実際に会った民主党のＴ女史とＡ大臣

実際に会った民主党のＴ女史とＡ大臣

　今年の札幌は、今のところ、日照時間が例年の１／４程度。太陽が恋しい。

　しかし、今日は、実に札幌らしい太陽が照っています。う～ん、清々しい。

　ところで・・・

　昨日、遂に長年の念願であった「昇段」を果たしたんですよ。ゲームですが。

　その名も「ＡＩ麻雀２００１」。Ｍａｃのソフトです。それもＯＳ９専用。

　８段まではすんなり行ったのですが、９段までに、恐らく５年以上掛かった。

　半莊の回数にして・・・

　３０００回近い(正確な数は記録せず)。まぁ、合間のお楽しみでしたから。

　私は、ゲーム自体はそれ程好きではないのですけど、たまに、麻雀や花札を。

　あっ、でも、暴力団とは特に関係ありませんから。あくまでも御遊戯の二つ。

　選挙・・・

　終わりましたねぇ。貴方は、投票に行きましたか？当然、読者の方なら行動。

　残念なのは、私の身近にいた３０代と４０代の２人の男性に、それとなく、

　聞いたのですが、二人共行く気は無し。期日前投票の件を言うも乗ってこず。

　私自身、こういう問題を・・・

　個人に無理強いするのは、好まないので、それ以上、言は費やさなかった。

　私も、３０歳頃までは行かなかったので、そう偉そうな事は、言えないが、

　権利を簡単に放棄しちゃ、いかんよ。君達は、母国を他人に託すのかい？

　こういう奴らに限って・・・

　普段、不平不満が多い。その癖、自分の責任は果たさない。他を責めるだけ。

　「入れる政党がない」　→それじゃ、何も書かずに「無効票を投じてこい」

　「候補者に魅力がない」→それじゃ、「自分の名前でも書いて投じてこい」

　選挙に・・・

　行かない事が"自分達の意思表示"。そんなもん、怠け者の言い訳でしかない。

　でもさぁ、１００％完璧な党、凄い魅力のある候補者なんか、現実にないよ。

　不完全だと思ってもさぁ、手持ちの札の中で、取り敢えずは、選ぶしかない。

　実は、今回・・・

　私の所の選挙区から出ていた候補者のＴ女史に、以前に会った事があった。

　選挙妨害になったら困るので、期間中は、書かないでおいた。終了したので。

　２位で当選、おめでとうございます。直後のＴＶ、以前とは人が変わった様。

　彼女と会ったのは・・・

　ある友を介して。彼女が当時経営していた喫茶店で。もう７～８年前かなぁ。

　既に、彼女はＴＶ等のレポーターで活躍していたから、私も顔は知っていた。

　それでつい気軽に、「何時も見てますよ、トークde北海道」と語りかけた。

　ところが・・・

　彼女は無言。私の隣に座っていた友の顔を覗き込み、不思議そうな雰囲気。

　普通なら社交辞令でも「何時も応援有り難う御座います。これからも宜しく」

　位の返答はあるものと思ったが、なしのつぶて。「感じ悪るぅ～」と憤る。

　友の手前・・・

　それ以上は口を挟まなかったが、彼女が好印象ではなかった事だけは確か。

　この一回だけの判断で、人を評価するのはどうかとも思うが、第１印象や、

　直感が大切な時も。特に、私の様に、営業で大勢と会っている場合は尚更だ。

　それが・・・

　選挙後のＴＶで、当選確実後は立て板に水の如く、喋る喋る。違う人みたい。

　以前ある候補者の私設秘書だった女性が、私にこう零していたのを思い出す。

　「選挙は、候補者はもちろん、周りの人間も、異常な興奮状態にさせる」と。

　Ｔ女史も・・・

　まさしくこのトランス状態だったのだろう。私は二重人格者の様に感じたが。

　どうも私の印象では、民主党から出馬する人は「いい人にはとてもいい人」。

　つまり、自分の味方には、とても親身だし、一生懸命。ところがその他には。

　その実例が、もう１人いる・・・

　菅内閣で、初めて大臣を拝命し、その後で、事務所費問題を起こしたＡ氏。

　私は、彼が初めての衆議院選挙に出馬する直前に、当時の会社を通して面会。

　その決起集会というか、飲み会には、Ａ氏の取り巻きが、たくさんいたなぁ。

　まぁ・・・

　Ａ氏は前職が知事室長だったから、そういう関係の人が多かったんだろうね。

　一応、名刺交換をさせて貰ったんだが、私等眼中になく、何か、取り巻きに、

　囲まれた殿が「良きに計らえ」という感じだった。私はそそくさと立ち去る。

