グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

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苦手な事に挑戦する中で掴む自分らしさ


 春の足音も聞こえ始めた中、やっと「ホームグランド」に帰って来ました。

 そんな心境を痛切に感じる程、「施設警備2級検定試験」はアウェイだった。

 こんな感じの試験は・・・

 今から26年前に、やっとの事で取得した「普通免許(第一種)」以来だろう。

 その時も、確か「仮免許」で2回落とされ、「卒検」では1回でパスしたが、

 当時の試験官に「合格はさせるけど、車には乗らない方が良い」と言われる。
───────────────────────────────────
  [余談]
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  この後に、バイクの「中型免許(400ccまで)」も、悪戦苦闘の末、
  漸く取得したのだが、その時も「技能教習」の最中に、教官の後について、
  確か「S字クランク」だったと思うが、そこに入るも、スピード調整が、
  うまく行かず、近くに駐めてあった教習車に、タイヤからぶつかる失態。

  当然・・・

  教習は即中止。その後、教官や教習所の関係者から大目玉。意気消沈。
  こんな言葉を浴びせかけられる「教習所始まって以来、前代未聞だ」と。
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 どうも・・・

 実地だとか、実技だとか、技能の絡むものは、当時から、苦手意識が強い。

 何故かと考えてみると、「教官の前で、手順通り、行わなければならない」

 これがどうも苦手な様である。"自己流"を極力排除した世界であるからだ。

 確かに、両試験共・・・

 「国家検定(資格)」と名が付く以上、いちいち"自己流"などを認めていては、

 その存続が危ぶまれてしまうだろう。こちらがそれに合わせなければならぬ。

 そうは思っても、元来が不器用な気質を有する私。中々合わせられない現実。

 今回の試験でも・・・

 実技教習の最中に、おそらく、他の教習生と合っていなかったんだろうねぇ、

 度々、「ゼッケンをコール」され、後ろへ行かされ、特別教習を受ける事に。

 そこでさえ、劣等生の扱い。「俺って、ダメなんだなぁ」と痛感する羽目に。

 それも・・・

 俺を「コール」する教官は何時も同じ奴。何故だか、何となく反りが合わぬ。

 けれど悪い事は重なるもので、本試験では、苦手な実技で2回もこの試験官。

 嘗め回すような目で、着々と「減点」を実行。合格ラインなど、夢のまた夢。

 運命を呪ったが・・・

 一方、この時点で、私は合格を諦めた。こういう巡り合わせは、あるものだ。

 しょうがないと明きらめるのが一興。他方では、励ましてくれる教官もいた。

 「人の出会いとは味なもの」である。どんな味も人生に濃くと深みを与える。

 今回の件では・・・

 苦手意識を思い起こさせられたが、事前の勉強は、楽しみ且つ一所懸命励む。

 実技の練習だって、警備の合間に実行。そういう時は、上手く出来るんだが。

 何れにしても、良い経験だった。そして、久方振りに、よ〜く勉強した実感。

 けれど・・・

 一度で結構。もう、二度とこの検定は受けない。それだけ、一所懸命やった。

 この準備勉強の最中に、私は「次の興味」を発見し、既に、実行中である。

 これだけの作品を、大スクリーンで、観られる機会は滅多にないでしょうね。
 http://asa10.eiga.com/

 現在までに・・・

 「鉄道員」「天井桟敷の人々」「太陽がいっぱい」「男と女」の4本を完観。

 上記の内、「鉄道員」はビデオで見ましたが、その他は、本当に初めて観る。

 特に、「天井桟敷の人々」が、私にとっては、印象が深く残りましたねぇ。

 何故、私が上で・・・

 これだけの"作品"と書いたかというと、世間一般では"名作品"の評価でも、

 その方々、1人一人にとっては、"名作品"が異なってくるからです。だから、

 世間の評価はどうでも、決め付けるべきではない。そういう意味からです。

 次(札幌〜現在上映中)・・・

 比較的新しい映画「羊たちの沈黙」。この作品は、ビデオでも劇場でも完観。

 ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスの異様なやり取りが、今も、

 頭の中に浮かんで来ます。やはり大スクリーンで観ると記憶の残り方が違う。

 これから・・・

 来年の1月21日まで、非常にロングランですが、楽しんで、観映します。

 「50本」全部、完観したら、何かあるのではないかと思い、映画の半券は、

 今から残してあります。それが目的ではありませんが、楽しみの一つとして。

 "検定勉強の功名"から・・・

 「音読」の素晴らしさを再認識しました。自分が「声」を出し、それを、

 自分の「耳」で聞き取る。そこには、黙読では得られない「映像」が浮かぶ。

 特に「夏目漱石」「国木田独歩」「泉鏡花」等では、それらが顕著に表れた。

 日本だけじゃなく・・・

 世界的な文豪の作品も…と思ったが、原文を日本文に翻訳している段階で、

 微妙なニュアンスが異なってきてしまうので、今回の対象からは外しました。

 次の標的は「芥川龍之介」です。一度、黙読はしましたが音読を敢行します。

 他の芸術・文化関連では・・・

 4月に、近代美術館では「本願寺展」、芸術の森では「片岡球子展」開催。

 寝る暇もないくらい、私にとっては「嬉しい悲鳴」をあげ、楽しんで来ます。

 キタラでパイプオルガンも…。今年はどうも「芸術文化三昧」の一年です。

 苦手なものに・・・

 挑戦するのも素晴らしい事だと思いますが、貴方らしさも忘れないで下さい。

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