グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

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北海道の雄大な風景に「鉄路」は不可欠


 投票所で家に届いた書類を見せる。何故か、係の女性が怪訝な表情を示した。

 何と、私は「必要な部分」を切り取り、「不必要な部分」を彼女に提示した。
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 *その後、判明したのが「投票用紙の撮影」。それをネットにアップ。
  それが問題になっていた。彼女の怪訝な表情にはそれも含まれていたかも。
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 選管にその後、取られた処置は「身分証明書」の提示。免許を見せ、投票へ。

 それにしても・・・

 連続し過ぎだなぁ〜。どうなってんのJR北海道。元々採算性も技術も最低。

 そんな陰口も叩かれていた様な感じだからなぁ。それを現実が証明している。

 本当に、ちゃんと検査やっているのかなぁ?安全神話は崩壊しているよなぁ。

 だって・・・

 2011年度に行った約3100回の車両検査の内、約3割で必要な検査が、

 一部省かれるなど、社内の安全規則が守られていない事を会計検査院が指摘。

 しかも、約半数の検査記録は一部に空欄があり、適切に検査されたかは不明。

 実は・・・

 車両検査は、前回検査から90日以内に行う「交番検査」等が規定とのこと。

 だが、現在は、全部をJR北海道が行ってはいない様。例:部品の取り換え、

 洗浄作業などは、関連会社に一部委託。最終チェックはやっているようだが。

 こういう事故関連で・・・

 良く取り沙汰されるのが「ハインリッヒの法則」。死者が出る様な重大事故、

 その1件の背後には、比較的軽微な事故が29件あり、更に、その後ろには、

 「ヒヤリ」「ハッと」と呼ばれる微細なミスが300件あるという経験則だ。

 JR北海道でも・・・

 近年は、例えば、「列車停止位置の目標が運転席から見えにくかった」とか、

 「線路への立ち入りを防ぐ塀が腐食していた」等、細かい"芽"の摘み取りも、

 意識にはあったが、その事案も頭打ち傾向に。何時しかマンネリズム蔓延る。

 けれど・・・

 今年に入ってからの事故を列記しても「比較的軽微」とは言い切れぬ感有り。
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 2012年9月18日『キハ183系』
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           *キハの意味は、キが気動車、ハが普通車。
             因みに、ロというのがグリーン車である。
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 千歳線新札幌駅で、燃料噴射ポンプ内の「スライジングブロック」が破損し、
 上部に穴が開く。其の為、潤滑油や、冷却水が漏れる。
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 【問題点として挙げられているもの】
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  ●問題の「スライジングブロック」を製造したドイツの部品メーカー
   『ボッシュ』に、原因の調査を依頼。翌月に、国内の代理店を通じて、
   「スライジングブロック」を発送した。

  ●ところが、今年の5月に確認したところ、『ボッシュ』側に部品が届い
   ていなかった。JRによると、この部品がどこにあるか、現時点不明。
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  *部品の管理も出来ないものが、運行管理など出来るはずがないだろう。
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 2月12日『キハ261系』
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 函館線伊納−納内間を走行中の「特急スーパー宗谷2号」で発煙
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 【原因として挙げられているもの】
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  ●座席下の暖房機の不具合。この暖房機は、エンジンの余熱を利用して、
   送風口から、温風を出している。
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 2月16日『JR貨物列車』
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 石勝線東追分駅構内で、釧路貨物発札幌貨物ターミナル行きの貨物列車
 (16両編成)が、本線から外れて、待避用の安全側線に乗り上げ、機関車と
 貨物車両の計5両が脱線、雪よけのトンネル状シェルターの壁を突き破って、
 停車した。
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 【原因として挙げられているもの】
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  ●赤信号を認識し、通常ブレーキをかけたが、思うように速度が低下せず、
   緊急用非常ブレーキも使ったが、止まり切らなかった。

  ●運転手の速度超過。通常、時速45キロで走行しなければならない。

  ●ブレーキのタイミングが遅過ぎた。冬期間でブレーキ利きづらい。

  ●JR貨物とJR北海道に於ける意思疎通の希薄さ
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 2月25日『送電トラブル』
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 札幌市内のJR函館線白石−桑園駅間で、架線に電気が流れない送電トラブ
 ルが起き、札幌圏を中心に、広い範囲で、列車の運行が出来なくなった。
 列車の運行は、応急の修理が終わった為、午前11時10分過ぎに全面的に
 再開。多数の列車が駅などに停車、大幅な遅れ。運休は少なくとも168本。
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 【原因として挙げられているもの】
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  ●「吸上変圧器」の冷却装置(ラジエーター)の破損。
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  *「吸上変圧器」とは…電気は、電柱で線路上に張られた「架線」から
   列車に供給される。使用後の電気は、「架線」と同様に張られた
   「帰線」を通して、変電所に送り戻される。その際の電気の流れを安定
   させるもの。
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  ●本来は、厚み1センチ程の板状のラジエーターが、15センチ程に膨ら
   む様に、変形、破損していた。

