グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

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純粋・北海道産「タラバ」は
もう消えゆく運命なのか?



【"かに資源"に群がる[日露闇組織]の実態】

 本日[12/7]、北海道内で放送される特集を取り上げたいと思います(STV
札幌テレビ放送)。

「北海道・稚内の工業港で不審な船がある」との話をSTVの知り合いの記者
から電話をもらったのがきっかけで、Hassyも独自ルートで調査を開始。

 "日本漁船"と思われるのに、船員がロシア人であり、しばらく観察している
と・・・船名の付近に違和感がある。

 出航をずっと確認していると、突然、日本名の上に外国籍と思われる「船名
プレート」を差込み、港を出て行くのを確認。

 記者は、稚内からサハリンのコルサコフへ取材に行って[面白いネタ]を仕入
れて来た。"2重国籍"とも取れる漁船がかなりの数あり、その多くが「かに漁
船」として、日本で商売しているとの話だった。

 実際、稚内に帰る船内で数人のロシア人を確認し、付いて行くと上記「不審
と思われる船」に乗り込んで行った。

 Hassyが調べた結果で、船がロシアに寄港、若しくは帰港せず、船員のみが
フェリーで行き来し、作業しているとの情報であった。

【この"不審漁船"の正体は!?】

さて、この漁船について、判明していることを、まず、列記します。

○今年初めまで、根室で「さけます漁船」として登録されていた船である。

○2月に香港の会社に転売、その後、モンゴルの会社に転売後「モンゴル船籍」
 となっている(日本の関係機関で調査結果)。

○稚内では、モンゴル船籍の「ランサー」名で係留、日本名の「幸福丸」名は
 船にまだ付いている。

○船に付いている船名、登録番号などで調べると日本では、既に「幸福丸」は
 削除されているものの、国際機関のデータでは、「ランサー」名は該当せず、
「幸福丸」の名が出てきている。

○船は、かに漁船の装備が見当たらず、以前の「さけます漁船」のままだが、
 出港数日後には「かに」を積んで帰ってきている。

 以上の事から更に調べると、この漁船には「さけます船」として"冷凍、冷
蔵などの機能が付いている事"が判明。

 そこから推測されるのは、ロシア船が「かに漁」を行い、洋上で「かに」を
受け取り、鮮度を保ったままで、日本の業者に卸している。

 との事実から、記者、Hassyが別ルートで調べると、日本側で"ある人物"が
存在する事が分かったものの、その人物はおもて上、ある会社の作業員であり、
とても、業者には見えない。

「かに」が、何処に行くのかは、ある程度分かったが"荷揚げ"や"どこに納入
したか"までは確認していない(今後、調べるかは未定)。

「かに」は、書類上、香港の業者に売られた事になっているが、実際は日本の
"ある大手水産会社"に行っているようだ。

      「では、なぜ、そんな面倒なことをするのか?」

【「かに」ビジネスの十分過ぎるうま味】

 "かに資源の枯渇"の為、国内では漁獲量が極端に少なくなったが、日本での
「かに人気」は高まる一方で、価格も高騰し、ビジネスとして

       「十分過ぎるくらいの、うま味がある」

 更に"さけますなど漁獲規制"により、廃業を余儀なくされる漁師が多く出て
いる。「さけます漁船」には日本製の故障が少ないエンジンを持ち、冷凍、冷
蔵の機能が搭載されている船が多い。

  「かにの出身地が、"北海道産"と"ロシア産"どちらを買いますか?」

 多くの人が「北海道産」を選ぶと思います。しかし、このような形であれ、
正規の形でも"北海道産・かに"の殆どが"ロシア絡み"である事を知って欲しい。
(ロシアも北海道も、同じオホーツク海で漁をしているので"かに"は同様)

「かに目当て」で北海道に来る人がいるが、現実、台所は困窮している(資源が
枯渇に近いが、人気の為、用意しなければ・・・という有様)。

最近、通信販売やデパートの「北海道物産展」などで、蟹が大人気であり、
その異常な加熱が「タラバ」と称して、実際は「アブラガニ」が販売されてい
るなど"北海道のブランドイメージ"が落ちてきているとも言われ始めている。

 実情では、業者を含め、「純粋な北海道産」は本当に少ない。

 この話の詳細は「本日の放送」を見てもらうしかないが、北海道以外の人に
は、今のところ見てもらえないのが非常に残念である。

 但し、以前にも"蟹の特集"として日本テレビの「NNNドキュメント」(日
曜・深夜放送)という番組で放送した事例もあるので、もしかしたら、今後見て
もらえる可能性も少なくない。

『是非「北海道産の現状」を知っていただく意味からも全国放送が望まれる』


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