グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

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犯罪の背後と生まれ故郷に思いを寄せる


 10本目を観終わった後、気になった記事があり、生まれ故郷の小樽へ向かう。
 http://asa10.eiga.com/

 その記事のキーワードは「帝銀事件」「死刑囚」「冤罪」「画家」等である。

 しかし・・・

 彼から見るとキーワードは1つしかなかった。それは生涯「画家」だった事。

 彼の名は「平沢貞通」。言わずと知れた「帝銀事件」の犯人とされている。

 その彼が、容疑者として捕まった地・小樽で、今、「水彩画の潮流」副題〜

 「平沢貞通・埋もれた画業の発掘」とされた展示会が、市立美術館で開催中。
 http://www6.ocn.ne.jp/~otarubij/exhibition.html

 私は・・・

 彼が「冤罪」だったかどうかは分からない。既に、彼は95歳で獄中死した。

 これは、私の主観だが、貞通の「画家」としての軌跡、その「絵」を見ると、

 少なくとも、"主犯"ではないと思える。けれど、どこかで"接点"があった。

 菅家さんの件は・・・

 「冤罪」と結果は出た。だが、結果は出ても、"真犯人"は既に藪の中である。

 「時効」という"法の壁"があるからだ。現在、殺人事件は25年で「時効」。

 それが、今国会で可決されれば、撤廃になる。私も賛成だが、課題も多い。
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 ●長期に渡る「捜査体制」を、どう維持して行くのか?

 ●「現状」「証拠品」「捜査資料」などの保存方法とその施設

 ●取り調べの「可視化」による利点とその弊害

 ●「被害者家族」に対する精神的なフォローと方法、その長期に渡る継続性

 ●「事件の風化」に対する対応策。特に、マスコミに対するアピール等
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 ざっと・・・

 考えてみても、これだけの懸念事項が出てくる。実際に、やって行けば、

 次から次へと難問が噴出するだろう。けれど、やる価値は、充分にある。

 人を殺しておいて、"逃げ得"を許して、良い筈がない。おい!そこの君だよ。

 話は・・・

 平沢氏の件に戻るが、彼の「絵」は、茶色や緑の使い方が、特徴的である。

 それは、自身思い入れがある北海道の原風景を描いたものに、特に顕著だ。

 なんだか、その切ない風景の中に、吸い込まれそうな気さえ、起こって来た。

 今では・・・

 それらの風景も変わってしまったが、そこここには、雰囲気を残してはいる。

 特に、一家して、牧場にいた虻田の「礼文華」の辺りは、それ程変わらない。

 これらを描いていた頃の彼は、幸せだったと思われる。けれど、色調は暗い。

 何故・・・

 色調が暗かったのか?その一端は、「水彩画」という表現方法にも起因する。

 素人の私が見ても、「水彩画」は明らかに、経年変化によって、色がくすむ。

 そこで、平沢氏が取り入れたのが、彼の代名詞にもなっている"テンペラ"。

 "テンペラ"とは・・・

 水性や油性からなる成分を、卵などを媒介させ、混ぜ合わせた絵の具を使う。

 この技法によると、経年変化による影響が少なく、しかも、発色が鮮やかで、

 言わば、「水彩」と「油彩」の良い所取り。確かに、水彩画より、色鮮やか。

 平沢氏の・・・

 水彩画とテンペラ画を、比較すると、その違いが良く分かった。水彩画では、

 引っ込んでいた色が、テンペラ画では、全面に浮き出てくるようであった。

 好き嫌いもあるので、一概にどちらが良いとは言えないが、私はテンペラ派。

 平沢氏も獄中では・・・

 テンペラ画を数千点描いたと聞くので、彼も後年はこちらを好んだのだろう。

 死刑囚として、描いていた時の心境は、如何ばかりのものであったかと思う。

 そして、その心労は、本人だけじゃなく、家族にも、重くのし掛かってくる。

 現に・・・

 平沢氏が、容疑者として逮捕された翌年に、両親が相次いで亡くなっている。

 先頃「犯罪加害者の家族」が抱える問題を明らかにしようと、初の全国調査

 を実施したNPOがある。「ワイルドオープンハート」といい仙台市にある。

 そこの調査によると・・・
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 年月:2009年12月〜

 対象:「犯罪加害者の家族」約100人

 回答:34人
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 ★困ったこと(複数回答)
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  「事件について安心して話せる人がいなかった」 67%

  「人目が気になり、外出出来ない」          50%

  「鬱症状を呈している」                 30%以上
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   *転居や職場を解雇された人は、合わせて2割以上。鬱の症状を訴える
    人も多かった。話したが最後、おそらく、離れた行く人が殆どだろう
    からねぇ。そうなったら、引っ越ししかないからね。切ないよねぇ。
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 ★必要な援助(複数回答)
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  「同じ様な体験をした人と話し合える場所の提供」 100%

  「行政や司法手続の情報提供」「一時的な避難場所」7割以上
───────────────────────────────────
   *情報提供や一時的な避難場所(シェルター)が分からないから、占いの
    館や印鑑等に、縋ってしまい多額のお金を巻き上げられるなんて事も、
    あるんだよねぇ。まさに、弱り目に祟り目。

    弁護士先生何かも最初の相談は無料だけれども、話が核心に触れてく
    ると相談だけじゃ済まなくなる。所詮、商売だからねぇ。最近では、
    試験制度の改正によって、弁護士の質が落ちているとも聞く。
    
    そういった中から・・・
    
    確かに、弁護士資格は持っているのだが、経済的な理由から詐欺紛い
    の行為を働く輩も増えて来ている。だからこそ、国が率先して、情報
    提供をして行かねばならない状況だ。頼れる人が殆どいないのだから。

    私が考えるに、こういう時に、あまり世間を知らない精神科医や心理
    カウンセラーなどは、役に立たないかも知れないね。直ぐに薬に頼っ
    たり、無遠慮に余計な腹を探る事で、鬱症状を悪化させる可能性も。
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 「被害者家族」だけじゃなく・・・

 「加害者家族」だって追い詰められている。その背後には「冤罪」も控える。

 形ばかりの対策だけじゃなく、これら困っている人々に、本当に親身になり、

 実際的な"助け船"を出すのが、国であり、政治家なのである。だがなぁ〜。

 この国の・・・

 政治家共は、そんな困っている人の事よりも、参議院選挙の方が大切みたい。

 どう見ても、序列は、自分>地元>党>国>国民って感じだよなぁ。主権は、

 国民にあるんでしょう。もうチョッと、大事にしてくれてもいいんじゃない。

 政治家も・・・

 国も、最早、何にも期待出来ないから、昨日、JRで同乗した若者の多くが、

 「ケータイ」画面に、釘付けになっているのかなぁ。それしか頼りはなしか。

 どんどん人間同士生身での意思疎通が減少し、機械任せの世の中になるのか。

 それは・・・

 悲しいなぁ。だってあの画面を見つめている目付き。人間じゃないのだもの。

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