故によって被爆させられ、被害を受ける側としては、 想定外の地震による「残余のリスク」があるのなら、原発を止めるとか建設を 中止することも、今度の指針の中に入れ、真剣に検討して欲しいわけです。 しかし、今回国の指針の「案」として出ているのは、次のような言葉です。 「合理的に実行可能な限り小さくするための努力が払われるべきである。」 「合理的に実行可能な」とは、「経済的の実行可能な」という意味とも取れ ます。しかも、一体どんな「努力」をするのかも明記されていません。 原発を建設する電力会社が自ら決めることになるのでしょう。 事故のとき私たちを被爆させ、日本中を放射能で汚染する「残余のリスク」 を残したまま・・・。 【私たちに出来ること】 「残余のリスク」という項目を指針案に入れることになったのは、国がはじ めて、大地震の際に事故が起こりうることを認めたという点で、一定の評価を しても良いことなのかもしれません。 でも、「今の状態だとそのリスクを回避するために具体的に何をするのか?」 ということが明記されておらず、努力目標だけで終わってしまっています。 原発推進のための論理ではなく、私たちとしては大地震の際に原発から放射 能が漏れることが絶対にないようにするという立場から、「残余のリスク」を 科学的に検討してほしいわけです。 そして・・・ 今回「パブリックコメント」という形で国に意見を言うことができるのです。 抗議・要請の類とは違うので、「○○反対」みたいなことを書くのではなく て、私たちの反響を示しておくことが大切です。これからの原発の耐震安全性 を守リ、原発震災を未然に防ぐために。 とにかく何も言わないと「国民から意見を聞いている」ということで、大地 震の際私たちが被爆し、死ぬかもしれない「残余のリスク」を残したままこれ からも原発が動く続けることになります。 あなたの意見を国の原子力安全委員会に伝えてください。 http://www.iijnet.or.jp/cao/nsc/opinion-taishin.html 短いものでもかまいません。難しく考えなくてもかまいません。少しでも、 多くの人の声が集まることが大切なのです。 今回の指針改正案では、「残余のリスク」が一番の問題点なので、「残余の リスクについて」ということで、意見を書いていただけたらと思います。 "いくつかサンプル"がありますので、是非、参考にして見て下さい。 ─────────────────────────────────── サンプル その1 ─────────────────────────────────── 〈意見〉耐震設計審査指針「残余のリスクについて」 ─────────────────────────────────── この文章の末尾にある「実行可能な限りそれをなくすための努力」というの では、まったく不十分ではないでしょうか。これでは、発電所の作業員や周辺 住民、および風下地域の住民は、人体実験のモルモットにされているのと同じ だと思います。 これまで、電力会社や原発立地自治体は、繰り返し原発の安全性を住民に説 明してきました。浜岡原発においても、中電や御前崎市は、「チェルノブイリ 発電所と日本の原子力発電所は、基本的な仕組みが異なり安全文化も違うこと から、日本の原子力発電所では同様な事故は起こり得ないものと認識していま す」と言っているように、安全だからと説明されてどこの住民も原発を受け入 れてきたのです。 この「残余のリスクについて」の項目は、それを真っ向から否定するもので す。言い換えれば、リスクを承知の上で原子力政策を進めるということ。それ はひとつ間違えれば国家の崩壊にもつながりかねません。それだけの重要事と 認識しているならば、「実行可能な限りそれをなくすための努力」などという きれいごとで片付けられるのがまったく不思議です。 これは国会で審議すべきほどの問題ではないですか? それができないのであれば、この耐震指針全体が意味のない、国民の安全を 守るにはまったく不十分であると理解します。 ─────────────────────────────────── ●解説 ─────────────────────────────────── やはり心配なのは、大地震のときチェルノブイリ級の事故が日本で起きる危 険性です。多くの人が不安に感じていることだと思います。 ウクライナやロシアと違って海に囲まれた狭い国土の国、日本では逃げ場が ありません。チェルノブイリの事故も、20年たった今でも後遺症に苦しむ人 がたくさんいて、事故を過小に評価しようとIAEAが画策しているようです。 DAYS JAPANという雑誌の6月号で、今も病気に苦しむ人たちの事、 原発事故の恐ろしさが写真入りで掲載されています。 これを読むと、事故はまだ終わっていない、20年たってもまだまだ進行中 なのだということがわかります。一読をおすすめします。 