グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

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先ずは業界の仕組みを理解


 雪さんへ。積もるの1ヶ月早いわ!心の準備、整わず。冬長靴も間に合わず。

 事故も頻発している様。秋を余り感じさせず。真冬モードに突入。困惑模様。

 2014年11月に・・・

 「過労死等防止対策推進法」が、施行されていたらしい。しかし、その後も、
  http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H26/H26HO100.html

 「過労死」という言葉が聞かれない年は無い。つい先頃も、広告最大手D社

 女性新入社員が、表向きは「月100時間超過残業」で「過労死」。本当は、

 「超過残業」以上に「上司のパワハラ」が、銃爪になったと言われていると。

 勿論・・・

 北海道に於いても例外ではない。道内の食品会社に勤めていた男性が10年、

 出社後に失踪し、自殺。この男性は09年に課長から支店長に昇進。けれど、

 同時に営業担当社員が1人減。副支店長は非協力的。達成困難な目標が付与。

 10年1月・・・

 大口顧客からのクレーム。担当替えを検討するも後任決まらず、窮地に陥る。

 2月、支店長から営業所長に降格の内示。3月中旬、鬱病と診断された後に、

 上記の様に「自殺」。場所は室蘭。「新婚時代に暮らした想い出の街」だと。

 妻は10年10月・・・

 「NPO法人働く人びとのいのちと健康をまもる北海道センター」の支援で、

 労働基準監督署に「労災」を申請したが却下。北海道労働局への審査請求や、

 厚労省への再審請求も駄目。札幌地裁に労災不支給の処分取り消し提訴勝訴。

 「労災」申請から・・・

 5年近くも掛かった。そして、その後、「損害賠償」等を求め、食品会社と、

 16年3月に、裁判外で和解。妻は、「センターの支援が無ければ、途中で

 諦めていたかも知れない」と。支援があったとしても、困難な道のりである。

 厚労省によると・・・
───────────────────────────────────
 ●北海道内では、2013〜15度に、計288人が「労災申請」
───────────────────────────────────
                     ↓その内、認定されたのは
───────────────────────────────────
                    106人(約36.8%)
───────────────────────────────────
 申請の理由別・・・
───────────────────────────────────
 ●精神障害    188人(認定68人(約36.2%)

 ●未遂を含む自殺  29人(認定 7人(約24.1%)

 ●脳疾患と心疾患 100人(認定38人( 38.0%)

 ●死亡       37人(認定 9人(約24.3%)
───────────────────────────────────
 同センターは09年以降・・・
───────────────────────────────────
 ●過労死関連で「労災申請」「訴訟」で20人を支援
───────────────────────────────────
                    ↓
───────────────────────────────────
 ■「労災」を認められたのは8人( 40.0%)

 ■「係争中」       8人( 40.0%)

 ■「不支給」       4人( 20.0%)
───────────────────────────────────
 *厚労省のデータには「公務員含まれず」「労災申請しなかった人含まれず」
  実際には、過労で心身を傷つけられた人は、もっと多い筈。
───────────────────────────────────
 過労死防止
───────────────────────────────────
 ★「NPO法人働く人びとのいのちと健康をまもる北海道センター」
   http://www.inoken-hokkaido.jp/
───────────────────────────────────
 メンタルヘルス・過重労働
───────────────────────────────────
 ★「厚労省・こころの耳電話相談」
   https://kokoro.mhlw.go.jp/worker/
───────────────────────────────────
 労働条件
───────────────────────────────────
 ★「厚労省・労働条件相談ほっとライン」
  http://www.unlimit517.co.jp/url/file/449-1.html
───────────────────────────────────

 詰まり・・・

 「過労死」と認定される事自体、敷居が高過ぎる。必ずしも「労働」だけが、

 原因とは限らないから。病気、特に生活習慣病は他に理由を転嫁する事可能。

 「確かに労働時間は多いですが、他にも理由があるのでは?」逃げ道になる。

 上記、広告最大手D社に・・・

 労働局の強制捜査が入った。只、D社だけに入っても問題解決に成らないよ。

 私は、昔、主に「外国語を扱う広告代理店業務」に就いていた。勿論、この

 D社も顧客の一つだった。もう一方のH社にも出入りしていた。業界事情解。

 確かに・・・

 大きな仕事は、D社やH社が引き受ける。しかし、実務をするのは、下請け。
 http://www.unlimit517.co.jp/gnews364.html

 其れも下手をすると5、6次の下請け迄アリ。D社やH社は様々な下請けに、

 仕事を割り振る。当然、利益は最大、そして、手柄を全て自分達の物にする。

 だから・・・

 D社だけを調べても解決に成らないのは自明の理。それら残業時間の多くは、

 下請けに割り振られるだけ。「過労死」の下流現象に。残業は22時迄だと、

 笑わせるぜ。その後は、下請けに引き継ぐだけだろ。業界の仕組みに理解を。

 自殺をしたT氏は・・・

 「長時間労働」「上司のパワハラ」も然る事ながら、この「下請け任せ」に、

 心を病んでいたのではないか。私も、営業だったので「新規契約」を取った。

 営業としては最大の功績。だが、其の事により他の人の帰りがどんどん遅く。

 私は・・・

 仕事が終わったら、直ぐに帰りたい派だったが、帰れぬ。自分の取った仕事。

 我先にとは成らない。自治体関連の「コンペ(入札)」が、重なった年などは、

 月の残業時間が200時間超過。基本給を残業代が上回っていた。心身疲弊。

 それで私も・・・

 こういう状態に。肉体的な疲れより、精神的に駄目になってしまう。今なら、
 http://www.unlimit517.co.jp/gnews29.htm

 T氏の様に、ブログやSNSに其れらを綴ったかも知れぬ。其れでもT氏は、

 自殺を踏み止まれなかった。何時終わるか、分からぬ仕事程、恐い物はない。

 次第に・・・

 明日に希望を見い出せ無く成って行く。どんどん深みに嵌まり込んで行くと。

 人間、心身の疲弊が頂点に達すると「考える力」を無くす。遂には逃げ道が、

 「一つ」しか見えなくなる。現世を離れる事しか。此処迄来ると助けは無理。

 現世に戻るには・・・

 自分の力しか無くなってしまう。「何であの時、助けられなかったのか」と、

 自殺者に対する後悔を騙る人がいるが無理なものは無理。他人の言葉は耳に、

 入らぬ。肉親でも無理。助けるとすれば、其の前段階しか無い。所詮他人事。

 法律や規則で縛っても・・・

 逃げるのは「企業」だけ。「個人」は取り残される。残業の超過分は合法に、

 搾取されるだけ。「過労死」も問題だが、世の中「残業代」が加わらないと、

 生活出来ぬ人もいるのだ。だから、D社だけじゃなく下請けも直ぐ調査せよ。

 其他の企業も・・・

 勿論、此の業界だけじゃなく他の業界も。本当の意味で「サービス残業」を、

 無くさなければ、「過労死」も「貧困」も無くならない。問題の根は深いと。

 先ずは、業界の仕組みを理解する。其れじゃないと強制捜査が徒労に終わる。

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