グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

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"成人一人分"ある意思疎通の溝


 このメルマガの読者の方に、裁判員制度の「裁判員」になった方いますか?

 対象の方も、これからの貴方も、是非、裁判の前に、この映画のご鑑賞を。
                     http://asa10.eiga.com/cinema/20.html

 あいにく・・・

 今日の札幌は、今にも雨が来そうな曇天ですが、暫くは夏本番を思わせる程。

 今更ながら、太陽が持つ「ソーラーパワー」に畏敬の念を感じておりました。

 それでも、天の邪鬼な人々は、暑ければ暑い、寒ければ寒いと文句を申す者。

 それじゃ・・・

 どんな天気をご所望なの?程々の天気だと、今度は、もう少し暑く、寒くに。

 まぁ、それだけ天気に関心を持っているということなのか。けれど、世の中、

 どんなに発展しても、予報が正確になっても、天気はコントロール出来ない。

 現在・・・

 私は、職場で、29歳の成年(中身は少年)に、業務を教えている最中である。

 上記のU氏、出勤初日から、体調不良により、僅か2時間で、ご帰還になる。

 トイレで、何度も嘔吐していたので、「パニック障害」持ち?と、勘繰る。

 その後・・・

 夜勤にて、ご復帰あそばす。1日寝ていたら、体調不良は 治ったらしい。

 夜勤は無事こなす。この頃は、1度した失敗は、2度目には直っていたので、

 「まぁ、物覚えは良い奴だな」と感じていた。しかし、長時間の日勤では…。

 そうも行かなかった(因みに、日勤15時間、夜勤9時間)・・・

 仕切り直しの日勤初日で、常に彼の口を衝いたのは、「時間が長い、長い」。

 「まだ、何時ですよ」「いやぁ〜、1時間しか経ってない」「どうしよう」

 業務を覚えようとする態度じゃなくて、完全に「クレーマー」化したU氏。
───────────────────────────────────
 私の嘆き「普通はさぁ、最初はそこまで言わないでしょ(確かにそうだが)。
      少しは、我慢するんじゃないの。全く、どうしようもないなぁ」
───────────────────────────────────
 その間隙を縫って・・・

 私が、業務を教えようとすると、「うん」「そうなの」と、つれないタメ口。

 1対1で、真剣に目を見て話そうとすると、U氏の目は、完全に泳いでいる。

 どうも、こちらに関心がない様。彼の関心は、只、「時間をやり過ごす」事。

 それでも・・・

 一通り、日勤の業務は教えた(つもり)。だが、U氏の吸収率は、如何程か?

 ここまでは、私も、なるべく穏便な態度で、接していた。U氏は相変わらず。

 そして、翌朝は、いよいよ初っ端から、彼の自主性に任せて、業務を開始。

 午前中は・・・

 それ程、大きな問題もなく、行き過ぎた。まぁ何となくですなぁ、何となく。

 問題は午後にやって来た。彼は、会社名をきちんと確認もせずに、そのまま、

 通そうとしたのである。それでも彼は「あの会社と同じでした」と言い張る。

 だが、明らかに・・・

 「あの会社」とは、会社名が違っていた。けれど、その事を指摘されても、

 U氏は、どこがどう悪いのか、分からないという態度。悪びれた様子ナシ。

 彼の辞書には「申し訳ありません」「すいません」という言葉はないらしい。

 こうして・・・

 謝罪や反省という一区切りがないまま、次へ進むから、同じ過ちを繰り返す。

 最初に感じた「物覚えが良い奴」という印象は、多分に、私の誤解だった。

 このまま放置しておいたら、先に進まないと考えた私は、遂に"火山噴火"す。

 確か・・・

 その日は、U氏が初めて、一人で夜勤をやった早朝に訪れた。業務も終わり、

 ホッと一息だった彼には、酷だったかも知れない。しかし、相変わらず、

 要領を得ない質問に終始するU氏に、業を煮やした私は「人の話を真剣に…」

 しょうがないよなぁ・・・

 「聞いているのかぁーーーーー!!」と、大声を上げて、怒鳴ってしまった。

 その瞬間も、彼の目は泳いでいた。「はい、聞いてますよ」と、不承不承に。

 「それなら、何故、そんな質問をしたり、そんな態度を取ったりするんだ」

 悪いとは思ったが、君は・・・

 「親や友達に、あんた、ちゃんと人の話聞いている?」と言われた事ない?

 「言われた事、ありません」とボソボソ呟く。「そうかなぁ」と疑問形の私。

 「ちゃんと聞いているのなら、目線はこちらに向くだろうさ」と突っ込む私。

 この時点で・・・

 この仕事に対して、U氏には、早く決断をするべく、引導を渡した方が良い。

 と私自身は判断した。だから、私も言うことだけは、ハッキリと言い切る。

 それで、務まるか務まらないかは、彼次第である。彼の周囲で判断してくれ。

 その後も・・・

 事あるごとに、私は、彼に対して、キツイ言葉を投げ掛ける。それでも、

 今のところ、U氏は、我慢して、勤めている。意外に、根性はありそうだ。

 けれど相変わらず、頓珍漢な質問を私に投げ掛ける。考える事を要求する私。

 何故・・・

 「その事をやらなければならないか。考えてごらん」と諭すように仕向ける。

 おそらく、理由も分からずに、流れで、棒暗記しようとするから、間違える。

 口を酸っぱくして、そう言い続けるのだが、彼は「何となく」覚え様とする。

 私と彼の年の差は・・・

 現在20歳。丁度、成人一人分あるわけだ。意思疎通が、巧く行かなくても、

 当たり前なのか。時代が違うからな。と諦めてしまってはこれも先へ進まず。

 これからも、人として、社会人として、基本とする事は、口やかましく言う。

 それにしてもなぁ・・・

 29歳になっても、成人というよりは、少年の域を、抜け出てないよなぁ。

 それに、男性でもないし、女性でもないし、中性っていう感じがしている。

 それも個性なのか。時代がそういう性を生んでしまうのか。苦悶する毎日。

 けれど、最近・・・

 痛感するのが「掃除用具」の使い方を知らない人々。現在は、学校何かでも、

 家庭でも、掃除なんて、あんまりやらせないんだろうなぁ。ぎこちないもん、

 雑巾を絞らせても、竹箒を持たせても、何か様になってないし、おかしいよ。

 件のU氏は・・・

 一見すると、とても真面目で、素直そうだ。現代では、標準に近いのだろう。

 けれども、一皮むけば、言葉遣いもおかしい、掃除も所作も満足に出来ない。

 仕事という交わりがなければ、私も放っておくのだが、これも因縁なので。

 しかし・・・

 彼は、この業界においてのライセンス「検定2級」を、所持している。

 私は、このメルマガにも書いた通り、今年の2月に、取得に失敗している。

 客観的な業界の評価は、当然、彼の方が高いだろう。それは、私も認める。

 だが、私は思う・・・

 人と人とが関わる仕事は、決して、ライセンスだけで、するのものではない。

 ライセンスを含めた総合的な「人間力」によって、仕事は成されるのである。

 故に、基本が疎かなライセンス所持者は、土台のない家を建てている様な者。

 折角・・・

 ライセンスを取得したのだから、土台からしっかりした家を建てて欲しい。

 私も、機会があったら、もう一度、ライセンス取得に挑戦したいが、今の所、

 そちらに興味は向いていない。現在は、U氏に手を貸し、土台固めに努める。

 それから一言(U氏を含めて)・・・

 「ネットゲームをやり過ぎると、寝不足で集中力がなくなり、仕事に支障が」

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