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"窮鼠猫を噛む"現代事情〜電子ベビーシッター
見に行こうと思っていた「美術展」。観に行こうと思った「映画」。 どちらとも、行くのを、止めました。時間がないからでは、ありません。 理由は・・・ 「美術展」に出品される作者の女性画の目に、違和感を覚えたから。 「映画」の方は、視点と主演に、拒否アレルギーが、出て来たことです。 先入観は、確かに・・・ 余り持たない方が、良いかも知れません。でも、私は自分の感性を信じます。 どんな時でも、マスコミの報道<私の感性という優先順位が存在します。 そんな"感性"や"情緒"は、子供の頃に、養われますが・・・ 現代日本で、連続する「無差別殺人」を見る限り、それらは養われていない。 1980年代に、それらに気付き、警告を鳴らしていたのが、米国である。 1999年、米小児学会は、全米の小児科医に向けて・・・ ─────────────────────────────────── ●2歳以下の子供のテレビ(ビデオ)視聴を、避ける。 ●"電子ベビーシッター"としてのメディア利用を、回避する。 ●子供部屋に、テレビ、パソコンなどの電子メディアを、置かない。 ●子供のメディア接触時間を、1日1〜2時間に、制限する。 ─────────────────────────────────── 以上のような勧告を、発していた。 日本でも、2004年に、小児医会が、この勧告を取り上げ、提言している。 でも・・・ その後、"メディアに頼る子育て"は、収まりましたか? 否でしょうね。 日本では、益々、この傾向が、強まっているとしか、言いようがありません。 それどころか、これ幸いとばかりに・・・ 企業やマスコミは、子供の「早期教育」を喧伝し、ビデオやDVDを通じて、 子供やその親を、商売の対象とし、多額の利益を、むさぼっています。 親も、自分は手を抜け、しかも、子供が優秀に育つと、思い込んでいる。 「そんな訳は、ないでしょう」子供は、ロボットじゃないのですよ、全く。 お母さんの手の温もりや、顔の表情などを見て、子供は、安心するのです。 その「人間としての温かみ」が、子供の"感性"や"情緒"を、養うのです。 それは・・・ どんな優秀な子育てのビデオやDVDでも、敵うはずなど、ないのです。 そういう意味では、現代日本は、人間ではなく、ロボットを育成しています。 ロボットのたまり場所は、「ゲーセン」や「コンビニ」など無機質な所。 そんな所で、コミュニケーション力、"感性"や"情緒"は、培われません。 日本の大人達は・・・ その昔、たまり場だった空き地や広場を、金と引き換えに、ビルなどに変え、 子供達のオアシスだった場所を、取り上げ、上記の所へ、追い込んだのです。 そのくせ、二言目には、「子供の教育」が一番大事などと、ほざいている。 まさに、「二枚舌」。 実際は、子供なんて、どうでもいいんでしょう? 自分達が、金儲けして、楽な暮らしをして、いい気分を味わえれば、満足? 社会のせいばかりに、したくはないけれど、今・・・ 「三つ子の魂百まで」「窮鼠猫を噛む」という言葉が、頭を渦巻いている。 ─────────────────────────────────── 「三つ子の魂百まで」 ─────────────────────────────────── 3歳どころか、生まれてからずっとTV、ビデオなどのメディア漬け。 親とのスキンシップによる"感性"や"情緒"の発達も乏しい。その上、 年齢が上がるに従って、「パソコン」「ケータイ」など、メディアへの 依存度は、益々、アップする。どこで、人間らしい"感性"や"情緒"を、 養えというの?「魂」じゃなく、「ハードディスク」にでも入れるの?? ─────────────────────────────────── 「窮鼠猫を噛む」 ─────────────────────────────────── 大人達が、子供らのたまり場をなくし、「ゲーセン」や「コンビニ」に、 追い込んだ。心の拠り所をなくし、窮鼠となった子供達は「殺人」という 究極の無法手段によって、大人達に、牙を剥き始めた。 それは、子供達=ロボットにとっては、家族という名の単なる同居人にも、 向けられている。だって、人間同士だから、家族が成り立つのである。 けれど、多くの日本人は、アニメなどによって、ロボットにも、感情が、 あるものと、錯覚させられている。 家族の幻想とロボットの幻想が、現代日本では、入り交じっているのだ。 だから、何か、凶悪犯罪が起こると、人間としての"感性"や"情緒"まで、 そこに、求めてしまう。だが、現代の犯罪は、もっと無機質な物であると、 早く気付くべきである。だから、年齢で判断するのも、無意味ということ。 所詮は、14歳であっても、25歳であっても、ロボットの犯罪なのだ。 ─────────────────────────────────── しかし・・・ 「お金」という悪魔に、子供を売り渡してしまった大人達の罪は、重い。 このツケを、100〜200年で、取り戻すことは、先ず、不可能だろう。 それほど、失ったものは大きい。何故なら、子供は宝であり、未来だからだ。 その代替など、この世には、存在しない。どんなに多くの金を、積んでも。 けれど、絶望も出来ない、私が、推奨するのは・・・ 少しずつでも良いから、「メディアとの接触を減らす」努力をして行くこと。 私も現在は、TVの視聴時間を、以前の1/3(1日2時間)程度にしている。 「パソコン」も、必要な時以外は、なるべく、開かないようにしている。 「ケータイ」は、本当に、必要最小限だ(元々、嫌いだったというのもある)。 自分なりに、率先して、減らすべきである。特に、大人達が、率先すべき。 そうしないと・・・ 子供が、言うことを、聞くはずがない。ましてや、今は、個室がある。 個室専用の「TV」や「パソコン」は、止めた方が、良いかも知れないね。 おそらく、百害あって一利なしだと思う。高校くらいからでも、充分。 一家団欒で、決められた時間に、一緒に、「TV」を見、談笑する。 「TV」を見ない日でも、なるべく、居間に集まって、話したらどう? 最初は・・・ お互いに、窮屈でばつが悪いかも知れないけど、その内に、慣れるよ。 メディアに頼らないと、きっと、いつもより、時間が長く感じられる。 こういったコミュニケーションやふれあいから、家族になっていくと思う。 そして・・・ お父さんも、お母さんにばかり、子育てを任さずに、早く帰ってくる。 幾ら尽くしたって、会社って、冷たいよ。いつ首切られるのか、分からない。 それよりは、本当に、人間的な温もりを感じる「家族」を、最優先する。 こういう「家族」が増えることが、結果的には、良い子育てにも、繋がる。 さもないと・・・ この世から、「人間」をなくし、「ロボット」帝国の誕生となってしまう。 そういう社会を、今の日本人が望んでいるのなら、しょうがないけどね。 望んでいないと仮定して・・・ 1人1人が、大それた事をやれなくても、「メディアとの接触を減らす」 事ぐらいは、出来るでしょう。それが、日本の将来のためになるのなら。 今こそ・・・ 「仕事」から、「子育て」を優先させる社会を、構築する最適期である。 メディアからの「情報」は、利用すべきもの。利用されては、いけない。
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