グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

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頭突きをしたジダン選手の心を覆っていたものは?
"試合前後"から読み解く



 頭突きで物議を醸しているジダンは、アルジェリア系の移民である。幼い頃
は、仏の貧民街で、筆舌に尽くしがたい生活を体験したとのことである。今…


【頭突きの予兆は"試合前"から】

 実は、彼は、フランス代表の試合の時、あの有名な「国歌」を、歌わない。
その姿勢には、彼なりの人生観が、色濃く表れていると感じられる。

 今回の「頭突き問題」に関しては、かなり真相が明らかになってきた。私な
りに、それらを読み解いてみると・・・
───────────────────────────────────
●ジダンは、前日に、「実母の体調不良」という事態に遭遇している。「ワー
 ルドカップ決勝」「現役最後の試合」「98年優勝の再来」など、様々なサ
 ッカーにおける強い思いと、母の心配で、心が爆発しそうなくらいだった。
───────────────────────────────────
●これを表すように、試合前に、イタリア主将のカンナバーロ選手と、フラッ
 グを交換する場面があるのだが、ジダンの視線は、完全に泳いでいた。ブラ
 ジル戦で見せたような余裕は、まったくなかった。

 カンナバーロは、ジダンが、ユベントスに在籍していた時の同僚であり、か
 つ、友人でもあった。だから、カンナバーロは、当然、親しげな握手を求め
 たが、ジダンは、気もそぞろの表情であった。
───────────────────────────────────
●試合後半のフランスは、かなりイタリアを押し込んでいた。だが、そんな中
 で、98年の戦友であり、バックラインの要でもあるビエラが、負傷退場す
 る。この事で、ジダンは、精神的に追い込まれた部分があったのではないか。
───────────────────────────────────
●延長後半6分に、"この事件"が起きた。発端は、イタリアDF・マテラッツィ
 の再三に渡り、シャツを引っ張るなどのジダンに対する強引な守り。これに、
 業を煮やしたジダンは、遂に・・・。以下、ジダン(Z)、マテラッツィ(M)
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 Z「そんなに、シャツが欲しいのなら、試合が終わったら、やるよ」

 M「そんなシャツはいらないよ。それより、お前のかみさんを寝取りたいね。
   このテロ売春婦の息子が、くたばれ!」
───────────────────────────────────
●ジダンの緊張の糸は、この言動によって、切れてしまった。そして「頭突き」
 元々、彼は、「気が短い」という性質を有する。それらを示すように、現役
 時代の退場は、これを含めて、16回もある。

 だから、マテラッツィは「確信犯」じゃないかと思う。ジダンの上記のよう
 な性質を知り、PKをにらんだ場合、彼がいない方が、有利になる。つまり、
 「優勝」の確率が高くなると、計算をしてのこと。これは、買いかぶり過ぎ
 か?彼は、ただ単に、感情にまかせて言ったのか?それは定かではない。

 とかく、このDFは、イタリア本国でも、やり方や、態度、暴力などで、批判
 を浴びている。彼は、ずっと1流の選手ではなかった。今大会だって、絶対
 の存在だったネスタが、負傷していなければ、試合には、出ていなかっただ
 ろう。そんな彼が、ネスタの代役をキッチリ務め、決勝まで、やってきた。

 そんな、自負もあったのだろう。そんな彼が、ずっと超一流の道を歩いてき
 たジダンに対して、「妬み」の気持ちがあっても、不思議ではない。それが、
 上からものを言うようなジダンの言葉に、切れてしまった。と私は推測する。
───────────────────────────────────
●ジダンは、表彰式に出なかった。ある意味、発端となった実母の心配もあっ
 たのだろうが、これまで寝食を共にしたチームメイトの迷惑にも、なりたく
 なかったのだろう。帰国時にも、彼だけは別のルートで、合流している。

 思うに、試合後、失意の中で、彼は、母を抱きしめ、同時に、抱きしめられ
 たのではないかと思う。それだけが、傷つき、疲れた彼の心を、唯一、慰め
 る方法だった…。
───────────────────────────────────

 それでも、ジネディーヌ・ジダン・・・

 貴方のした行為は、絶対に、許されるものではない。全てにおいて、聖人君
子であれとは、言わないが、少なくとも、貴方の行動や、言動は、これから未
来を背負う子供達に対する影響が大きい。それだけ、貴方は多くの人達から、
愛されていたのだ。

 私も、その1人。レアルマドリードや、代表での試合を、いつも楽しみにし
ていた。そして、貴方は、"ほとんど"期待に応えてくれた。この行為があった
からといって、貴方が、私に与えてくれたものは、何も色あせない。

 そして・・・

 いつの日か、監督として、ピッチに戻ってきて、欲しい。貴方のような素晴
らしい選手を、育て、欧州チャンピオンズリーグで優勝して欲しい。その後に、
フランス代表を、ワールドカップで優勝させて欲しい。

 今回の件は、自業自得であるが、それによって、「人の心の機微」を一層深
く知り得たと思う。それが、今後の人生に、監督業に、生かされることを望ん
でいるのは、私だけではあるまい。

 ハゲ仲間よ!永遠に!!


  **人の心は簡単に変わらない・・・→ http://tinyurl.com/kgw7e

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