  ●何らかの要因で、大きな内圧が掛かり、破損した可能性アリ。

  ●漏れた絶縁油が、線路付近に、飛び散っていた。この為、漏電やショー
   トが起き、送電出来なくなった。

  ●変圧器は、2年に1回の点検が法令で義務付けられている。前回の検査
   は、2011年12月の目視点検で、この時は異常がなかった。通常、
   30年間程使用可能。今回のものは、14年前に交換済みで問題無し。

  ●この「吸上変圧器」は、道内103ヵ所に設置されており、大半が今回
   のものと、同じメーカー製で基本構造は変わらない(一斉点検)。
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 3月24日『キハ183系』
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 室蘭線東室蘭駅で停車中の「特急北斗5号」の床下から発煙
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 4月8日『キハ183系』1988年7月製造
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 函館線八雲駅で停車中の「特急北斗20号」の床下から発煙
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 【原因として挙げられているもの】
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  ●ディーゼルエンジンに燃料を送る燃料噴射ポンプの
   「スライジングブロック」と呼ばれる部品が折れ、通常より多くの燃料
   が送り込まれた結果、エンジンが高回転し、過大な負担が掛かる。
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   *通常、1分間で、最大2180回転のエンジン回転数が、トラブルの
    際は、2500〜2700回転に達していたと見られる。
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  ●燃料の過剰供給で、エンジンが高回転となり、過大な負担が掛かって、
   連接棒とピストンが破損した。

  ●エンジン内の潤滑油が、排気管を通じ、高温の消音器内に漏れて、発火

  ●一連のエンジン故障で、燃焼しきれなかった燃料が消音器に漏れた。

  ●この出火車両の「スライジングブロック」は、昨年3月の分解点検時に、
   新品に交換。その後、約21万キロ走行している。

  ●この事故を受け、「スライジングブロック」の交換で
   「6ヶ月に1回」を追加することになる。
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 5月5日
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 函館線奈井江−茶志内間を
 走行中の「特急スーパーカムイ6号」の床下から出火
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 【原因として挙げられているもの】
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  ●車軸を滑らかに回転させる「ベアリング」と呼ばれる部品が大きく破損

  ●「ベアリング」等が発熱、上部にある防振ゴムやゴム製防雪カバー出火

  ●「ベアリング」のほぼ半分が大破。回転する「コロ」と呼ばれる円柱形
   の鉄製部品等が、原形を止めないほど変形したり、バラバラに。
   其の為、「ベアリング」がスムーズに回転出来ずに、摩擦で少なくとも
   200度以上に発熱した。

  ●「ベアリング」は300万キロの走行に耐えられる。この出火車両は、
   昨年3月の定期点検時に交換後、38万キロしか走行していない。
   其の為、「部品に異常」「交換方法に問題」等も、考えられる。

  ●「ベアリング」からは、内部の潤滑剤(グリース)が漏れ出した事も判明
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 6月6日『キハ261系』2007年8月製造
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 函館線岩見沢市内を走行中の「特急スーパー宗谷」から
 「補機駆動軸」等が相次ぎ脱落
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 【原因として挙げられているもの】
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  ●エンジンの動力を発電機に伝える「補機駆動軸」と油圧装置を繋ぐ動力
   伝達部の「鉄製のボルト(直径10ミリ、長さ30ミリ)」4本。
   これらが、先頭4号車底部にあり、4本のボルトの内、3本で金属疲労
   を示す線上の跡が、見つかった。

  ●この為、油圧装置側の駆動軸の一部(重さ14.5キロ)が脱落し、
   その後、これに繋がるエンジン側の駆動軸の一部(重さ19キロ)等落下

  ●このボルトは、装置の内側にあり、力の掛かる部分でない為、
   点検は必要ない。

  ●この車両は、1998年製で、ボルトを外した点検や交換をした事無し
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 7月6日『キハ183系』1988年7月製造
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 函館線山崎−鷲ノ巣間を走行中の「特急北斗14号」の
 床下エンジン付近から出火
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 【原因として挙げられているもの】
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  ●壊れていたのは12本あるピストンの内2本。ピストンとエンジンの
   回転軸を繋ぐ「連接棒」がそれぞれ、エンジンの底に落ちていた。
   ピストンと連接棒の接続部分は、割れたようになっていた。

  ●4月8日のトラブルと同様の経緯。「スライジングブロック」の破損で
   燃料が過剰に供給され、エンジンが高回転になり、過大な負荷が掛かっ
   て、連接棒とピストンが壊れた。破損した連接棒がエンジン上部に衝突
   し、穴が開いて、出火に繋がった。