　このＡ氏も・・・

　私には「いい人にはとてもいい人」に見えた。特に、取り巻き連中等には。

　両方の利害が一致しているんだね。Ａ氏は取り巻きを、取り巻きもＡ氏を、

　お互いに利用し合う仲。まぁ綺麗事だけじゃ選挙は戦えない見たいですから。

　二人と引き替え・・・

　私に初対面で、好印象を与えてくれたのが、急逝された自民党の中川昭一氏。
　http://www.unlimit517.co.jp/ana299.htm

　名刺交換はもちろんの事、新入社員だった私に対して、色々な気遣いを始め、

　歌なども所望され、実に人間くさく、フレンドリーな人だなぁと思いました。

　この頃は・・・

　人生経験も浅くて、そう思ったのかも知れませんが、また会いたい気持に、

　させる人柄や雰囲気を、中川昭一氏は持っておられました。不謹慎ですが、

　あの「朦朧会見」も昭一氏らしい感じ。私は今でも得難い人だと思います。

　三人共・・・

　一度だけの出会いでしたが、「人間的な魅力の差」は、歴然としております。

　政治は、人間がやるもの。決して、機械が事務的に行うものではありません。

　そう考えると私の勝手な判断では、人間臭の自民、機械臭の民主という具合。

　あの小沢さんも・・・

　良い意味でも、悪い意味でも、「人間くさい」でしょう。滲み出ていますよ。

　それに引き替え、鳩山さんや菅さんってどうです？やっぱり「機械臭」って、

　感じがしませんか。血というよりも、油を差して、体を動かしているみたい。

　そして・・・

　自民党の応援者は、権力から候補者が滑り落ちた時、無碍に冷たくしないが、

　民主党の応援者は、そうなった時、冷たく離れて行きそうな感じが漂います。

　最多くの候補者と会えば、違う印象かも知れませんが、私は直感を信じます。

　それならお前は・・・

　今度の選挙については、私は「共産党」と「共産党の候補者」に、投票済。

　何故なら、借金の問題で、準備から入れると４年間、共産党系の弁護士に、
　http://www.unlimit517.co.jp/gnews248.htm

　債務整理をお願いし、力になって貰ったからです。本当に、助かりました。

　弁護士とすれば・・・

　仕事として、当然の事をやったまででしょうが、精神的にも安定しました。

　人として、「一宿一飯の恩義」には報いなければならないと、思いました。

　４年だから、一宿一飯以上の恩義ですが。その間の選挙は「共産党」に。

　実は・・・

　中川昭一氏にお会いした後、「自民党」にも何回か投票しました。真逆に、

　Ｔ女史とＡ氏に会った後、当然の如く「民主党」に投票した事はありません。

　それどころか、今まで行った選挙で、「民主党(前身含め)」に投票は皆無。

　まぁ・・・

　人間くささや感情なんかじゃなくて、政策で投票すれば良いんでしょうけど、

　俺の場合は、やはりその人の「ひと」と「なり」が、政策の前に来るなぁ。

　それと、この期に及んで、「景気回復」を錦の御旗にする人は、敬遠する。

　確かに・・・

　「景気回復」を無視する訳には行かないが、「経済」で頂点と、どん底を、

　味わった日本が、立ち直るには、それ以外の問題に、目を向けるべきである。

　それは人々が「金」以外に、本当に生きていて良かったという日本を作る事。

　そのためには・・・

　「機械臭」のする議員じゃ、無理。「人間臭」のする議員を、増やすべき。

　それは、決して、「タレント議員」なんかじゃない。彼らは、そこが浅過ぎ。

　ただ、「タレント議員」も十把一絡げにしてはいけない。主張や政策も確認。

　それにしても・・・

　前回の衆議院選挙は「民主党に期待票」。今度の選挙は「民主党に失望票」。

　その受け皿が「みんなの党」「自民党」だっただけ。勝ちも負けもない感じ。

　一番、敗北を感じているのは、政治が機能していない事で不利益を被る国民。

　この状況に・・・

　絶望せずに、若い世代を中心に、選挙にだけは、行きましょう。投票行動を。

　本当は、「ネット投票」が出来れば、投票率が上がるんだろうけど、今は、

　自分達の権利放棄をせずに、愚直に、地道に、母国を変えて行くしかない。

　それと・・・

　政治に、「クリーンさ」を必要以上に求めると、水清くても不魚住になる。