グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

自分を守りたい。
家族、友人を守りたい。
そんな、あなたに

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貴方なら"あの制度"に参加したい?


 ここ札幌も、漸く、夏を感じさせてくれる日々が、到来しています。

 こうなってくると、雨が多かったお陰で、晴天の日が、より一層嬉しい。

 いつも晴天だと、それが当たり前になる。時には雨になることで、感謝倍増。

 こんな中・・・

 私は、以前から楽しみにしていた「聖地チベット」展に、行って来ました。

 副題が「ポタラ宮と天空の至宝」。その名に恥じぬ貴重な作品の数々に感動。

 内容は、インド後期密教に学び、歴史を育んだ"チベット仏教"に関するもの。

 中でも・・・

 私は、「釈迦牟尼仏及仏伝図タンカ」と題された作品に、心を奪われました。

 「タンカ」とは"チベット仏画"を意味し、「釈迦牟尼仏」は"お釈迦様"の事。

 14世紀の布に描かれた「仏伝図」の中心には、お釈迦様が、座しておられ、

 その周辺には、生・老・病・死。お釈迦様が、生まれてから入滅されるまで、

 即ち、一生がその時々の出来事と共に、克明に鮮やかな絵で記されています。

 その絵を・・・

 全て詳細には見られませんでしたが、私にとって、非常に興味ある物でした。

 せめて、小さくても良いから、絵はがきで、確認したいと思い購入しました。

 今、部屋に貼っています。私は、いつもその展示会で、自分の心に響いた物、

 決して、それが有名ではなくても、記念として、絵はがきを買って来ます。

 ただ・・・

 今回、ロビーで、それらを売っていたのは、チベット人だったと思います。

 彼らに、"日本人特有の悪いクセ"を感じさせ、少し嫌な気持ちにさせたかも。

 せっかちはダメですね。折角、チベットの素晴らしい悠久の歴史を感じつつ、

 貴重な作品群を見せていただいたのに、ゆったりした気分で対応出来ず残念。

 もう少し・・・

 心や行動に余裕を持ち、優しい気持ちで、毎日を過ごして行きたいものです。

 現代日本人は、兎角、先を急ぎ過ぎ。何をそんなに慌てているのかと思う程。

 貴方も、もし機会がありましたら、ご覧あそばせ。その時はゆったり気分で。

 いやぁ〜・・・

 「裁判員裁判」が、遂に始まりましたね。貴方はこの制度、どう思います?

 私は、単純に、こう思うのですよ。誰が、望んで、この制度、作ったの?

 どうも、国民は、余り歓迎していない様子ですよね。それなのに何故やるの。

 2001年に・・・

 政府の司法制度改革審議会が、導入を提言してから、足かけ8年を経ている。

 その間に、司法関係者が市民などに呼び掛けを図り、模擬裁判等も行われた。

 でも、聞こえてくるのは芳しくない声が圧倒的。何かゴリ押しで見切り発車。

 ところで・・・

 「対象とされる事件」と「実施される裁判所」は、次の様になっている。
───────────────────────────────────
 「対象とされる事件」
───────────────────────────────────
  1.死刑、または、無期懲役・禁固に当たる罪
───────────────────────────────────
    *殺人、強盗致傷、現住建造物放火、覚せい剤取締法違反の営利目的
     輸出入、性犯罪など
───────────────────────────────────
  2.故意の犯罪行為で、被害者を死亡させた罪
    (裁判官1人で担当出来る事件は除かれる)
───────────────────────────────────
    *傷害致死、危険運転致死など
───────────────────────────────────
  ★2006〜2008年に起訴された対象事件
───────────────────────────────────
   2006年 3111件 
   2007年 2645件
   2008年 2324件   3年間の合計 8080件
───────────────────────────────────
 「実施される裁判所」
───────────────────────────────────
  ●都道府県庁所在地(地方裁判所)

  ●地方裁判所の本庁がある50ヵ所

  ●郡山、立川、小田原、松本、沼津、浜松、岡崎、堺、姫路、小倉
   (地方裁判所の支部がある上記10ヵ所)
───────────────────────────────────

 しばらくは・・・

 公判前整理手続きが短期間で終了し、争いの少ない事件が、対象となる様だ。

 今回対象となったサバイバルナイフでの殺人事件も、犯人は動かし様がない。

 弁護士も国選だし、それ程、揉める場面はないとして、採用されたのだろう。

 でも・・・

 殺人事件には変わりない。こんな重大事件を、何の関わりもない市民が裁く。

 裁判官や弁護士は、それを生業としているのだから、しょうがないが、

 どうして、そんな重責を、我々単なる一市民が、負わなければならないのか。

 今回・・・
───────────────────────────────────
 白羽の矢を向けられた(呼出状を送付された)候補者 73人
───────────────────────────────────
              ↓その内
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 重要な仕事などで、事前に辞退が認められた候補者 18人

 呼出状が届かなかった候補者            6人

 当日、地裁に来なかった候補者           2人
───────────────────────────────────
 *裁判員法では、上記(2人)の様に、正当な理由もなく、欠席した場合は、
  「裁判所は決定で10万円以下の過料に処する」ということらしい。

