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行動は正解でもリスクを取らされる可能性
春の気配はするが、まだ、足踏みをしている感じのここ北海道は札幌の空気。 「待ち人(春)は中々来ない」から、来た時の喜びは、一入なんだろうなぁ。 そんな中で・・・ 前回お知らせしたアウェイ戦「施設警備2級検定」は、予想通り負けました。 戦略(学科勉強)やシミュレーション(実技練習)は、事前に、みっちり重ねた。 まぁ、今の実力でしょう。相手(検定)の力が、私を上回っていた現実を知る。 ただ・・・ この検定を受けたお陰で、日常の業務において、様々な工夫が出来たので、 それらに気付かせてくれただけでも、受験をした意味があるというものです。 でも、暫くはアウェイ戦は勘弁ですよ。それだけ、力を使い果たしました。 それから・・・ 26年前の試験官は、やっぱり、俺の事をちゃんと見ていたのかも知れない。 http://www.unlimit517.co.jp/gnews243.htm 冬と春との季節の変わり目であるこの時期、私は"事故"ってしまいました。 3月13日22:05、会社の車を運転していた私は、国道36号線脇に。 何故か・・・ その時、路面状況は「圧雪アイスバーン」。日中、気温が上がった路上に、 雪が乗っているという非常に滑りやすい状態。それは充分承知の上だった。 また、普段からこの附近は滑りやすいため、注意もしていたのだが"事故"に。 分析して見ると・・・ ─────────────────────────────────── 1.少し前の交差点で、停止したため、「加速」の最中であった。 ─────────────────────────────────── *「加速」中から急にフットブレーキ(車はAT)によって、減速したため、 フロントが左へ、リアが右へ流れるなど、車の挙動がおかしくなった。 ATでも、手動でセカンドへシフトダウンする事により、若干エンジン ブレーキも効くので、この場合、使用すべきだったかも知れない。 ─────────────────────────────────── 2.ここの制限速度は50km。私も、約50kmでは走っていた。 ─────────────────────────────────── *冬はと言うより、こういう路面状況では、制限速度で走っていたから、 安全だとは限らない。場合によっては、もっと減速する必要性がある。 私の判断が甘かったと言わざろう得ない。後10km減速すべきだった。 ─────────────────────────────────── 3.滑り始めた時点で、既に停車中だった前車との車間距離は約20m。 ─────────────────────────────────── *私の場合、冬は前方、後方とも、車間距離を長めに取る。今回も長めに 取ってはいたが、ブレーキ後の車の挙動から少し焦りが出て来たのかも 知れない。しかし、そのまま、ブレーキングをし続け、運を天に任せた まま、前車の後ろに、突進して行く事は、出来なかった。 ─────────────────────────────────── 4.前方に歩道橋があり、その左側方に、「スペース」が存在していた。 ─────────────────────────────────── *運良く、左側に、車が入って行ける「スペース」を発見。殆ど迷わずに この行動を選択。上手く入り込めたが止めようと思い、フットブレーキ を敢行したところ、またもリアが右に流れ、運悪くそこにあった雪山に、 接触。右リアのバンパー及びライト付近を破損させた。私は無傷。 この時期の雪山は、黒々と汚れており、その上、氷のように硬いため、 車でも、ある程度の衝撃で接触すると、結構な破損をしてしまう。 雪というよりは、まるでコンクリートにでも当てたような感じである。 ─────────────────────────────────── 5.運転していた軽自動車には、「ABS」が付いていたがその時作動せず。 ─────────────────────────────────── *いつもなら、うるさい位(本当にあの音はうるさい)に効く「ABS」が、 今回は効いていなかった。おそらく、あの路面状況では、きつく踏んで いなかったのだろう。「ABS」を効かせていれば、制動距離が短く済 んだのか?そうしていれば、前車の後ろで止まれたのか?これらは結果 論なので、何とも言えない。そういう可能性があったのかも知れない。 しかし、これは事実であり、実験ではなかった。その場では、何らかの 「危険回避」の行動を取らなければならなかった。その方法が私の場合 「4」を選択したということ。 ─────────────────────────────────── この場合、この状況で・・・ 私が取った行動は、私自身は間違っていないと思っている。それは今でも。 会社の車輌担当者も、「決して、間違ってはいない」と、言ってくれている。 けれど、「単独の物損事故」を起こしたのは事実。会社の保険も利かない。 翌週の月曜日・・・ 件の車輌担当者から、携帯に電話が入り、「社長と相談したが、自腹で…」 と、つまり、破損した箇所を、「自分の金で、損失補填してくれ」という事。 以前から、この会社の体質については、理解していたので、2つ返事で了解。 本当は・・・ 今年の7月には、やっと長年返し続けた「借金」がなくなるので、ここで、 新たな経済的負担は非常に重荷である。普通なら「会社の仕事でやったのに」 と、一言も二言も不満を述べたい所である。けれど、仕事を無くすのも辛い。 なんせ、社長の・・・ ワンマン経営の中小企業だけに、逆らって、辞めさせられた奴、数知れず。 どの位掛かるか分からないが、数万円程度のことで、事を荒立てるのも、 リスク(自分の現在の生活において)が大き過ぎる。だから、今回は黙る。 まぁ、会社(社長)の方も、「全額自腹」から「会社と折半」に譲歩したし。 でもなぁ・・・ 本音を言うと「折角、生活を切り詰めてきたのに、この時期の出費は痛い」 けれど、あの時点で、自分の取った行動に間違いはない。間違いはなくても、 結果として、自分がリスクを背負わされる事って、あるんだよねぇ〜本当。 惜しむらくは・・・ 後10km減速していれば、ああいう状況に、なる確率は低かったかもね。 でも、ならなかったとも言えない。結果論だからね。「後悔先に立たず」だ。 呉々も、貴方も、冬に限らず、車の運転には、充分に、気を付けて下さいね。
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