http://jpan.jp/sage/?http://jpan.jp/?daysjapan0606 ─────────────────────────────────── サンプル その2 ─────────────────────────────────── 「耐震指針案についての意見・残余のリスクについて」 ─────────────────────────────────── 〈意見〉指針案8「地震随伴事象に対する考慮」の項に、「地震のとき、地殻 変動により地盤が変形しても、発電所の安全性が保たれること」という規定を 追加してください。 〈理由〉『震分第41-2号 地震随伴事象に「地震時地殻変動に起因する地 盤の変形」を入れることについて(石橋委員資料)』およびその提案について の議論(第41回速記録)を知り、これは指針本文に入れるべきだと思いまし た。 こういう提案があったのになぜ入らなかったのか不思議です。反対された委 員は、絶対地盤の変形がないとお考えでしょうか? 浜岡原発の西方にある掛川市南部地域(旧大須賀町)では、安政大地震で 遠浅だったところが隆起し、現在の土地ができました。また、富士川周辺にも、 地震でできた「地震山」という名前の山があるそうです。そう遠くない過去に おいてもこのような事例があることを重く見て、新指針をより向上させるため に、ぜひとも入れてほしいです。 ─────────────────────────────────── ●解説 ─────────────────────────────────── 大地震の際、地形が変わってしまうことがあります。私の住む静岡では、安 政大地震で遠浅だった海岸が隆起し、新たに土地ができてしまったところがあ ります。大須賀町というところですが、現在はそれが中心市街地のようになっ ています。 富士川周辺にも地震でできた「地震山」というのがあります。周辺の人は土 地ができて喜んだそうですが、原発の場合はそんなのん気なことは言ってられ ません。 「地盤が変形しても、発電所の安全性が保たれること」のような一文を指針 の中に入れれば、科学的に考えて原発の建設は不可能になります。 大地震が起こったら、原発周辺の住民は当然被爆します。でも、東京とか、 関東だって相当危ないみたいです。なにしろそう離れていないところに、東海 大地震の震源域の上に建つ浜岡原発があるので。 ▽放射能で首都圏消滅― 誰も知らない震災対策 http://tinyurl.com/n32to ─────────────────────────────────── サンプル その3 ─────────────────────────────────── 「耐震指針案についての意見・残余のリスクについて」 ─────────────────────────────────── (意見) 新指針案が導入しようとしている「残余のリスク」概念は、平成4年最高裁 判決において原子炉等規制法が、「原子炉災害が万が一にも起こらないよう審 査することを求めている」とした、安全審査の基本的考え方と相反する疑いが ある。 (理由) 伊方原発訴訟における平成4年最高裁判決は、原子炉等規制法は、原子炉災 害が、万が一にも起こらないようにすることを求めるものであると判示する。 ところが、新指針では、「残余のリスク」について、 「上記(1)のように策定された地震動を上回る強さの地震動が生起する可 能性は否定できない」としながら、「それを合理的に実行可能な限り小さ くするために努力が払われるべきである」とするだけである。 合理的という用語は「経済的合理性の範囲内で」と同義語に理解され、対策 は可能なのに経済的に合理的でないという理由で否定されてしまうであろうと いう危惧がある。 上記、最高裁判決は、このようなリスクを「実行可能な限り」小さくすれば 足りるなどとはしておらず、まして「合理的に」実行可能な限り小さくすれば 足りるともしていない。 同判決は、万が一にも、原子炉災害が発生することは原子炉等規制法上は許 されないとしている。このようなリスクをなくすことが実行不可能であれば、 災害防止上支障があるとして、原子炉施設は許可してはならないということが 原子炉等規制法の考え方である。 新指針案は、この分野における確立した先例である最高裁判決を無視ないし 曲解するものと言わなければならないのであって、この最高裁判決との整合性 を議論していないで策定された新指針は、見直されなければならない。 ─────────────────────────────────── ●解説 ─────────────────────────────────── 「万が一にも原子炉災害が発生することは原子炉等規制法上は許されない」 という判決が、最高裁で出ているわけです。 したがって、今回の「残余のリスク」という指針(案)の考え方は、この 判決と矛盾することになります。 最高裁の判決どおり、「万が一にも、事故が起こらない」ことを委員会に求 めましょう。 純粋に科学的に考えれば、原発は日本のどこにも作れなくなるはずです。 ─────────────────────────────────── *お手数ですが、上のサンプルを参考にするなどして、自分の言葉に直して、 あなたの意見を国に送ってください。もっと短いご意見でも結構です。 ─────────────────────────────────── ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ─────────────────────────────────── ●意見の送り先 ─────────────────────────────────── 内閣府原子力安全委員会事務局総務課広報係 http://www.iijnet.or.jp/cao/nsc/opinion-taishin.html ─────────────────────────────────── ★郵送、FAX、インターネットのいずれでも可です。(字数は800字以内) 名前と連絡先、「耐震指針案についての意見」と必ず書いてください。 ─────────────────────────────────── ●郵送の場合 ─────────────────────────────────── 〒100-8970 東京都千代田区霞ヶ関3-1-1 中央合同庁舎4号館6階 内閣府原子力安全委員会事務局総務課広報係 ─────────────────────────────────── ●FAXはこちら→ 03-3581-9835 ─────────────────────────────────── ***締め切りは、今週22日の木曜日です!あまり時間がありません。 本当に、何も言わないでいると、「国民の意見は聞いた」ことにされてしま います。何も言わないでいるのは、賛成しているのと同じです。 ─────────────────────────────────── ●あなたの声を、国の原子力安全委員会に伝えてください(インターネット)。 ─────────────────────────────────── http://www.iijnet.or.jp/cao/nsc/opinion-taishin.html ─────────────────────────────────── 字数は800字以内、名前と連絡先、 「耐震指針案についての意見・残余のリスクについて」と必ずお書きください。 ─────────────────────────────────── 何卒、宜しくお願い致します。 ★意見を送信した方は、「原子力資料情報室」で集約を行っていますので、 出来れば、以下へも、転送していただけますでしょうか。 e-mail : kamisawa@cnic.jp ↓↓同団体の関連情報、提出済みの意見が見られます。 http://cnic.jp/modules/news/index.php?storytopic=17 ※それからこのメールを、お友だちや関心を持ちそうな人、参加されている メーリングリストなどにどんどん転送してください。少しでも多くの声を集 めるために、是非、ご協力をお願い申し上げます。 ─────────────────────────────────── 参考資料 ─────────────────────────────────── 「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂について(案) http://www.nsc.go.jp/box/bosyu060523/taishin_1.pdf ・強化される原発の耐震指針-「残余リスク」の導入の意味 http://citizen-science.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_837e.html ・放射能で首都圏消滅―誰も知らない震災対策 http://tinyurl.com/n32to ・ストップ浜岡@ブログ http://blog.livedoor.jp/stop_hamaoka/archives/23467205.html ─────────────────────────────────── このメールの発行者・呼びかけ人 ─────────────────────────────────── フェアトレード&エコロジーの店 「ふぇあうぃんず」 代表 斉木隆男 静岡県浜松市下池川町23-5 Cozy Court 205 URL: http://mscience.jp/index2.htm Tel/Fax:053-472-9660 Mail: info@mscience.jp ─────────────────────────────────── **もう一度基本に立ち返って・・・→ http://tinyurl.com/pyr9j
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