  だが、あくまでも、この制裁は"担当裁判官の裁量"によるものとのことだ。
  実際には、そこまでの制裁は出来ないだろう。幾ら、国民の義務になった
  からとは言え、押し付けられたものを拒んで、制裁されたら、堪ったもの
  ではない。
───────────────────────────────────
              ↓
───────────────────────────────────
 当日、出席した候補者              47人
───────────────────────────────────
              ↓その内
───────────────────────────────────
 当日、辞退を申し出て、認められた候補者      2人
───────────────────────────────────
              ↓残った45人の中から
───────────────────────────────────
 抽選で、6人の裁判員(女性5人、男性1人)、補充裁判員3人(全員男性)
───────────────────────────────────
 *抽選にしても、性別に片寄りがあり過ぎだよなぁ。45人の割合がどの
  程度か分からないが、性別は、なるべく均等にした方が良いよなぁ。

  例えば、被害者に女性が多い、性犯罪の場合、今回の様な比率で、裁判員
  が選ばれると、どうしても、被害者に同情的にならざろう得ないと思う。
  そういう不公平感を無くすためにも、抽選は、男女別々に行い、裁判員の
  比率を、均等にするようすべきである。

 *その上、今は「被害者参加制度」があるから、尚更、被害遺族などから、
  生の率直な声を聞くと、同情してしまうだろうなぁ。"死人に口なし"に、
  させないためにも、この制度は、私も重要なものだと思うが裁判員が素人
  である以上、そういう傾向になる(同情)ことは、否めないと考える。

 *それと、候補者の45人も、集めないと行けないのかい?それぞれ、色々
  な事情を持った大人を、無理矢理集合させるのだから、こんなに多くなく
  ても、いいような気がするよ。

 *まぁ、よんどころない事情(急病、身内のトラブルなど)で、裁判員が継続
  出来なくなる可能性があるから、補充裁判員が必要なのだろうけど、した
  くもないキャンセル待ちをしているようなもんで、まるで"ヘビの生殺し"
  みたいな感じで、やだなぁ。俺だったら、この時点で、辞退したいよ。
───────────────────────────────────
  裁判開始から3人目 
───────────────────────────────────
  裁判員(女性)の1人が、体調不良を訴え、補充裁判員(男性)に交代
───────────────────────────────────
               ↓この時点で
───────────────────────────────────
  裁判員の比率が変わり、女性4人、男性2人の計6人になった。
───────────────────────────────────

 今回の裁判では・・・

 裁判員(素人)を意識して、検察側も弁護側も、「ですます調」の平易な言葉。

 廷内に設けられた大型モニターや、裁判員の目の前にある小型モニター等を、

 利用、写真や3D画像を駆使、目に訴えかけ、分かりやすい裁判を心掛けた。

 でもさぁ・・・

 "分かりやすい裁判=良質な裁判"だとは、言えないのじゃないだろうかねぇ。

 それと、素人が、そんなに、裁判に首を突っ込む必要性が、ないだろうに。

 素人が、認識してなくても、分かりにくくても、良質な裁判であれば良い。

 そりゃぁ・・・

 自分が、どうしても関わらなければならない裁判なら、真剣に考えるさ。

 しかしねぇ、所詮、見ず知らずの他人の裁判なんだよ。誰も考えたくないよ。
 
 まして、殺された被害者の惨たらしい遺体の写真等は、見たくないのが本音。

 それに「守秘義務」がかなり厳しいらしいけど、言いたくなっちゃうよなぁ。

 法壇(裁判席)に・・・

 市民が並ぶのは、1943(昭和18)年「陪審制度」停止以来、66年振り。

 考えて欲しいのは、何故、この時、「陪審制度」が、停止になった理由。

 おそらく、自分で決断することを嫌い、他人に従ってしまう日本人には、

 「陪審制度」は、そぐわなかったのだろうね。それを今さら、復活かい!

 それと・・・

 私が、大きく懸念していることがあります。「初の判決 懲役15年」を、

 受けて、新聞各社は、裁判員の写真と、多少の個人情報を、掲載しています。

 危ないでしょうコレは。被告の関係者に報復を受ける可能性だってあるのに。

 フト頭に浮かんだのが・・・

 「被告人を裁いた裁判員に報復をするネット仕置き人」(仮名)

 こんな商売を考えて、実行する輩がいないとも、限りません。いるはずだ。

 金が儲かれば、物の善悪など、知ったことじゃないという連中も、増加中。

 だからこそ・・・

 裁判員の顔写真等は以ての外で、多少であっても、個人情報の掲載は止める。

 上記の商売人達は多少の情報さえあれば、おそらく、裁判員本人に辿り着く。

 そんな危険に晒しておいて、マスコミは、どんな責任が取れるのだろう?

 裁判員の個人情報だって、もっと厳しい「守秘義務」を、課さないとダメだ。

 こんなリスクを、マスコミ関係者は、誰一人として、思い浮かべなかったの。

 ただ、情報を垂れ流しにして、報道すれば、良い時代は、もう終焉しました。

 もうチョッと・・・

 頭を使って、報道してよ。文章が下手だから写真がないと記事にならない?

 いくら、インパクトがあっても、人の迷惑になる報道なら、しない方がマシ。

 報道の仕方や制度の存続も含めて、もう少し、議論の余地がありそうですな。

 最後に・・・

 被告が控訴した場合。2審の「高等裁判所」では従来通り、プロだけの法廷。

 もし仮に、「地方裁判所」に差し戻されても、別の裁判員で審理が行われる。

 あくまでも、裁判員が下した裁定は、「1審判決」という位置付けである。

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