「手軽」「簡便」は法を犯す人達にも同じ

「手軽」「簡便」は法を犯す人達にも同じ

　こんな時期に、会社は「教育」を強制。「移動自体」がリスク大きいのにね。

　本来であれば「経営者」自ら止めるべき。下らん話は長いくせに危機感無し。

　野放しかよ・・・

　「フリーマケット(フリマ)」。「フリー」＝「野放し」っていう意味なの？

　だって、最近では「盗品」や「拾得物」すら、売っているって話だしねぇ～。

　スマホの「アプリ」が普及するに従って、売買のモラルは低下しているのか。

　そんな中で・・・

　２０１９年８月、北海道のＳ市Ｔ区の道路の縁石が壊される当て逃げが発生。

　無免許の少年(当時１７歳)が「車検切れのワゴン車」を運転、事故を起こす。

　２０２０年２月「道交法違反(無免許、当て逃げ)」容疑で、少年を書類送検。

　実はこの少年・・・

　「無免許」にも関わらず、この「車」をネットからフリマアプリを使い購入。

　言い訳は「あと１年で免許を取れたが待ち切れなかった」。「無免許運転」

　の恐れを知りながら売った会社員も書類送検。「無免許自動車提供」容疑で。

　ネットで買った「車」を・・・

　「無免許の少年」が運転し、事故を起こす等のトラブルが道内で２０１８年

　以降、少なくとも４件発生。２０１８年１０月には「無免許の少年(１９)」

　の「車」がＳ市Ｍ区で橋の欄干に衝突。この「車」は同乗の中３男子が購入。

　フリマアプリで・・・

　「車検切れの車」を８万円で。売主には「２０歳です」と嘘を。事故前には

　運転もしていた。中学生は「生年月日の登録は任意だったので購入出来た」。

　フリマアプリの中古車販売は急拡大中。取引額は１８年約４１０億円に達す。

　其れまでの３年間で・・・

　約１．５倍増加。主な理由は「手軽さ」。十分な「身分確認」を求められず、

　誰でも車を購入出来てしまう危険さを孕んでいる。アプリ運営会社の多くは、

　「免許の有無」「年齢確認」を当事者に委ねている。面倒な事は自己責任だ。

　あの「メルカリ」も・・・

　「車の取引」に「年齢制限」を設けていない。その上で「利用者が虚偽の年

　齢を登録しても見抜くのは難しい」と嘯く。「取引ルール見直し」を検討は

　しているみたいだが、現状は「免許証提示まで求めると新規利用に弊害」と。

　「ヤフオク」は・・・

　１８歳未満の「車の購入」を禁止しているが「年齢の証明迄は求めていない」

　どちらにしても「利便性重視」である。フリマアプリと、同様のサービスを

　掲示板で提供する「ジモティ」は４月から「免許証など身分証明書」義務付。

　「個人情報保護」の点から・・・

　全てのユーザーに「身分証明書の提示」は無理かも知れない。だが、せめて、

　「車」などを含む"高額品"に限っては「身分証明書の提示」を義務付けした

　方が良い。運営会社には取引の場から危険を生み出さない社会的責任がある。

　「儲け至上主義」の為には・・・

　「手軽」「簡便」が優先される。その為に起こる「不都合」には目をつぶる。

　此れでは「運営」の責任を果たしていないだろう。其れらを、逆手に取って、

　少年達は「無免許」を隠し、自動車を購入する。そして、欲望を運転仕出す。

　「ステイ・ホーム」で・・・

　尚更、購買意欲や欲望が湧くかも知れないよ。家には居たくないだろうから、

　車を買って、仲間と一緒に遊ぶ。ある意味「感染拡大」にも手を染めるかも。

　やるなら、今しかないだろう。「身分確認」の項目を増やす位出来るだろう。

　そして・・・

　その作業は出社する事なく、「リモート」操作で充分だろう。今やらないと

　駄目だよ。こういう時だからこそやる。少年達の「罪の芽」を摘んでおく様。

　利用者にとって「手軽」「簡便」は法を犯す人達にとっても同じなのである。