グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

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金の亡者に導いた"グローバル・スタンダード"


 昨日の様なチラホラ雪が舞う札幌も良し、今日のような快晴も又良しですな。

 冬のピンと張り詰めた空気に、若干薄い青空の対比、心が洗われるようです。

 そんな今日この頃・・・

 私は、前夜、「ある映画」に、"頭"を引かれるが如くに、観に行きました。
         http://www.america-banzai.com/

 "心"じゃなくて、"頭"が引かれた理由が、終演と同時に、ハッキリしました。

 "心"の問題は、"心"だけじゃ解決しない。もっと"頭"もクリアにしなければ。

 この"頭"の中には、もちろん、現在の状況を作り出した指導者達も入ります。

 上演に先立ち・・・

 この映画の監督、そして、我が北海道の新得町出身である藤本幸久氏が、

 挨拶され、この映画について、対象国の国情を踏まえて、説明されました。

 淡々とした口調の中に、この映画を作らざろう得なかった無念が滲み出る。

 この無念を一番良く表していたのが・・・

 出演者のある言葉「人は金持ちになればなるほど、足下の現実から遠ざかる」

 足下の現実を作り出したのが、大金持ちのブッシュであり、小泉であった。

 彼らは、何千という死者を、何十万という不幸な軍人達を、その家族らを、

 「国益」という名の下に、死地に追い込んだのである。今も尚続いている。

 翻って、今の日本・・・

 国情は異なるが、「貧困」な人間達を、作り出しているのは、間違いない。

 小泉だけじゃなく、政治家は、どんどん「足下の現実」から遠ざかっている。

 「派遣村」を見て、具体的に対策を取るというより、"政争の具"として使う。

 そもそも・・・

 派遣会社や派遣社員が、こんなに増えたのは、「規制緩和」という旗の下に、

 小泉が、根幹である製造業にまで、派遣社員の範囲を、拡げたことでしょう。

 一見、国民に助け船を出しているようだが、実は、企業の方に、出していた。

 そりゃそうだよ・・・

 企業とすれば、景気が良い時には、どんどん、派遣社員を、雇い入れ、

 景気が悪化すれば、"リストラ"という名の下に、首を切ればいいんだから。

 それにしても、いつからだろうね、"リストラ"を、実質"首切り"にしたのは。

 一時期は、マスコミも・・・

 カルロス・ゴーン氏を筆頭に、大胆に、"首切り"出来る人間を、持て囃した。

 そりゃ、大量に首を切れば、短期では、人件費が節約出来、業績が上がる。

 でも、長期的には、根本的な問題が、再浮上するよねぇ〜、当たり前のこと。

 土台さぁ・・・

 高度成長期みたいに、右肩上がりの経済じゃないんだから、どこの企業も、

 「大量生産」「大量販売」というのは、どこかの時点で、無理が来るわなぁ。

 だから、いざなみ景気(2002-2007)なんて、実感が湧かないし、儲けは一部。

 バブル崩壊後・・・

 "グローバル・スタンダード"を旗印に、金融再生に取り組むも、問題続出。

 だってさ、国情が違うんだから、"グローバル・スタンダード"はあり得ない。

 "グローバル・スタンダード"という虎の巻が、あると思ったのが、運の尽き。

 ここで・・・

 日本がやるべき事だったのは、景気に頼らず、国民が幸せに暮らせる施策。

 どうして、バブルという異常な景気頼りだった経済を、見直さなかったのか。

 ここで、政府による「日本型修正資本主義」を構築していれば、打開出来た。

 日本がお手本にする米国は・・・

 日本の後に、バブルが来たけど、"実体経済"なんて、無かったに等しいよね。

 日本は「土地」で、バブルってたけど、米国は「株(証券)」だもんねぇ。

 日本以上に実体がない。それを引きずっていたのが、リーマンでパーだもの。

 これを・・・

 個人でやっちゃったのが、日本では、ホリエモンであり、村上氏だった。

 彼らは、自分で踊っているつもりが、実は、「株」に踊らされていただけ。

 米国も、彼らも、根底には「金持ち=幸福」という刹那な考えが露呈する。

 実際に・・・

 「金持ち=幸福」だと、貴方は思いますか? もちろんだという人も。

 私は、「金」だけが、「幸福」の指標だとは、決して、思えないですねぇ。

 むしろ、「金」という物欲の権化が必要以上に存在することで、不幸を招く。

 だって、考えても見て下さい・・・

 「金」に執着すると、1万円あったら、次は、10万円が欲しくなる。

 10万円の次は、100万円、1000万円と、「金」に固執してしまう。

 「金」を客観的に見られれば別だが「金持ち=幸福」に囚われるとそうなる。

 「金」を必要以上に・・・

 稼ごうとすると、自分の一番大切なはずである「家族」と過ごす時間が減る。

 貴方は、今現在、一体どれくらいの時間を、「家族」に割いておられます?

 1日に、1時間も割いておられますかね。それ以下の方が、圧倒的に多い。
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 例えば、ある人が、25歳の時に、結婚し、75歳で、亡くなったとします。
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 その50年間で、連れ合いと過ごす時間は、1時間×365日×50年間=

 18250時間しかないのです。経った760日。2年1ヶ月に過ぎません。
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 それに引き換え・・・
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 「金」を稼ぐ手段である会社で過ごす時間は、最低でも、10時間として、

10時間×365日×50年間=182500時間。20年10ヶ月にも及ぶ。
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 これじゃ・・・
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 会社と結婚したといっても過言ではない。一番大切であるはずの「家族」と
 いるよりも、仕事に費やす時間や会社の女性といる時間の方が10倍も長い。
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 確かに・・・

 生きて行くためには、「金」を稼ぐ手段であるはずの仕事が、必要ですよ。

 けれど、そのために、「家族」を、蔑ろにして、良いはずがありません。

 本来「家族」は、「金」で結び付いているものではない。そこには、「心」

 が、存在しています。だから、その「心」は、「金」以上に大切なのです。

 この貴重な「家族」を著しく・・・

 蔑ろにし、踏みにじったのが、米国のブッシュであり、日本の小泉なのです。

 「PTSD」は、もはや、非常識の事態ではなく、常識になりつつあります。

 「金」を優先させた結果が、生きる人間の「精神(心)」を、蝕んだのです。

 くだんの映画の後、藤本監督に・・・

 この映画は、「アメリカで上映されたことはあるのか?」と、尋ねてみた。

 「まだ上映されたことはないが、今年の春を目途に、上映する」との返答。

 私はこの現実を、日本人のみならず、米国人も再認識するべきだと痛感した。

 それでも・・・

 貴方は、「金」に、魂を売り渡すのですか? 貴重な人生と、引き換えに。

 私は、もうこれ以上、無機質な「金」に、牛耳られる人生は、ゴメンですね。

 だからこそ、現在、その元凶である「物欲」を減らすことに、励んでいます。

 この不況を機会に、「金」だけが人生なんて、刹那な考えは止めましょうよ。

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