  ●2012年9月のトラブルを受け、「スライジングブロック」の交換目
   安を、走行50万キロから25万キロに短縮。この車両を含む、同型車
   両36両全てで新品に交換。この事故車両の走行距離は5月1日から、
   事故当日までで、僅か約3万5千キロであった。
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 7月15日『キハ283系』1997年製造
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 千歳線上野幌−北広島間を走行中の「特急スーパーおおぞら3号」で
 配電盤から出火。自動列車停止装置(ATS)の部品も焼損
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 【原因として挙げられているもの】
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  ●空調スイッチと配線の接続部分が劣化して折れていた為、送風機が停止。
   ヒーターの熱気による水蒸気が、埃と共に、客室に流れ込んだ。

  ●尚、今回の空調スイッチは、昨年4月に交換されている。

  ●配電盤の消火作業時に、電源を切っていなかった為、電気回路がショー
   トし、高電圧の電流が、ATSのある車両3両に到達。配電盤より低い
   電圧で作動するATSの保護部品「バリスタ」が焼損した。
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 7月22日『キハ261系』2007年8月製造
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 根室線十勝清水−羽帯間の信号場で停車中の「特急スーパーとかち1号」の
 床下エンジン付近から潤滑油漏れ
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 【原因として挙げられているもの】
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  ●燃料の爆発をピストン運動に変える6つある気筒の内、1気筒で5ヵ所
   の破損を発見。残り5気筒に、異常はなかった。

  ●排気弁などを動かす制御棒「プッシュロッド」が曲がり、
   弁を動かすテコから外れた。

  ●排気弁の一部が割れて、破損。

  ●排気弁の動きを制御する部品「ロックナット」が外れた。

  ●ピストンが割れて、破損。

  ●気筒の壁「ライナー」が破損、気筒内に冷却水が漏れた。

  ●このエンジンは、2007年から使用。
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 実は・・・

 ここにはとても書き切れない「ヒヤリ」「ハッと」や、事故も発覚している。

 ここでも書いたように、利用者やマスコミの"監視の目"が通常の場合よりも、
 http://www.unlimit517.co.jp/gnews269.htm

 光っているから、普段は隠し通せた軽微な事故も白日の下に晒されてしまう。

 前にも・・・

 記したように、この正念場をJR北海道は、良い方向に変える努力を怠った。

 ニニウの事故の時、もう少し具体的な改善が実行されていればと悔やまれる。

 上の人間も、「事故は現場で起きている」とばかりに、現場に押し付け過ぎ。

 恐らく・・・

 良くない「国鉄時代の体質」を引き摺っている。責任を回避する上司不必要。

 JR北海道は、電化率20%以下、気動車率60%以上の気になる数字存在。

 しかし、私は、インフラや機械的な問題よりも「人災」の面が大きいと思う。

 問題の部品が・・・

 所在不明等は正に「人災」だろう。例え、マニュアルや新設備を増やしても、

 使用する側の「人」が変わらなければ、絵に描いた餅。JR東日本の助けも、

 無駄になってしまうかも知れない。社長が自殺したとて、社風は変わらない。

 今時・・・

 歴々と、東大出の社長を冠に頂いていては先に進まぬ。高学歴者は平常時は、

 それなりの力を発揮するが、今の様な「緊急事態時」には頭が竦んで動かぬ。

 「人材」は本来「人財」であり「人罪」としてはならない。無関心層も不要。

 取り敢えず・・・

 JR北海道は、11月より特急等の減便や減速を検討しているらしいとの事。

 今回の件で分かったのだけれど、道内の特急最高速130キロは在来線最速。

 しかも、新千歳−札幌、小樽間を走る快速エアポートですら、最高速130。
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 *確かに、移動する時間は短縮する。けれど、程々ってのがあるだろうさ。
  必要以上に時短するよりも、もう少し、「安全性」を考慮した方が良い。
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 出し過ぎだよ・・・

 それでこの前、チョット気が付いた事が…。私が普通列車利用時に千歳駅で。

 特急の通過時に「スピードが速過ぎる」って直感した。恐怖を感じる程にも。

 それと、線路の枕木付近が、ゴミ等で汚損していた。保守点検が足りない様。

 私が感じた事は・・・

 今回の一連の事故とは直接関係ないかも知れない。でも、そう直感に響いた。

 「冬には車より安全なJR」なんだろう。そのキャッチフレーズが空しい様。

 北海道は広いからこそ、鉄路が必要なのでは。経済効率を優先し過ぎると危。

 今のままでは・・・

 新幹線は荷が重過ぎる。ピンチをチャンスに変えるには、先ず、「人」から。

 未だ期待しているからこそ、辛口になる。その意味を良く噛みしめて下さい。

 汽車は北海道の雄大風景にマッチする。綺麗な絵面をそのまま汽車に流入を。

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