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「公訴時効撤廃」から「犯罪抑止力」を考える
私の場合「コロナ前」と「コロナ後」の生活が殆ど変わらない。仕事も同じ。 「外出自粛」=「普段の生活」。其れ位「外出」は殆どしない。オタク三昧。 「時効」・・・ 被害者や遺族にとって、これ程、忌々しいものは無い。特に「殺人」は尚更。 2004年11月まで最高刑が死刑の「殺人」や「強盗殺人」の「時効」は、 15年であった。此れでは幾らなんでも短過ぎるだろう。遺族の無念が滲む。 但し、この年の12月に・・・ 「刑事訴訟法」の改正で「公訴時効」が15年から25年に。只、施行後の http://www.unlimit517.co.jp/url/file/509-2.html 事件を対象とし、2004年までの事件は「従来の時効(15年)」を維持す。 10年延びたものの、中途半端な感じは否めない。前の事件には不適用だし。 何が問題点だったのか・・・ 従来の「刑事訴訟法」では、時間の経過で「証拠が散逸」し、公正な裁判が 難しいなどの理由から起訴には「時効」があったとの事。だが、以前よりも 「被害者救済」の動きが高まり、複数の遺族会などの強い要望も後押しする。 そして、遂に・・・ 2010年4月、生命侵害犯の内、最高刑が死刑である「強盗殺人」「殺人」 の「時効」を廃止し、「強姦致死(現在は強制性交致死)」などの「時効」は 延長するとした改正法が成立、即日施行。施行前に発生した事件にも適用す。 ─────────────────────────────────── *此れにより1995年4月28日以降に発生した殺人事件の時効が消滅。 ─────────────────────────────────── 全国で・・・ 過去15年間に発生した「殺人」が絡む未解決約370の捜査本部事件対象。 2020年5月27日で「公訴時効撤廃」から10年。対象の未解決事件は 5月末時点で390件。それではこの10年で「殺人事件」捜査に変化は? 実は・・・ 「公訴時効撤廃」後、適用対象となり、その後、解決に至った捜査本部設置 の「殺人」「強盗殺人」事件が少なくとも4件あった。発生から16〜20 年間が経過。制度が撤廃されていなければ15年の「時効」が成立したかも。 この4件とは・・・ ─────────────────────────────────── 1997年4月 ─────────────────────────────────── ●三重県上野市(現・伊賀市)の男性殺害。 同県警が2013年2月強盗殺人容疑で男を逮捕。 ─────────────────────────────────── *殺人の捜査本部で、発生から15年以上経過して、手配されていない 容疑者が逮捕された「初のケース」。「DNA鑑定」が決め手になる。 ─────────────────────────────────── 1998年2月 ─────────────────────────────────── ●北九州市の元漁協組合長殺害。福岡県警が2014年9月殺人容疑で 特定危険指定暴力団「工藤会」トップら2人逮捕。 ─────────────────────────────────── ●栃木県国分寺市(現・下野市)の男性殺害。同県警が2018年10月 殺人容疑で死亡していた男を書類送検。 ─────────────────────────────────── *既に死亡していた男を「DNA鑑定」で容疑者と特定。 ─────────────────────────────────── 2002年12月 ─────────────────────────────────── ●東京都足立区の男性殺害。警視庁19年1月強盗殺人容疑で出頭の男逮捕。 ─────────────────────────────────── *2014年に導入した最新装置で「遺留指紋」を鮮明化し、男と一致。 ─────────────────────────────────── 4件の内3件は・・・ ─────────────────────────────────── 『科学捜査』によって、停滞していた事件が急展開 https://www.npa.go.jp/hakusyo/h20/honbun/html/kd320000.html ─────────────────────────────────── 【DNA鑑定】 ─────────────────────────────────── ■特に目覚しい進歩を遂げている。 ■長期コールドケース(未解決事件)の劣勢を挽回する強力な武器。 ■「時効」が無くなった今、DNA型さえあれば永久に罪が問える。 ■DNA型鑑定の精度が飛躍的に向上した事で「冤罪」の防止にも役立つ。 ■「565京人に1人」で示される程になった現在の「個人識別率」 ■2019年4月以降「新試薬」の導入で驚異的な数字に跳ね上がる。 ─────────────────────────────────── 警察庁は・・・ ─────────────────────────────────── ■1992年全国の警察本部に「DNA型鑑定」を本格導入 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── ■2004年から「DNA型のデータベース(DB)化」を開始 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── ■採取した唾液など「容疑者資料DB」は2017年100万人突破 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── ■「鑑定件数」も2013年以降30万件前後で推移。捜査の決め手に。 ─────────────────────────────────── 【指紋鑑定】 ─────────────────────────────────── ◆以前から「証拠の王様」。更に「高度化」している。 ◆警察庁は2013年「指紋の成分」であるアミノ酸を光らせて見える様 にする装置「グリーンレーザー」を全国に配備し、採取能力が向上。 ─────────────────────────────────── *「DNA型」と「指紋」 =「全く異なる個性と証明力を持った客観的証拠の武器」 ─────────────────────────────────── 其れでも・・・ 「死刑上等」という犯罪者が出現すると、科学が進歩して、逮捕が出来ても、 多くの人を犠牲にしない為には「抑止」が必要になる。だが、「死刑」をも 厭わないのなら、どんな「抑止力」があるのだろう。私には、思い付かない。 一概には言えないが・・・ こういう犯罪者は幼少期に「親の愛情」を充分に得られていない場合が多い。 「DV」や「放置」などの憂き目にあっている。その後、尚更、家庭内には 自分の居場所がなくなり、モンスター化が激しくなり、親子との関係も断つ。 そして・・・ そのモンスターは、自分の感情を抑える者もいなくなって、感情が妄想肥大 して行く。そして、遂には、他人を自分の毒牙に掛けてしまう。こういう輩 に「反省」や「謝罪」を求めても無理だし、虚しいだけである。仮初だから。 京アニ事件のAは・・・ 医療関係者に対して「優しさ」を受けたと述べている。此れは本当だと思う。 其程、誰からも「優しさ」を受けられずに、自分本位に傷付き、憎しみ募る。 彼は「優しさ」の渇望から、他人を巻き添えにした。「抑止力」=「優しさ」 私は・・・ 非常に大雑把で捉えどころのない「概念」=「優しさ」が、実は「抑止力」 になり得るのではないかと考える。其程、人間的な「優しさ」に飢えている。 そして、「優しさ」に欠けた人間は他に「優しさ」を与えることが出来ない。 そういう人間が・・・ 「親」になる。「子供」を育てる。「心」がなく「形」だけに拘ってしまう。 余りにも「形」に拘ってしまうと、思う通りにならないと「DV」諦めから 「放置」という道を選ぶ。そして、「子供」をどんどん追い詰め、関係断ち。 恐らく・・・ 子供は見放され、捨てられたと思うだろう。その「憎しみ」が消えることは、 其れ以上の「優しさ」が得られるまで消える事は無い。その「憎しみ」等が 「犯罪」を生み出すとしたら「抑止力」は「優しさ」しかない。どうしても。
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