グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

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今回の「諷刺」は許容出来ない私がいる


 最近、「普通」という事が少なくなったかも。天気は、極端な「異常気象」。

 その内に「普通」が懐かしくなるかも。何だか「普通」が愛しいよなぁ〜〜。

 「普通」じゃない・・・

 幾ら、「イスラムの権威」を踏みにじっても、暴力的『テロ』は黙認出来ず。

 仏パリ中心部にある諷刺週刊紙「シャルリエブド」は、凄惨な血に染まった。

 自動小銃の乱射で、編集長や諷刺画家ら10名と、警官2名計12名が死亡。

 犯人は・・・

 2人。仏国籍を持つアルジェリア系兄弟。最後は、女性警官を銃撃した後に、

 パリ東部の食料品店に立て篭もった男と、計3人が、特殊部隊に射殺された。

 3人共、アルカイダから派遣され、送り込まれた様。その証拠に幹部が声明。

 内容は・・・

 「預言者を冒涜するフランスの息子達に対し、アラーの部隊が尊敬と表現の

  自由の限界を教えてやった」「イスラム教への侵略を止めなければ、吉報

  を待っていろ」テロリストの御託を聞く必要は無いが、何故これ程激怒?
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 その理由は・・・
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 ●イスラム教では、絶対的な存在である「アラー(神)」のみが信仰の対象。

 ●人の手で作られる「偶像」は、それ自体に作り手の意思が反映してしまい、
  絶対性が失われてしまうから。

 ●「ムハンマド」はイスラム教徒が最も敬愛する人物。その姿を勝手な想像
  で描く事も、一般的にはタブーとされている。
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 *我々が学生の頃は「モハメッド」と教えられていた。
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 ●イスラム世界では、シャルリエブドの描き方が侮辱的だった事に激怒。
  http://miurapeninsulamatome.blog.fc2.com/blog-entry-1254.html

 ●預言者への侮辱は「表現の自由」の範囲を超えているとの受止が一般的。
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 イスラム世界以外では・・・
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 ■「(この世に)ユーモアが無ければ、私達は全員死んでしまう」

 ■「シャルリエブドが、イスラム教の預言者ムハンマドの諷刺を出版した事
   は表現の自由の使い方としては、余り良い事だとは言えない」

 ■「言論や創作活動に対して、いかなる暴力や恐怖を与える事は許されぬ」

 ■「表現の自由の名の下に挑発的、侮辱的な表現を流布させる事が本当に
   賢明なのか、改めて考えるべき」

 ■「イスラム教に対して、もう少し良識と敬意を払うべき」

 ■「自由だからといって、何をやっても許されるとは思わない」

 ■「諷刺から始まったという漫画に携わる者の覚悟と、弱者を差別したり、
   貶めたりしていないか、自分との鬩ぎ合いを怠ってはならない」

 ■「諷刺漫画に目くじらを立てて、人を殺すのは許せない」

 ■「社会の中で移民やイスラム教徒を受け入れる体制や雰囲気を作り、
   関係を調整する機能が無ければ、今回の様な事件は何処でも起こり得る」

 ■「ユーモアがあり、無遠慮で時には挑発的ですらある。これこそ仏の精神」

 ■「火に油を注ぐ行為だ。プロの記者は中傷や侮辱をしてはいけない」

 ■「宗教対立を故意に煽る様な作品には当らない」

 ■「私達の新聞精神に忠実であるべきで、其れは(人を)笑わせる事だ」
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 本居イスラムの怒り・・・
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 ●「世界のイスラム教徒を侮辱し、傷つける上、過激派を炊き付ける内容」

 ●「憎悪を掻き立てる病的な想像力による劇画であり、無視が最も賢い対応」

 ●「他者の宗教を侮辱することは『表現の自由』ではない」

 ●「イスラム教の象徴(預言者)を攻撃する諷刺画への平和的対抗手段は、
   幾つもある」

 ●「イスラム社会は、テロ発生当初、預言者への抗議より、暴力拒絶を優先
   させ、パリでの反テロ大行進にも参加したのに、再び、預言者を侮辱
   する諷刺画が掲載され『裏切られた』との思いが強い」

 ●「表現の自由ではなく、部数増の商業主義に過ぎない。過激派にテロの
   口実を与え、事態が悪化する恐れがある」
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 *この発言通り、「私はシャルリ」のメッセージを手に涙を流すイスラム教
  の預言者ムハンマドの姿を描いた諷刺画を掲載したシャルイエブド最新号
  は、300万部→500万部→700万部と仏新聞の新記録を塗り替える
  勢いで部数を伸ばしている。
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 ●「世界のイスラム教徒15億人に対する不当な挑発だ」

 ●「憎むべき軽薄な言動」

 ●「崇拝の場を略奪して汚し、キリスト教徒の同胞を殺害した者達は、
   イスラム教のことを何も理解していない」

 ●「世界中のイスラム教徒を怒らせる」

 ●「言論の自由によって、諷刺画の出版が容認されるのなら、私達にも、
   平和的手段で、出版に異議を唱える権利がある」

 ●「何故、自分達の信仰や考え方を尊重してくれないのか」

 ●「言論の自由は、宗教心を害することに用いられるべきではない」
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 処で・・・

 欧州全体で、イスラム教徒はどの位存在するのか? 2010年の調べでは、

 4410万人。総人口の約6%に当る。実は、仏が一番多い。470万人で

 7.5%。2030年予想で5820万人(8%)。仏686万で10.3%。

 一方では・・・

 事件後に、モスク(イスラム礼拝所)等を狙った嫌がらせが続出。移民排斥を

 訴える極右勢力が各地で勢いづいている。これでは、「暴力」対「暴力」と。

 「ペンは剣より強し」なら余計にその影響力を知るべし。言葉の「暴力」も。

 私は次の言葉を支持する・・・

 カトリックのローマ法王が語られた。「神の名においた如何なる殺人も馬鹿

 げている」但し、「他人の信仰を侮辱したり、嘲笑したりする事は出来ない」

 その通りで、「殺人も馬鹿げている」し、「侮辱や嘲笑も以ての外」である。

 則ち・・・

 幾ら、「表現の自由」だからと言って、他者が信仰するものを貶めては駄目。

 もし、「ペンは剣より強し」なら、それに関する責任も重大である。それを、

 認識せずに、自由という名の下に、何でも表現してしまうのは、横暴である。

 それを・・・

 テロ行為で、殺人まで至り、粉砕するのも、同様に横暴。イスラム教全体が、

 極端な「テロリズム」を有している様に、見られてしまう。同胞にも迷惑を。

 「言葉の暴力」に対しての「テロの暴力」では、問題は一向に解決しないと。

 お互いに・・・

 立場を尊重する処から、問題の解決は生まれる。理解出来ずとも、尊重する。

 理解出来ないからと、それらを「諷刺」するのは、相手の悪意しか生まない。

 「表現の自由」に例外を作ってはならない<相手の事を「尊重」するである。

 そうじゃないと・・・

 「ペンは剣より強し」で、相手を傷つけ捲る。商業最優先主義を疑われても、

 しょうが無い。もしかすると、死者を出しても、結果的に部数が増えたので、

 ほくそ笑んでいる輩もいるのでは。今回の「諷刺」は許容出来ない私がいる。

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