グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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本当に「交通事故」を減らすことが出来るのか?
ドライブレコーダー効果



 人は、機械にでも監視されていると思えば、無茶な行動をしなくなるのか?
「交通事故死は減少した」とは言うが、それでも7千人近くが亡くなっている。


【"事故防止効果"が実験から…】

 昨年1年間、交通事故で亡くなった人の数は、6,871人。これは、ピー
ク時であった1970(昭和45)年の約41%です。この数字だけを見ると、
確かに減っているように感じます。

 しかし・・・

 交通事故の発生件数は、933,546件で、約130%、同負傷者数は、
1,155,623件で、約118%と、何れも、大幅に増加しています。

 こんな中・・・

 「ドライブレコーダー」は本当に効果を発揮してくれるのか?
───────────────────────────────────
 「ドライブレコーダー」= 交通事故発生前後の映像や速度、ブレーキの状
              態などを記録する装置のこと。
───────────────────────────────────
 つまり、航空機事故でいつも問題になる「フライトレコーダー」の"自動車
版"と言うことです。

 今回の実験は、国土交通省が、タクシー会社と協力して、実施しました。
───────────────────────────────────
 実験は、全国各地の1,820台のタクシーに、ドライブレコーダーを搭載
 して、2004年に、開始。
───────────────────────────────────
 ●事故防止に関する調査
───────────────────────────────────
  搭載車両を所有するタクシー会社24社が対象。1台が1日に起こした
  「人身事故」の件数を示す"事故率"について、搭載の前後6ヶ月を比較。
───────────────────────────────────
  ・事故率が減った = 20社(内、8社は5割以上減少)

  ・全ての営業車両にドライブレコーダーを搭載 = 10社
   (内、5社が5割以上減少、残り5社も減少傾向)  
───────────────────────────────────

 事故率が減った会社は、「ドライブレコーダーの記録」を活用して、安全教
育を実施したケースが、多かったとのことである。

 国交省は、ドライブレコーダーを使った教育マニュアルを作成し、タクシー
業界での普及を図りたいとしている。

 だが、現状では・・・

 アナログのタコグラフ(自動車の速度、時間、距離からなる運行を記録、集
計、分析、出力を行う)でさえ、非義務地域では約44%の装着率、そのデジ
タル版に至っては、装着率7%、検討中も24%に留まっている。

 確かに、上記の実験で、ドライブレコーダーの「交通事故防止効果」は、あ
る程度、証明されたと言えよう。けれど、規制緩和によって、タクシーの台数
が増え、売り上げもままならなくなった実態を考えると、タコグラフより費用
の掛かるドライブレコーダーの導入は、非常に難しいのではないか?

 ドライブレコーダーを、無理やり導入し、そのツケが、運転手の今以上の超
過勤務につながるとすれば、逆に「交通事故が増える」危険性すらある。これ
では、全く"本末転倒"になってしまう。


   **その時、人間の心理は・・・→ http://tinyurl.com/heayb

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